Basic knowledge of counting years and age

基本的に長寿祝いは、『数え年』で祝います。

現在、日本では誕生日に年を重ねる”満年齢”という数え方が一般的ですが、昔は”数え年”という数え方が一般的でした。長寿祝いを含めた行事や慣習では、今でも数え年が採用されていることが多いです。そのため、古い行事や慣習で年を数える際に迷ってしまう方が増えています。

そこで、今回は長寿祝いの数え方に関して解説します。また、数え年と満年齢を基本も解説するので、身近に長寿を迎える方がいる場合は、本記事を参考に年齢の数え方を知っておいてください。

 

1.長寿祝いは満年齢?それとも数え年?どちらで祝う?

Do you celebrate longevity when you are counting years or at full age?

数え年:生まれた日を「1歳」としてお正月に年を重ねる

満年齢:生まれた日を「0歳」として誕生日に年を重ねる

長寿祝いは、「数え年」で祝うのが基本です。ほかにも、七五三、厄年などは、現在でも数え年を採用するケースが多いです。

数え年は、日本で使われていた昔の数え方です。戦後までは、この数え方が採用され、その後、法律の制定によって満年齢が一般的になります。

【長寿祝いを数え年で祝う場合】

数え年 満年齢
還暦 (かんれき) 61歳 満60歳
古希(こき) 70歳 満69歳
喜寿(きじゅ) 77歳 満76歳
傘寿(さんじゅ) 80歳 満79歳
米寿(べいじゅ) 88歳 満87歳
卒寿(そつじゅ) 90歳 満89歳
白寿(はくじゅ) 99歳 満98歳
百寿(ひゃくじゅ) 100歳 満99歳

上記に数え年で長寿祝いを祝う際の年齢をまとめてみました。

現在の数え方である満年齢を基準に考えると、数え年は長寿祝いで決められている年齢の1年前に祝う形になります。

ただし、還暦のみ1年前ではなく、数え年で61歳を迎えた年齢、つまり満年齢で60歳の年に祝います。そのほかは、長寿祝いの1年前が祝う年です。

続いて、満年齢で祝う場合を解説します。

長寿祝いは数え年で祝うのが基本ですが、実は満年齢で祝っても問題ありません。そのため、家系のルールに沿って数え年、または満年齢どちらで祝うかを決めましょう。

ちなみに、現在では七五三なども、満年齢で祝うのが基本的となっています。

満年齢は、いわゆる現在の数え方です。誕生日に年を重ねる数え方ですが、厳密には誕生日の前日に年を重ねます。この点に関しては、このあと詳しく解説するのでお見逃しなく。

【長寿祝いを満年齢で祝う場合】

満年齢
還暦 (かんれき) 満60歳
古希(こき) 満70歳
喜寿(きじゅ) 満77歳
傘寿(さんじゅ) 満80歳
米寿(べいじゅ) 満88歳
卒寿(そつじゅ) 満90歳
白寿(はくじゅ) 満99歳
百寿(ひゃくじゅ) 満100歳

満年齢の場合は、長寿祝いの年齢を迎えた年の誕生日を基準に祝えば問題ありません。こちらの方がわかりやすく長寿祝いが祝えます。

・数え年とは?

数え年は、日本で古くから使われていた数え方です。明治6年2月5日の「太政官布告第36号(年齡計算方ヲ定ム)」により、年齢計算に満年齢が使われるようになりました。

ただし、この頃は旧暦における年齢計算には、まだ数え年が使われていました。

その後、1902年12月22日に施行された「年齢計算ニ関スル法律(明治35年12月2日 法律第50号)」によって、これまでの「太政官布告第36号(年齡計算方ヲ定ム)」が廃止され、旧暦の数え方も満年齢に一本化されます。

そして、満年齢が一般化されたあとも、数え年が使われ続けた背景もあり、1950年1月1日施行の「年齢のとなえ方に関する法律(昭和24年5月24日 法律第96号)」から、国や地方公共団体に対して満年齢の使用が義務付けられました。

数え年は戦前から使われていた数え方のため、昔の行事や慣習で年齢を数える際に、現在でも数え年を使う方は多いです。

・満年齢とは?

満年齢は、現在一般的となった数え方です。日本を含めて海外でも満年齢での数え方が基本となっています。満年齢は、生まれた瞬間を0歳として誕生日を迎えるごとに年を重ねます。

この際、厳密には誕生日の”前日の0時”に年を重ねることになります。

例えば、4月10日に誕生日を迎える方は、前日の4月9日に年を重なる形です。いわゆる早生まれが1月1日から4月1日までなのは、満年齢の数え方が影響しています。

数え年で行事や慣習を祝うよりも、満年齢の方がシンプルでわかりやすいです。数え年が難しく感じたら、満年齢で長寿祝いを行いましょう。

 

2.長寿祝いを数え年や満年齢で祝う場合はいつがいい?

When should you celebrate longevity celebrations in a few years or at full age?

長寿を祝う数え方を理解したあとは、いつ祝うのかを知っておきましょう。どちらも数え方が異なるため、もちろん祝う時期も変わります。

数え年で長寿祝いを行う場合は「お正月」が適しています。数え年は、1月1日に年を重ねるため、その付近である、お正月あたりに開催するのが一般的です

お正月なら、家族や親戚も集まりやすいため、長寿祝いの開催にぴったりです。

一方、満年齢で長寿祝いを行う場合は「誕生日」が適しています。満年齢は、誕生日に年を重ねるため、同時に開催するのがおすすめです。普段行っている誕生日と一緒に開催すれば、準備する側の負担も減ります。

ほかにも、長寿祝いはゴールデンウィーク、敬老の日、お盆などの時期が適しています。また、こうした日以外にも予定があれば、いつ開催しても構いません。

長寿祝いの日は存在しないので、家族や親戚の予定が合う日に開催しましょう。

 

3.現代の長寿祝いは数え年・満年齢どちらでもOK!

Modern longevity celebrations are OK for both years and ages!

長寿祝いは数え年または満年齢どちらで祝うのか解説しました。

本記事で数え方に種類があることを知った方は多いのではないでしょうか。私たちが普段利用している満年齢という数え方は、戦後から一般的になったものです。

数え年と満年齢の背景を知っておくと、より行事や慣習への関心が深まります。

現代の長寿祝いはどちらの数え方で祝っても問題ありません。これまで、長寿祝いをはじめとした行事や慣習は、どちらで祝っていたかを元に考えると決めやすいです。

現代では、数え年よりも満年齢で祝うことが増えています。身近な方の長寿祝いを祝う方は、数え年または満年齢どちらかで祝いましょう。

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