Longevity Celebration Gift

自分の両親やおじいちゃんおばあちゃん、親戚のおじさんおばさん、恩師や恩人など、この人には長く生きてもらいたいと思う人物が必ずいるはずです。

そのため、還暦や古希、喜寿などになれば盛大にお祝いしたいと考えるのが普通です。しかし、お祝いをされる側となると、話は変わります。

年金の問題もあり、65歳、70歳と昔なら隠居するのが普通だった年齢になっても働き続ける人がおり、その人からすれば、年寄り扱いしてほしくないと感じても不思議ではありません。

もしお祝いするのであれば、長寿祝いのマナーは知っておきたいところ。何に注意をすればいいのか、そのあたりを解説します。

 

長寿祝いでやりがちなお祝いする側のミス

A mistake on the side that celebrates longevity

長寿祝いのプレゼントを渡したらそれでOKではなく、それを受け取って心から喜んでくれることが重要です。

長寿祝いを渡して満足するのは不十分。どんなミスを犯しがちか確認していきます。

死ぬことを連想させる贈り物

長寿のお祝いで贈ってはならないものとして、死ぬことを連想させる贈り物があります。

櫛の場合には、「苦」や「死」を連想させるため、たとえきれいな櫛があったとしても、長寿祝いとして贈るのは避けましょう。

死を連想させるのでは、お葬式などを創造させるもの、例えば香典返しでよく登場するお茶とか、塩などもいけません。

長寿祝いでお茶などを贈るケースはあまりありませんが、特にお茶は弔事を連想させるため、注意が必要です。

贈り物とは別に花束を渡すことがありますが、その花にも注意を向けなければなりません。

例えば、椿のように花首が落ちるものは大変不吉で、シクラメンは名前の中に、「死」や「苦」が入っているので、死を連想させます。

若い人はそこまで敏感ではないものの、長く生きている人に渡すため、当然そのあたりは詳しいです。

家族であろうが、恩師や恩人であろうが、誰に対しても死ぬことを連想させるようなものを贈ってはなりません。

老いていることを思い知らせるような贈り物

いつまでも元気でありたい、現役でありたいと誰もが考え、気を張って頑張っています。

年寄り扱いはやめてほしいと考える人も当然いますが、そんな人に補聴器や杖を渡せば、明らかな当てつけ、年寄り扱いと感じ、せっかくの贈り物を不機嫌な顔、不愉快な心境で受け取る形にさせてしまうので注意です。

贈る側からすれば善意で、高い補聴器や杖を買ってるかもしれませんが、受け取った側の心が大事であり、そこを配慮しないのは単なる自己満足です。

最近話題を集める拡大鏡も、人によっては当てつけのように感じてしまうかもしれません。あくまでも、長寿のお祝いは、その人にとっての新たな門出と言えます。

定年を迎え、今までとは違う生き方をしていく人にこれまでの労いをして、もっと長く生きていてほしいという気持ちからお祝いをします。

補聴器や杖などは確かに必要かもしれません。でも、モノにはタイミングがあることを認識しましょう。

明らかに趣味に合わない贈り物

仕事ばかりに打ち込んできた人が還暦を迎えた、最近家ばかりにいて外に出ないので古希を機会に、外に出るような趣味を持ってほしいと、様々なものをプレゼントするケースが見られます。

それ自体はとてもいい心がけなのですが、例えば音楽を全くしない人に、いきなり楽器を渡したところで、その人が一切興味を持たなければ贈り物として成立していません。

受け取って喜ぶどころか、困惑させているからです。

スマートフォンを持っていないからとスマートフォンをプレゼントするのも同じで、便利にはなりますが、その人にとっては未知の機械です。

使い方が分からず、結局老いを感じさせてしまい、こちらも喜ぶような展開になりません。趣味に合わない贈り物を贈ることは、相手を困惑させるだけ

何を贈れば相手は喜ぶだろうかという視点が全くなく、お祝いをする姿勢として少し不真面目と言われても致し方ないでしょう。

本人の意にそぐわない贈り物

外側から見ていれば、おしどり夫婦、夫婦円満に見えても、実際のところ、本当にそうなのかは当人しか分かりません。

そんな中で、夫婦水入らずで旅行に行ってほしいと善意で温泉旅行をプレゼントしても、人によっては浮かない顔をします。2人だけで行っても会話がなく、面白く感じられないからです。

