喜寿祝いの食事会はどうやって開催する?すぐに分かるおすすめの場所や相場を解説!

喜寿祝いの食事会はどうやって開催する?すぐに分かるおすすめの場所や相場を解説!

喜寿祝いをはじめとする長寿祝いで悩むのが食事会のこと。喜寿祝いのプレゼント選びが終わったあとにどこで食事会を開催するか悩む方は増えています。そこで、今回は喜寿祝いの食事会はどうやって開催するのかまとめてみました。

喜寿祝いの食事会におすすめの場所や相場、自宅で開催する場合の流れなど盛りだくさん。これから喜寿祝いの食事会を開催する予定のある方は、本記事で食事会のすべてを知ってください。

1. 喜寿祝いの食事会はどうやって開催するの?

喜寿祝いの食事会はどうやって開催するの?

喜寿祝いの食事会を開催するときに気になるのは開催する方法ですよね?食事会について詳しく知る前にまずは喜寿祝いに関して理解を深めておきましょう。

喜寿祝いは77歳を迎えたときに祝う長寿祝いです。還暦祝い、古希祝いの次に訪れる長寿祝いで、還暦や古希に比べると少しだけ知名度が低いです。もともと、喜寿祝いは日本発祥の長寿祝いと言われており、中国にルーツがある還暦や古希とは違います。

喜寿祝いのテーマカラーは古希と同じで気品あふれる「紫」です。喜寿を迎えた方にぴったりな色合いで、紫を中心としたプレゼントを贈るのがおすすめ。

そんな喜寿祝いの食事会をどうやって開催するの?と悩んでいる方は多いです。まずは、食事会の準備や日程、注意点を理解して喜寿祝いの食事会を計画しましょう。

・食事会に向けて準備すること

喜寿祝いの食事会を開催する前に、まずは誰を呼ぶのか?招待する人をリストアップしておきましょう。食事会に集まる人数によって食事会を開催する場所や自宅なら食事の量が変わってきます。還暦祝いや古希祝いの食事会を開催した経験のある方は、同じ人たちを中心にリストアップしておくといいです。

出席者に見当がついたらレストランや料亭を予約しましょう。自宅開催の方は用意する食事の買い出しなどを行ってください。

食事会と聞くと特別なマナーやしきたりがあると考える方は多いですが、身内や親戚で開催する場合は特別なマナーはありません。ただし、職場の方やご友人を呼ぶ場合は少し格式張った挨拶や祝いの言葉が必要なこともあります。

・みんなが集まれる日に予定しよう

食事会でもうひとつ重要なのが日程の確認です。家族だけで喜寿祝いを開催する場合は日程の調整がしやすいですが、親戚や職場の方ご友人を呼ぶ場合は早い段階で日程を整える必要があります。

特に、遠方の方を呼ぶときはあらかじめ日程を聞いて、その方に合わせるなどの工夫をしましょう。ただ、喜寿祝いは還暦や古希に比べると優先度が低いので家族や親戚だけで開催しても問題ありません。

2. 喜寿祝いの食事会におすすめの場所は?

喜寿祝いの食事会におすすめの場所は?

喜寿祝いの食事会はどこで開催するのがいいのか?おすすめの場所をまとめてみました。開催場所ごとのメリットもまとめてみたので、これから食事会を開催する予定のある方は参考にしてみてください。

・レストラン

・レストラン

喜寿祝いの食事会というと最初に候補に挙がるのがレストランでの開催です。レストランで開催する場合、自宅に比べて料理の準備や段取りを決める必要がありません。すべてレストラン側に任せられるので家族や親戚との会話に集中できます。

自宅で開催する場合、料理の準備、段取り、後片付けとやることが多いです。その点、レストランなら喜寿を迎えた方とのお話に花を咲かせられます。また、普段は利用しないような高級感のレストランを予約すれば、喜寿祝いの思い出をいつまでも残すことが可能です

レストランで食事会を行うならすでにメニューが決まっているコース料理がおすすめです。最近では長寿祝いを含めた祝い事に適したコースを用意しているレストランもあるので、まずはレストラン側に確認してみましょう。

メリットが多いレストランですが、場所によってはデメリットも多いです。例えば、個室ではないレストランを選んでしまうと、お子様がいる場合ほかのお客様に迷惑をかけないよう配慮する必要があります。こうした場合は個室のあるレストランを優先的に探して食事会を開催しましょう。少し値は張りますが個室の方が周りの目を気にせずに食事できるのでおすすめです。

・旅館、ホテル

・旅館、ホテル

旅館やホテルで開催する場合は予約したプランに食事が含まれていることが多いです。長寿祝いのプランなら食事会と一緒にちゃんちゃんこや帽子を用意してくれていることもあり、より喜寿祝いの思い出を残せます

