なぜ還暦祝いは赤色が選ばれる?シンボルカラーとなった3つの理由について

赤と黒のチェック柄のマフラーを巻いた羊

還暦祝いのグッズと言うと、何かと赤色がテーマになるものが多いですよね。

しかし「どうして赤色ばかりなのだろうか」「赤色じゃないといけないのか」と考える人もいるのでは?

お祝いのためであれば本人が好きな色の物を選ぶのが一番喜んでもらえるでしょうし、何の理由も無く赤色ばかりがピックアップされているとは考えづらいですよね。

そこで、この記事ではなぜ還暦祝いで強調されている色が赤色なのか、シンボルカラーとなった3つの理由についてご紹介します。

 

還暦祝いはなぜ赤色?

青いエプロンをつけた女性が頬に指をあてて何か考え事をしている様子

還暦祝いと言えば、赤いちゃんちゃんこに赤い頭巾、そして赤い座布団が有名ですよね。

どれも赤色の物ばかりで華やかな印象ですよね。

ただ、古くからなぜ還暦祝いには赤色のものが選ばれているのでしょうか。

実は、縁起の良さや還暦祝いの由来などに関係して、還暦祝いに赤色がシンボルカラーとなっている理由があります。

 

還暦祝いに赤色がシンボルカラーになった理由3つ

赤い薔薇の花束

早速、還暦祝いに赤色がシンボルカラーとなった理由を3つご紹介します。

古くから赤色のものが還暦祝いに選ばれている理由を知り、プレゼント選びに活用しましょう。

理由①:「赤ちゃんになぞらえて赤色を選んでいる」

還暦とは、毎年干支と十干それぞれから一つが選ばれた組み合わせによって決まっています。

この干支は、60年で一周することになります。

60年で一周して、その人が生まれた暦に戻るわけですから、その人は再び赤ちゃんとして人生の再スタートを切ったということを意味すると考えられています。

そのため、赤ちゃんになぞらえて、赤い物を贈り物に選ぶのだというのがこの理由です。

理由②:「赤は古来より特別で神聖な色とされているから」

厳島神社の赤い鳥居

赤という色は、世界の文化を見ても特別な色とみなされることが非常に多く、日本においてもこれは同じことが言えます。

例えば、古代まで歴史をさかのぼると酸化鉄から作りだされた赤色の染料を使って壁画に絵を描いて呪術的な要素を加えていたということが知られています。

また、五世紀ごろには紅花から作られた赤の染料は極めて貴重で、殿上人のみが着用できる色とされていました。

そして、鎌倉時代のように武士が台頭する時代においては、赤色は勇ましさの象徴とされて多くの武人に愛されてきたという歴史があります。

神聖な色と言うことで言えば、一番イメージしやすいのは神社の鳥居でしょう。

京都の伏見稲荷大社にある千本鳥居などは、美しい赤色に塗られた鳥居が荘厳な雰囲気を醸し出しています。

理由③:「赤には魔よけの意味合いがあるから」

神聖な色として神社の鳥居についてご説明しましたが、この神域における赤は魔に対抗する色として扱われてきた歴史を有しています。

つまり、還暦祝いにおける赤色には、魔を退けてこれからの人生における幸福を願うと言った意味が込められているわけです。

最近では還暦祝いの色は、祝われる側の好みに合わせても良いといった考えが広まっており、赤色以外のものが贈られることもあります。

しかし、伝統的な赤色にもこうした意味があるということを考えて、しっかり選ぶと良いでしょう。

 

赤色が与える効果

ピンクの花で作られたわっかを頭につけ、赤い服を着ている外国人の女性

赤色は魔除けや厄除けのパワーがあると言われていますが、他にも赤色にはさまざまな効果が期待できます。

赤色には太陽や炎といった熱く活発なイメージがあり、気分を高揚させたり、元気を与えてくれたりする効果があります。

これから第二の人生を歩み始める還暦を迎える方へ赤色のものを贈ることで、「これからも元気でいてね」といった明るい気持ちを伝えることができますね。

また、赤色は注目されやすく欲望を刺激する色ともいわれています。

そのため、赤色のものを身につけている女性は周りの目を引きますし、魅力的に映るのです。

還暦を迎えた後も若々しく魅力的な女性でいてほしい、という願いを込めて、ファッションアイテムやアクセサリーに赤色が一部に使われたものを選ぶと喜んでもらえるでしょう。

例えば、赤色のマフラーやストール、ルビーのアクセサリー、デザインの一部に赤色が使われた腕時計、キーケース、万年筆、赤ワインなどが人気です。

赤色には魔除けや厄除け以外にも、活力や元気を与えるなどの効果が期待できますので、還暦祝いのプレゼントには赤色が使われているものを選んでみてはいかがでしょうか?

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還暦祝いに人気の赤色プレゼント

赤の包みにゴールドのリボンがついたプレゼントボックス

還暦祝いに赤色がシンボルカラーとなった理由や、赤色が与える効果を確認したところで、還暦祝いに人気の赤色プレゼントをご紹介します。

赤いファッションアイテム・洋服

男性用の服の売り場にポロシャツがたたんで陳列されている

古くから還暦祝いに贈る風習のある赤いちゃんちゃんこですが、現代では実用性が低い点からプレゼントとして贈る方が少なくなっています。

赤いちゃんちゃんこに代わるプレゼントとして、実用性のある赤い洋服や赤いファッションアイテムを選ばれる方が多くなっています。

先ほども説明したように赤色には魔除けの力があることから、赤い身に着けるアイテムは縁起の良さが感じられ喜ばれます。

ファッションアイテムの場合には、赤いバッグや腕時計、キーケース、パスケース、アクセサリーなど自然に持ち歩けるアイテムがおすすめ。

洋服の場合には、冬には赤いカーディガンやセーター、夏には赤いTシャツやポロシャツなど季節に応じたアイテムを選びましょう。

ただ、明るすぎる赤色は普段の生活で使いづらくなってしまうため、落ち着いた赤色やワインレッドなどを選ぶのをおすすめします。

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赤色のバラ

赤い薔薇の花束と紙製の赤いハートが無造作に置かれている様子

華やかな雰囲気を演出できる花束のプレゼントも還暦祝いには人気があります。

特に、シンボルカラーの赤色と合わせた赤色のバラの花束は、還暦祝いに多くの方に選ばれる傾向にあります。

生花でも良いですし、最近では長く美しい状態を保つプリザーブドフラワーのバラの花を還暦祝いに選ぶ方も増えています。

プリザーブドフラワーを贈る場合には、壁に掛けるタイプやボックスに入ったタイプ、籠に入ったタイプなどさまざまなタイプから選べます。

生花にしてもプリザーブドフラワーにしても、赤色のバラを贈る際には気持ちのこもったメッセージカードや手紙を付けると喜んでもらえるでしょう。

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