贈り物自体はうれしいけれど、同時に勘弁してほしいと感じる気持ちもあり、そう考えると意に沿った贈り物とは言えません。

この場合も、当人たちの人間関係などに発想が及ばず、これを贈れば喜んでくれるだろうと若干見切り発車な部分があります。

どうせ贈るのであれば、当人たちの状況をしっかりと見極めた上で、何を贈れば迷惑をかけないのか、そのあたりの姿勢が必要でしょう。

 

喜んで贈り物を受け取ってもらえるためにすべきことは?

What to do to receive a gift

せっかくであれば贈り物を渡して、その人が笑顔になってほしい、喜んでほしい、そう願うのが普通です。

そのためにはどんなことを事前にしておくべきか、ここではその準備などを解説します。

徹底したリサーチをすべし!

Do research

なぜ贈り物に渋い顔をするのか、それはリサーチが足りないからです。これが欲しいと感じたものを、贈り物で渡されれば誰だって喜びますし、大切に使おうと思います。

子供へのクリスマスプレゼントがそうですが、サンタさんがあたかも自分の気持ちを分かってくれたかのように感じて、大切に使おうとします。

それは大人になり、長寿のお祝いをされるまでいき続けた人にとっても同じことです。

サプライズだったとしても、例えば、近くの人に聞いて何が欲しいのかを聞いてみたり、趣味として何を始めたかを確認したりして、それに見合ったものをプレゼントするのがおすすめです。

これなら明確に贈るべきものが分かるため、失敗することがありません。贈り物だって何万円もするもの、それに見合ったリサーチはしておきましょう。

相場に合ったものを渡す

Give what suits the market

長寿祝いには相場があり、例えば両親に対しては3万円や5万円あたりが相場、恩師や恩人なら5000円や1万円が相場となります。この相場の中で贈り物を渡すことが1つのマナーです。

これを逆の立場から考えると、両親から急に高価なプレゼントを贈られれば、何か裏があるのではないかとかどんな見返りを求めているのかと素直に受け取ろうとせず、疑心暗鬼になってしまうかもしれません。

それは両親や恩師、恩人だって同じことです。

いきなり息子から何十万円もするプレゼントを渡されれば、感謝の気持ちかもしれませんが、何か見返りを求められるのかとか、何か悪いことをしているのではないかなど、全く意図しない形に受け取られる可能性があります

それはすべて相場から外れているから。相場に見合ったものであれば、普通の長寿祝いとして受け取ってくれます。ですので、相場から外れないことが求められます。

贈る前に確認しておきたい長寿祝いの予算!

みんなで喜びを共有できるものにする

We give something that everyone can share joy with

趣味のものをプレゼントすることもいいですが、その人が喜ぶものは、それを見た人が同じように喜んでくれるようなものです。

例えば似顔絵は、「おじいちゃんにそっくり!」、「笑顔が可愛い!」など周りの人も一緒になってそれを見て感想を言います。似顔絵はどちらかといえば、当人はピンときません。

なぜなら、自分の顔をそんなにまじまじと見ないからです。自分はこのように見られているのかと冷静になりながらも、周りが喜んでいる姿を見ると、自分自身も同じような気持ちになります

名前入りのお酒などもそうで、日本酒などのラベルに名前を入れ、感謝の気持ちを入れれば、世界に1つしかないプレゼントになります。

それを見た人たちは、うらやましい、自分も飲みたいなど様々な感想を述べるはずです。みんなでそれを飲み、今までの人生を語って盛り上がることになれば、本人は嬉しく感じるでしょう。

みんなで喜びを共有できるものというのも選択肢として持っておきましょう。

 

ちゃんちゃんこをプレゼントする時は何を気をつければいい?