旅館やホテルなら移動も楽なのでそのままお部屋に戻って休める点はメリットです。特に、喜寿を迎えたお身体が悪い方に旅館やホテルでの食事会はおすすめです。長寿祝いのプランに食事会があるかどうかは内容によって異なるので、まずは旅館やホテルに問い合わせてみてください。

・自宅

・自宅

長寿祝いの食事会を自宅で開催する方は増えています。自宅で開催するメリットは多いです。家族だけでリラックスして喜寿祝いを楽しめる、レストランや旅館・ホテルに比べて費用がかからない、喜寿を迎えた方の好みに合わせて料理を用意できるなど

また、自宅で開催すればプレゼントをその場で楽しんでもらえます。例えば、お酒をプレゼントした場合その場で味わってもらえたり、洋服をプレゼントすれば身に付けたりしてもらえます。自宅ならではの楽しみ方ができるのでレストランや旅館・ホテルよりも自宅が良いという方が増えているんですね。

ただし、自宅開催の場合食材の準備や料理の支度、後片付けなど時間がかかります。ほかにも人数や日程の調整も必要なので開催する側としてはリラックスできないかもしれません。自宅で食事会を開催する場合はこれらの点に注意して開催しましょう。

3.喜寿祝いの相場はどれくらい?

喜寿祝いの相場はどれくらい?

続いて、喜寿祝いの食事会の相場に関して紹介します。食事会の相場は開催する場所によって異なるのでどれくらいの費用がかかるのか?さっそく、各費用を確認していきましょう。

食事会の相場はレストラン、旅館・ホテル、自宅など開催する場所によって異なります。この中でも一番相場が高いのは旅館・ホテルです。食事会がプランに含まれているため、プラン料金そのものが食事会の料金のようになります。そのため、プランの相場が1人あたり2万から10万程度なのでもっとも相場が高いです

続いて、レストラン。レストランのランクによりますがコース料理なら1人あたり5,000円から2万円ほどです。コースの価格を確認した上で予算に収まるか確認しておきましょう。また、喜寿の方の好みの料理を提供してもらいたい場合には、コースの内容を変更することができるお店もありますので、コース内容を事前に確認し相談しましょう。

最後は自宅です。お寿司やケーキなどを用意したとしても1人あたり数千円程度で収まります。この中ではもっとも費用が少ないのでプレゼントにお金をかけたい方やできるだけ節約したい方は自宅で食事会を開催してください。

4.喜寿祝いの食事会は自宅で行うのがおすすめ?

喜寿祝いの食事会は自宅で行うのがおすすめ?

本章でおすすめする自宅での食事会について紹介します。喜寿祝いの食事会をどこで開催して良いか悩んでいる方はこの章を読んで自宅での開催を検討してみてください。実は、自宅での開催にはさまざまなメリットがあります。

・自宅で開催するメリット

・自宅で開催するメリット

喜寿祝いの食事会を自宅で開催する最大のメリットは費用が安いこと。レストランや旅館・ホテルに比べて費用が安いです。自宅で食材を用意して調理するため、場合によってレストランや旅館・ホテルの10分の1程度に収まります。

喜寿祝いのプレゼントに費用をかけたい方は自宅で食事会を行えば、より良いプレゼントを贈ることが可能です。自宅開催なのでお身体が不自由の方でも体に負担をかけずに喜寿祝いが行えます。

家族水入らずで喜寿を迎えたい、できるだけリラックスして祝いたい方に自宅開催がおすすめです。周りを気にせずに家族の時間を楽しみたい、会話を周りに聞かれたくない、という場合には自宅での開催を検討してみてはいかがでしょうか。

また、主役である喜寿の方の好みの料理を用意しやすい点も挙げられます。料亭やホテル、レストランではコースで内容があらかじめ決まっていますが、自宅であればお取り寄せなどを利用して好みに応じて料理をそろえることができます。手作りのケーキを振る舞う場合にも自宅では持ち込み料などを気にする必要がありません。

・自宅開催の流れとは?

・自宅開催の流れとは?

