ギルビーはビールなどを醸造して販売しているキリンビールが日本国内で販売している海外の酒造メーカーのブランドの1つとなります。

ウォッカの他にもリキュールやジン、スピリッツなど色々なお酒を取り揃えているブランドです。

 

ギルビーとワイン

ワイン

元々W&Aギルビー社は西暦1857年にギルビー兄弟がイギリスのロンドン市内にあるソーホーというエリアを拠点にして企業を立ち上げました。

そして南アフリカで製造されたワインを南アフリカから輸入してイギリスで販売するという事業からスタートしました。

その後、ワイン以外の種類のお酒を販売することによって業績をアイルランドやスコットランドで順調に積み重ねていき、

西暦1867年にオックスフォード通りに面している認知度が非常に高いビルディングを買い取ることに成功します。

このビルディングは西暦1772年にイギリスの有名な建築家が設計したものでバザーや劇場、美術画廊などに利用されてきました。

また地下にウイスキーをボトリングする装置やワインセラーを取り付けた空間を作ったのです。

西暦1875年にはフランスで自分の会社で所有するブドウ園を手に入れます。

このブドウ園はワインを生産するだけではなく、フランスで仕入れた製品をまとめておく拠点になりました。

そして輸入ワインをイギリスで販売する他にも、インド対して輸出をし始めます。

その上に純度が高いドライジンを広めたり、スコッチウイスキーの人気が高まるのを見越して色々な蒸留工場を買い取ったりしました。

そのようにして少しずつ勢力を広げていった訳です。

西暦1908年にはジンやウイスキー、ワインなどを販売することにより徐々に有名になっていきイギリスでお酒の製造をリードする地位を確かなものとさせていきました。

 

ギルビーとウォッカ

カクテル ウォッカ

禁酒法がアメリカで施行され、お酒を製造するのが廃止されて以降、約20年程で人気が高まってきたウォッカですが、

生産能力が高まり西暦1956年に白樺の樹木を炭にしたものを利用して濾過するという製法により透明感が高い味わいを出ることが出来るようになった訳です。

この製造方法により世界中で根強く支持されているスピリッツの1つとしてウォッカの市場でも立場を確立させていきました。

そしてイギリスの酒造メーカーのグループに参入して、50もの世界中の国々でW&Aギルビー社で取り扱う商品を提供することが出来るようになった訳です。

また日本国内ではキリンビールが2007年に輸入を行い、日本国内で提供する権利を得て販売をスタートさせています。

 

ギルビーウォッカの特徴

ギルビーウォッカ

 

品質の高さ

W&Aギルビー社が提供しているウォッカは、品質が高い蒸留器や工夫された製造プロセスにより実現させることが出来た高い品質が特徴です。

約35m程あるという非常に長い連続式蒸留器を取り入れて、2度繰り返して蒸留することにより純度が高いアルコールが精製され、雑味をしっかり取り除いていきます。

更に専門的に開発された貯蔵タンクで純度が高いアルコールを貯蔵して、常に品質を維持管理している訳です。

貯蔵タンクに保管されたアルコールは、厳密な条件が定められた品質検査を行いパスしたものだけが選ばれて利用されることになります。

 

甘味とコクがあり、スムーズな喉ごし

こだわりを持って行っている蒸留によって製造されているギルビーウォッカは雑味やクセがなくスムーズな喉ごしとなっている訳です。

本来のアルコールが持つ味わいだけを残した透明感を感じることが出来、純粋な味を味わうことが出来ます。

ほんのりと香ってくる甘味を追いかけるような形でアルコールが少しだけ香ってくるのです。

口当たりが柔らかく甘味とコクがあるのも特徴です。

ストレートやロックで純度が高い味を楽しめる上に、とてもクリアな味わいなため色々なカクテルのベースとして利用しやすい状態となっています。

 

リーズナブルな価格

お財布と小銭

価格がリーズナブルであるということも評判が良い理由の1つです。

150年以上の長い期間に亘って伝統的な製造方法を、ずっと守り続けて製造しているウォッカは高い品質の蒸留器で磨き上げられています。

丁寧に濾過されていて、口当たりがまろやかな味わいと、本来の洗練された香りを感じることができるお酒となっているのです。

37.5パーセントのアルコール度数となっていて一般的なものより多少低めになっているのですが、

値段が非常にリーズナブルなので初めて買って飲んでみるという人であっても購入してみやすいお酒であると言えます。

同じお酒であってもアルコール度数が45パーセントとなっているものもあるのです。

アルコール度数が37.5パーセントのものと同じ製造方法を取り入れていながらも蒸留するプロセスにおいて水分の量をコントロールすることによって、アルコール度数を高めています。

同じ味わいや風味ではありますが、アルコール度数が高まったことによって、より一層切れ味がある味わいとなっているのです。

品揃えは750ミリリットルだけとなっていますが、値段はこちらもリーズナブルであるので試しに購入してみやすいスピリッツの1つとなっています。

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