Be careful when giving Chan Chanko

長寿祝いの定番、特に還暦の際には赤いちゃんちゃんこをプレゼントするのが1つの様式美のようになっています。

しかし、人によってはまだまだ老いてはいないと、ちゃんちゃんこを拒絶する人も。生涯現役を貫く人からすれば、確かにちゃんちゃんこは似合わないかもしれません。

それでも赤いちゃんちゃんこを着てもらいたい、その場合に何を気をつければいいのでしょうか。

記念撮影のアイテムとしてプレゼントする

赤いちゃんちゃんこを着たくないと感じる人は結構いますが、それとは別に、記念撮影だけなら赤いちゃんちゃんこを着ていいという人もいます。

記録として今回の長寿祝いの模様を残す場合、写真で見てすぐにそれが長寿祝いの様子であることを判別するには、赤いちゃんちゃんこなどを着ていた方がいいです。

これなら、自分はまだ老いてはいないと言っている人も、記念撮影だけは何とか着ていてほしいとお願いできます

ちゃんちゃんこ自体はネット通販で安く買えるため、もし記念撮影だけを撮って用が済めば別の人にプレゼントするというのもありです。

長寿祝いといえばちゃんちゃんこ、確かに抵抗を覚える人はいるでしょうが、日本の伝統であり、昔からあるものです。

当てつけのように着せるのではなく、あくまでも定番アイテムとして用意する形にしておけば、そこまで嫌われることはありません。

赤いTシャツも念のため用意しておく

1人だけ赤いちゃんちゃんこを着せ、他の人は普通というのは、人によっては見せ物にされている感覚になります。

一方、これがみんなで赤いものを着ていれば、チームのような感じになり、それはそれで結束を感じさせます。

赤いTシャツを全員で着用し、還暦祝いなどをお祝いする人はちゃんちゃんこを着せ、それで記念写真を撮るというのが今風な感じがして、受け入れられる可能性が高いです。

万が一に備えて、予備のTシャツを用意し、赤いちゃんちゃんこを最初だけ着てもらい、それ以降はみんなで着ている赤いTシャツに切り替えるというのもいいでしょう。

1人だけ浮いているから違和感を覚え、見せ物ではないかと疑ってしまうだけで、みんなでやっていればそこまで感じません。

還暦祝い用のユニークな赤いTシャツはネットでも売られているので、それらをチェックしてみましょう。

その手があったか!ちゃんちゃんこのレンタルサービスを調査!

 

まとめ

Gift summary of longevity celebration

ちゃんちゃんこも老いを連想させ、そのために敬遠しがちな人もいますが、当てつけとしてやっているわけではないことを、しっかりと伝えなければなりません。

だからこそ、赤いちゃんちゃんこだけでなく、贈り物も重要です。贈り物で誠意を見せれば、ちゃんちゃんこが悪目立ちすることはないでしょう。

自分が長生きしてくれることを本当に願っている、そう思わせられれば、その時点で大成功です。

補聴器や杖などをプレゼントしたい場合、長寿祝いとは別に、お伺いを立てて、欲している場合に渡すのがおすすめです。

あくまでも本人が求めているかどうか、ここが重要です。これは子供だろうが大人だろうが関係ありません。

本人が求めているものは大事にしますが、求めていないものには素っ気無い態度を見せます。

同居している人は会話や行動でチェックし、実家で暮らしていない、恩師などにもう何年も会っていないという場合は周囲の人に聞く、一緒に協力して決めるなどのことをしましょう。

贈って満足するのではなく、相手が本当に喜ぶものは何か、これを肝に銘じて長寿祝いのプレゼントを定めましょう。