札幌観光を行う予定だけれど、何処を観光したらよいかわからず、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方は札幌ビール園に行くことをお勧めします。
札幌ビール園とは
2003年に閉鎖したサッポロビール札幌工場の跡地を利用しており、
明治の頃に誕生したレンガ建築を眺めながら、ビールとジンギスカンを楽しむことができます。
アクセスとしては、札幌駅の北口から車で約7分となり、地下鉄を利用する場合は、
東豊線の東区役所前駅の4番出口から出て徒歩約10分と考えておくと間違いありません。
タクシーでは2メーターとイメージしておくと良いです。
サッポロビールは、1876年に官営の開拓使麦酒醸造所開業したことが始まりで、1887年に札幌麦酒会社として民間企業となります。
1890年には札幌製糖会社の工場が建設されました。
1905年からは札幌麦酒会社の工場として約60年間使用され、1966年に現在の開拓使館が100席でオープンしています。
当時は期間限定の開店でしたが、1969年からは通年営業となりました。
1階トロンメルホール
1階はトロンメルホールがあり、工場直送のビールやジンギスカン、蟹やお寿司など頂くことが可能です。
明治時代の建物ということで、雰囲気も楽しむことができるのではないでしょうか。
2・3階ケッセルホール
2階や3階は、大正元年に製造を行っていたビールの仕込みの釜、ケッセルをチェックすることができます。
赤レンガの趣を感じながら現代的なインテリアを楽しみたい方は、ポプラ館がお勧めです。
最大120名まで利用できるため、団体で訪れたい方は安心して利用することができるはずです。
ライラック
赤レンガ開拓使館や四季の景色を楽しみたい方は、ライラックが合うかもしれません。
オリジナルのたれを楽しむことができるジンギスカンを食べることができ、和洋韓の幅広いアラカルト料理を注文することが可能です。
夏の間はバルコニーを利用することもできるため、夏に訪れる方はチェックしてみることをお勧めします。
ガーデングリル
ワンランク上のラム肉グレインフェッドラムを食べたい方は、ガーデングリルを選ぶと満足することができるかもしれません。
柔らかくて食べやすいラム肉で、美味しさを堪能することができるはずです。
季節の魚介や野菜のグリル料理等も頂くことが可能です。
専用テラスを完備した完全個室もあり、プライベートな時間を楽しむことができるのではないでしょうか。
札幌ビール園は写真撮影もおすすめ
札幌ビール園では、美味しい食事と素晴らしい雰囲気を楽しむことができますが、写真撮影を行うとよい記念になるはずです。
園内には撮影スポットがあるため、お勧めスポットで撮影を行うことをお勧めします。
まずは開拓使館煙突の前で撮影するとよいかもしれません。
開拓使館の赤レンガと煙突の両方が撮影できるため、絶好のポイントとなります。
開拓使館の正面もよいです。夏には蔓が生い茂り雰囲気があります。
夜になると写真を撮影してくれるプロが常駐しているため、撮影をお願いするとよいのではないでしょうか。
大樽が並んでいる場所も撮影ポイントとなります。
たくさんの樽が積まれており、樽には、麦とホップを製すればビールという酒になると書かれています。
ビールの釜に興味がある方は、ビールの仕込み釜の前を選ぶとよいかもしれません。
大阪の茨木工場で使用されていた仕込み釜が配置されています。
札幌ビール園のロゴを撮影したい場合は、ARIO側から来園する入口横のロゴの前での撮影も人気があります。
蒸気機関車や農機も設置されているため、撮影するには良い場所となるかもしれません。
園内には札幌ビール博物館もありますが、博物館と煙突の両方が見える位置からの撮影もお勧めです。
煙突にはサッポロビールの文字が正面に見ることができるため、撮影する際ポイントとなるのではないでしょうか。
日本唯一のビール博物館
札幌ビール博物館は、日本で唯一のビール博物館となります。
2016年4月に全面リニューアルしており、有料プレミアムツアーも実施されているため、申し込むことをお勧めします。
約50分のツアーとなり、1877年の製法で造る復刻札幌製麦酒を飲むことができる特典つきのため、より満足することができるかもしれません。
1877年は酵母除去技術がなかったため、濁りが強めでアルコールは6パーセントという特徴があります。
濃厚、かつ苦みの強い口当たりとイメージしておくとよいです。
明治時代のビールの味を楽しむことができるのではないでしょうか。
また、現在のビールも試飲することができ、熟練スタッフがビール7に対して泡3の黄金比で注いでくれます。
飲み比べを行うことで、復刻札幌製麦酒と現在のビールとの違いが明確にさせることができるはずです。
お酒が飲めない場合や、未成年はどうなるのか不安になるかもしれませんが、心配する必要はありません。
ノンアルコールビールやソフトドリンクから2杯、未成年の場合はソフトドリンクから2杯を選ぶことが可能です。
他にも、6Kワイドスクリーンで国産ビール黎明期の物語をチェックしたり、1965年から2003年まで仕込みに使われていた、
巨大煮沸釜も見学することも可能なため、満足することができるはずです。