自宅で食事会を開催するなら、まず人数を把握しましょう。家族や親戚、友人など何人呼ぶかリストアップしておけば準備に困ることはありません。人数が把握できたら少人数ならそれぞれに空いている日程を聞いて調整、大人数ならこちら側から日程を提示しましょう。

人数と日程が決まったら食材の準備をしましょう。喜寿を迎えた方が好きな料理を中心に準備すれば問題ありません。また、祝い事の定番である赤飯や鯛料理、ちらし寿司などもおすすめです

別途ケーキなども購入しておけば食事後の会話も弾むことでしょう。ケーキは手作りでも喜ばれますし、最近では表彰状型のケーキや似顔絵ケーキなど気持ちを乗せたケーキも人気があります。

食事会がはじまったら頃合いの良いときにプレゼントをサプライズで渡しましょう。喜寿祝いのプレゼントを自宅で渡せばその場で楽しんでもらえます。

5.喜寿祝いの食事会を自宅で行う場合のおすすめプレゼント

喜寿祝いの食事会を自宅で行う場合のおすすめプレゼント

喜寿祝いの食事会を自宅で行うメリットや開催の流れを確認したところで、喜寿祝いに喜ばれるおすすめプレゼントを最後にご紹介します。

・花束

・花束

お祝いの際の定番プレゼントである花束。喜寿祝いの食事会を自宅で行う場合にも、お祝いムードを高め場を華やかにする効果がありますのでおすすめです。

喜寿のテーマカラーは紫色なので、紫色を基調とした花束を贈りましょう。還暦祝いの際には赤色のバラが選ばれることが多いですが、喜寿祝いにはテーマカラーに沿って紫のバラが人気があります。赤色のバラよりも珍しいことから、特別感を演出するのに最適です。

どの花を喜寿祝いに贈ればよいのか迷われた際には、花屋さんに行って相談するのが良いでしょう。予算を伝えておけば予算に合わせて最適な花束を見繕ってもらえます。喜寿の方が好きそうな花や花言葉を意識した花も相談しながら取り入れてもらいやすいです。

自宅での食事会の際にサプライズとして華やかな花束を渡して、喜寿のお祝いムードを高めましょう。

・食器

・食器

喜寿祝いの食事会の際にそのまま使ってもらいやすいのが食器のプレゼント。

食器は食事の際に使う機会が多いので、実用性の高い贈り物になります。また、食事と深い関係にありますので、「これからも楽しく健康的に食事をしてほしい」という気持ちも伝えることができます。紫のテーマカラーに合わせて、紫のお箸やマグカップなどを贈りましょう。特別感を演出するために、いつも購入しないような少々高価なものをプレゼントしましょう。

より思い出に残るプレゼントにしたい場合には、「いつもありがとう」「喜寿おめでとう」などのメッセージを入れた名入れの食器を贈るのがおすすめ。見るたび使うたびに喜寿祝いの日のことを思い出してもらえますし、ほっこり温かい気持ちになってもらえるはずです。

名入れの食器はネット通販で多く見つけることができますので、予算やデザイン性などを比較しながら選んでみてください。

・日本酒やワイン

・日本酒やワイン

自宅で食事会をする際にプレゼントするなら日本酒やワインがおすすめです。その場で楽しめるプレゼントなので食事の最中にプレゼントして一緒に楽しむことができます。日本酒やワインに合わせた料理を出せば、お酒好きの喜寿を迎えた方に喜ばれること間違いなしです。

喜寿祝いの日本酒やワインは有名銘柄のもので構いませんが、できれば喜寿祝いの思い出に残るプレゼントにしたいですよね。そこでおすすめなのが名入れの日本酒やワイン

名入れ日本酒やワインはラベルの部分に文字を入れられるプレゼントです。「喜寿 おめでとう」や「祝 喜寿」、相手の名前などさまざまな文字を入れてプレゼントできます。有名銘柄の日本酒やワインのプレゼントよりも特別感があるので喜ばれやすいです。

プレゼントを渡す時に自分の名前などが刻印されていることに驚くとともに家族からの心温まるメッセージを読んで喜んでもらえるでしょう。飲み終わった後も部屋に飾っていつでも眺めることができるので思い出に残る素敵な記念品になります。

名入れ日本酒やワインの相場は1万から2万円ほど。有名銘柄の日本酒やワインとそこまで変わらないので、世界にひとつだけのプレゼントを渡したい方はこれらのプレゼントを検討してみてください。

まとめ

まとめ

喜寿祝いの食事会について紹介しました。食事会の準備、人数、日程の決め方、おすすめの場所を参考にして素敵な食事会を開いてください。また、食事会の場所別の相場も紹介しているので、開催場所に困っている方は本記事を参考に場所を決めてみてはいかがでしょうか?

この記事では自宅での開催をおすすめしています。名入れ日本酒やワインを購入して家族水入らずの喜寿祝いを開催しましょう。喜寿は還暦、古希に続く大切な長寿祝いのひとつです。喜寿の方の思い出に残るような食事会を開催するために、本記事で食事会についてしっかりと理解してから開催してみてください。