本日は、ビール腹になる原因に迫りたいと思います。

最初から本題に入りたいと思いますが、実はビール腹になる原因はビールだけではないとされているのをご存知でしょうか。

 

ビール腹になる原因は何なのか

ビール腹

 

ビールは飲みすぎることでカロリーオーバーになりやすい

ビール自体は、アルコールの種類の中でもカロリーは比較的低い方です。

そのため、理論上だけでいえば、ビールだけを飲んでいる分には、それほど太らないはずです。

しかし、ビールはアルコール度数が低めであり量を飲んでしまいやすいことや飲みやすさから量が増えやすい傾向があります。

 

脂肪分の多いおつまみを食べすぎている

さらにビールに合うおつまみも数多くあり、脂肪分の多いおつまみが多いことも原因です。

ビールは、苦味がありつつさっぱりとした風味が特徴のため、

焼き鳥

こってりとした焼き肉や焼き鳥とも相性が良いため飲みすぎるだけでなく食べすぎることもあります。

アルコールにより胃が活発化し、食欲が増進されるため、飲酒しないときに比べると食べすぎてしまいます。

ビールは約7度程度のアルコール度数ですが、このぐらいの度数は食欲増進にちょうど良いとされています。

ビールよりもアルコール度数が低いものは胃が活発化しにくく、

焼酎やウイスキーのようなアルコール度数が高いものは食欲が増進する前に酔っぱらうからです。

ビールをよく飲んでいる人は、おつまみを食べすぎてしまう傾向があると同時に飲食の時間も非常に長くなりやすく、

アルコールによる気分の高揚からいつもよりも過度のカロリー摂取を行ってしまうことがあります。

飲酒の習慣化により、晩酌が固定化されてしまい、毎日数時間のカロリー摂取を行うことが日常的になればカロリー過多の慢性化状態となり太るだけです。

 

運動不足

ビール腹

男性に多いビール腹ですが、男性の場合は胃や腸などの内臓を包み込んでいる腹膜の表面に脂肪がつきやすい傾向があります。

この腹膜の表面に脂肪がつくことで層が厚くなっていき、見た目ではお腹の周りだけが出てるように見えてきます。

ビール腹になっている人は、運動不足からきていることがあります。

バランスの良い食事や適度な運動によりエネルギー消費を行っていれば、飲酒をしても日ごろの運動で代謝が上がっているため、すぐに太ることはありません。

しかし、運動の習慣はなくても飲酒が習慣になってしまいビールとおつまみの飲食が日常化している場合には、カロリー過多です。

カロリー過多は、身体のバランスを崩してしまいます。

また、夜遅くまで飲酒を続けていると生活リズムが崩れ、睡眠不足になったり体調を崩しやすくなります。

体調が万全の状態でなければ運動する気力もなくなるため、日々の行動も鈍くなっていき、運動習慣が身につかない悪循環です。

運動不足の人はカロリーを消費しないため、痩せにくい体質になっており、腹筋も緩んでいることがあります。

その結果、お腹に食べた分の脂肪が溜まりやすいです。

筋肉を使わないでいると衰えていくため、手足は細くなりますますお腹についた脂肪が目立つようになります。

ビール腹になるということは、それだけ内臓脂肪がついている証拠でもあるため、痛風や糖尿病、動脈硬化などを引き起こしやすいです。

特に、痛風は、尿酸値が高くなることで発症する病気であり、30代から50代の男性に多く見られます。

このほかにも様々な病気のリスクを高めることに繋がります。

 

飲酒後すぐ寝ている

横になってテレビを見る男性

飲酒後にすぐ寝ることもビール腹になりやすい原因の一つです。

飲んですぐ寝てしまうことは最も太る方法です。

生物学的には、食後の睡眠は自然なことですが、ビールとおつまみで満たした胃袋のまますぐ寝てしまえば脂肪がつくだけになります。

すぐに寝ないように気を付けるだけでも予防につながります。

 

ビール腹を防ぐ飲み方とは?

 

喉が渇いている時に飲まない

ビールを飲む男性

ビールを飲みすぎないようにするためには、喉が渇いている時に飲まないことです。

喉が渇いていると何杯でも飲んでしまう要因になります。

飲み会などアルコールを飲む前にはお茶などを飲んで少しでも喉の渇きを抑えておきます。

 

食事をある程度食べてから飲む

また、お腹がすいた状態でもビールが入りやすいため、食事をある程度食べてから飲むようにします。

お腹がすいた状態でのアルコール摂取は胃を痛める原因にもなるため、注意が必要です。

 

低カロリーのおつまみに変更する

卵豆腐

一緒に食べるおつまみも見直します。

ビールによく合うから揚げや焼き鳥、フライドポテトなどの高カロリーかつ脂肪分の多いおつまみよりも、

低カロリーの枝豆や白身魚の刺身、豆腐、海藻サラダなど野菜なども含まれているものを食べるようにします。

野菜の食物繊維は余分な脂肪分を吸収してくれるため、お肉を食べたいのであれば、野菜も多く摂取します。

お肉を食べる場合には、サラダや野菜スティックから食べるようにし、お肉の倍の量は野菜を食べることを心掛けてます。

 

低カロリービールに切り替える

枝豆とビール

自宅で飲む場合には、低カロリービールに切り替えることも一つの方法です。

様々なメーカーから低カロリーや低脂肪、糖質カットなどがポイントになっているビールが発売されています。

普通のビールとは味が多少違いますが、飲んでいるうちに慣れてきます。

ただし、低カロリータイプのビールであっても飲みすぎれば同じになるため、あらかじめ何杯までと決めておくことです。

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