寄せ書きやメッセージカードの内容について
定年退職を迎える方に、寄せ書きやメッセージカードを退職祝いで贈ることは一般的です。
花束などのプレゼントなどと同時に贈りますが、どのようなことを書いたら良いのかわからないという人もいると思います。
実際どのような事を書けば良いのでしょうか?
主なポイントは3つ
- 具体的なエピソードを添える
- 忌み言葉は避ける
- 感謝や尊敬・オリジナルの言葉が大切
ひとつずつ詳しくみていきましょう。
1.具体的なエピソードを添える
- ・長年の勤労をねぎらう
- ・お世話になった感謝を伝える
- ・退職後の活躍や健康を願う
以上のようなメッセージを書くことが多いですが、定番の文章だけではなく具体的なエピソードを添えることでより心のこもったメッセージになります。
例文
例としては、
「一緒に仕事をしてきて何年、充実した時間だった」
「仕事のことで相談にのっていただき頼り甲斐があった」
など具体的なエピソードを添えることで自分がどのような仕事をしていたのか実感でき、気持ちよく次の人生に進むことができると考えられます。
短いものなら、
「今後のご活躍とご健勝をお祈りします」
などの定番の文がありますが、短くても良いので具体的な感謝の気持ちを伝えるようにしていきます。
2.忌み言葉は避ける
ただし、メッセージを書くときのポイントとしては、忌み言葉は避けるようにすることが大切です。
退職祝いの忌み言葉としては、
- ・死につながる四
- ・苦労につながる九
- ・枯れる、倒れる
- ・曲がる、折れる、切れる、重い
などの言葉があります。
これらの言葉は死や老い、病気を連想させてしまうため避けることが無難です。
「ゆっくりお過ごしください」も使わない方が良い
また、近年では退職後も再雇用や趣味を楽しむ人が増えてきています。
そうした背景から、ゆっくりお過ごしくださいと伝えてしまうと気を悪くしてしまうケースもあるため、
「ゆっくりお過ごしください」
というフレーズも使わない方が良いとされています。
3.感謝や尊敬・オリジナルの言葉が大切
定年退職を迎える方に贈るメッセージは、日頃の感謝と尊敬の気持ちを伝えることが重要です。
今後の活躍を祝福するようなメッセージを伝えることで、退職する方も気持ちよく仕事を終えることができます。
インターネットでは様々なメッセージの文例がありますが、あくまでも参考にとどめておき、なるべくオリジナルの言葉を考えることも大切です。