還暦を迎える方が生まれた60年前ってどんな時代?主な出来事や流行したもの

古いアパートのモノクロ写真

両親や祖父母などが還暦を迎えるとなった時、これまで歩んできた人生を思うとともに、どのような時代を生きてきたのか、気になる方もいるでしょう。

還暦を迎える方が生まれた年である60年前は、いったいどんな時代だったのでしょうか?

この記事では、還暦を迎える方が生まれた60年前がどのような時代だったのかを知るために、その時代に起きた主な出来事や流行したものについてご紹介します。

 

還暦を迎える方が生まれた60年前とはどのような時代?

本のページをハート型にしたモノクロ写真

60歳を無事に迎えることを還暦と言いますが、還暦の方が生まれた60年前の時代ではどのようなことが起きていたのでしょうか。

日常生活を送っている中で、60年前の出来事を振り返る機会はなかなかないかもしれません。

ただ、還暦を迎える際に、これまで生きてきた人生を振り返るきっかけとなるタイミングとなります。

60年前と現在の暮らしを比較すると変化が大きく感じられますし、お子さんやお孫さん世代になると驚くこともあるでしょう。

そういった時代の変化や暮らしの変化を還暦の方を中心にお話しするという時間も、還暦祝いでは思い出に残る時間となるはずです。

60年前の出来事や昭和30年代の出来事を把握して、還暦祝いの話のネタにしてみるというのも良いかもしれませんね。

 

60年前・昭和30年代に起きた主な出来事について

懐中時計のモノクロ写真

ここでは、昭和30年代に起きた主な出来事をまとめていきます。

1956年のコルティナダンペッツォオリンピックで冬季五輪では、日本初のメダルに輝いた猪谷千春選手(アルペンスキー)に沸きました。

これから本格的な高度経済成長をするという時期ですから、日本初のメダルに大喜びでした。

日本国内の出来事としては、

・気象庁が発足

・5市が政令指定都市(横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市)

・人工心肺を用いた開心術を行われる

などが挙げられ、技術革新や先進国入りに向けて着実に歩みを始めているといったところでしょう。

また、環境整備や都市整備がすすめられ、日本の人口統計にも細かな基準が設けられます。

特に政令指定都市を決定することで、都市開発だけでなく観光立国を目指すためのデータの収集もできるようになりました

このようなデータが、のちの日本を作ります。

訪日外国人の増加にもつながる大事な基礎データです。

医療の面でも、技術革新につながる第一歩であった人工心肺を始め、人工心臓や手術の技術、医療機器の開発にも大きな躍進の年でした。

その他、昭和30年代の出来事としては、1960年には皇太子夫妻に長男が誕生する、都営1号線が開業するといった出来事もありました

 

ファッションや文化、生活面で盛んになった時代でもある

ハンガーに掛けられたレディースの服

戦後の色が薄まってきたこともあり、男女ともにファッションへの好奇心が旺盛になった時代でもありました。

・作家の石原慎太郎を真似ての「慎太郎刈り」が流行

・太陽族・愚連隊などの若者集団がブームになる

・アロハシャツ、フレアスカートが流行

などが挙げられます。

また、脱水装置がついた洗濯機、ホップアップ型トースターがヒット商品になり、テトラパック牛乳(三角牛乳)も人気でした。

まだ高額な家電商品は買えなかったものの、経済を押し上げるために国民が懸命に働き、よりよい生活をもとめて商品が開発された年代です。

この年の流行語としては、愚連隊、太陽族、慎太郎刈り、デイト(=デート)などがあり、若者の行動やファッションに大きな変革があったことがわかります。

当時の文藝春秋のエッセイのタイトルでもある「もはや戦後ではない」という言葉通りの年でした。

その他、昭和30年代の1960年には、インスタント食品が登場する、クレジットカードが誕生する、日本初のインスタントコーヒーが発売されるといった出来事がありました。

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還暦の方が過ごした60年を思いながら還暦祝いを

二世帯の家族が笑顔で立っている様子

60年前には、経済的にも医療技術的にも人々の生活から見ても、より良さを求めていこう、といった力強さが感じられます。

こういった変化の激しい時代を生きてきた還暦を迎える方々。

還暦祝いには還暦の方が過ごしてきた60年間を思いながら、お祝いしたり感謝の気持ちを伝えたりしたいものです。

プレゼントを選ぶ際には、60年間の思い出を振り返ることができるとともに、「自分の人生がいかに素晴らしいものだったか」と理解してもらえるようなプレゼントが喜ばれます。

例えばお酒好きな方であれば、名入れのお酒に60年前の記念新聞がセットになったプレゼントはいかがでしょうか。

名前や「ありがとう」「感謝」といったオリジナルのメッセージが入った名入れのお酒は、還暦祝いの記念の品となりますし、長生きをして良かったと思ってもらえるでしょう。

そして、還暦の方が生まれた年の記念新聞は、見たことも読んだこともないという方が多いでしょうから、非常にレア感があります。

家族で新聞を読みながら還暦の方が中心となって話に花が咲くでしょう。

その他、家族写真や思い出の写真などを入れたオリジナルアルバムや、60年の人生を動画にまとめたオリジナルムービーのプレゼントといったものも喜ばれるでしょう。

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