60歳になると同窓会が増えるのはなぜ?理由や同窓会で話題になることについて
60歳になってから、小学校や中学校時代のクラスメイトから電話や手紙があって、同窓会に誘われることが多くなります。
しかし、20代や30代の頃に誘われることはよくありますが、60歳からなぜ同窓会が増えるのかと不思議に思っている方もいるでしょう。
そこで、この記事では、60歳になると同窓会が増える理由や、同窓会に参加すると話題になりやすいトークテーマについてご紹介します。
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60歳になると同窓会が増える理由について
若い世代において、同窓会を開催したとしても参加率が意外と低いことが言われています。
理由としては、仕事が忙しいことだけでなく、家族との時間を優先する、家事で忙しいといったものが挙げられます。
また、ちゃんとした仕事をしていないので恥ずかしい、全然モテていないから辛いなど、ネガティブな理由で同窓会を回避する人も目立ちます。
しかし、60歳ともなると会社を定年になった人、そろそろ定年になる人、独立して社長になった人、私生活で壮絶な経験をした人など、60年も生きていれば酸いも甘いも経験する人ばかりになります。
若い時に苦労した人が今になって大活躍していることも十分にあります。
ましてや数十年前の青春時代を一緒に過ごした仲間と会えるというのは、やはりうれしいものです。
そして、あの当時に戻りたいという気持ちにさせてくれるのも同窓会ならでは。
懐かしい気持ちに浸りながら、青春時代からの友人と思い出話やこれまで経験してきたことなどを話すのは、非常に楽しい時間となるのです。
還暦を迎えた後の同窓会の話題やトークテーマ
還暦を迎えた後の同窓会ではどういった話題やトークテーマが多いのか、見ていきましょう。
子どもや孫の自慢話
こうした同窓会での話題は子ども、孫の自慢が多くなります。
例えば、
・孫から還暦祝いでこうしたものをもらった
・息子が会社の社長になった
・こんな優秀な大学に行った
など、自分のことより子どもや孫の自慢が出てくるようになります。
子どもや孫の成長を還暦の方々は喜ばしく思っていることが多いため、こういった話題が還暦世代の同窓会の定番となります。
昔の思い出話
子どもや孫の自慢話が出尽くすと、今度は昔の話となります。
若い頃の思い出を共有できる仲間と出会えたので、昔の思い出話に花が咲きます。
あんなことがあった、こんなことがあったと盛り上がり、青春時代の思い出を話すたびに恥ずかしくもうれしい気持ちになることでしょう。
昔の思い出話を語っていると、不思議と昔の自分に戻ったような気持ちになる方もいて、楽しい一時を過ごせます。
そして気づけば同窓会はお開き、二次会に突入ということもあるでしょう。
還暦を迎えてから同窓会に参加する理由
60歳など年齢を重ねてから同窓会に参加する人が増えるのはなぜなのでしょうか。
60歳になって同窓会が増えるのは、昔の仲間に会いたいという気持ちもあるでしょうが、それだけ喋りたいことが増えているのもあります。
還暦を迎える頃になると、話し相手がそばにいない、しゃべりたいことがあってもその場がないといった環境に置かれる方も多いものです。
また、段々と周囲から距離を置かれるになり、寂しい気持ちになりがちというのも関係しています。
若い時は同僚など仲間の存在を肌身に感じる時代がありますが、60歳ともなると、そうした存在は周囲からなくなります。
家族や子どもたちも遠くに暮らしており、気軽に話したり、笑ったりしてくれる相手がそばにいないという場合もあります。
その分、寂しさが訪れます。
そうした時に同窓会の誘いがあると行きたくなるのです。
同窓会で還暦祝いをする場合もある
同窓会において、その日ちょうど60歳の誕生日、還暦祝いをもらうという方もいます。
その人の還暦祝いに合わせて同窓会が開催されるケースも少なくなく、昔からのクラスの中心人物を介して多くの人が数十年ぶりに再会するというのも良い光景です。
また、還暦祝いをされる側としても、たくさんの仲間に還暦をお祝いされることに驚くとともにうれしく思ってもらえるのです。
還暦祝いにはアルバムやフォトムービーなど昔の思い出を振り返ることができるプレゼントが喜ばれますが、同窓会自体が昔の思い出を振り返る場となります。
大切な旧友と会って話したり、美味しいものを食べたりといった空間がかけがえのない時間となるでしょう。
同窓会で還暦祝いを行う場合に渡したいおすすめプレゼント
ここからは、同窓会で還暦祝いを行う場合に渡したいおすすめプレゼントをご紹介します。
なじみのある顔に合う時間も良いプレゼントになりますが、気持ちが伝わるプレゼントがあるとよりお祝いのムードが盛り上がります。
フラワーギフト
お祝い事の定番といえば、生花やプリザーブドフラワーといったフラワーギフトです。
お花のプレゼントはお祝いムードを一層盛り上げる効果があります。
還暦のテーマカラーは赤色ということで、赤色のバラのフラワーギフトを選んでみるのはいかがでしょうか。
バラの花は「愛情」「情熱」「美」といった花言葉を持ちで、大切な方への贈り物としてよく選ばれます。
60本のバラを贈るというのもインパクトがありますが、同窓会ということで帰りのことを考えてコンパクトなサイズのフラワーギフトが望ましいです。
生花を用意する場合には、お花屋さんに行ってサイズ感や持ち運びやすさについて相談しておくと安心でしょう。
お菓子
相手に気を遣わせないという意味では、お菓子など消費する贈り物もおすすめです。
旧友とはいえあまり気を遣わせたくはないという気持ちがある方も多いでしょう。
そのような時には、日持ちするお菓子のギフトがおすすめです。
お菓子のプレゼントなら、還暦を迎える方だけでなくご家族の方にも一緒に楽しんでもらえるかもしれません。
選ぶ際には、賞味期限が長めのものや季節感のあるもの、家族構成に合っているものを意識しながら選ぶようにしましょう。
まとめ:同窓会を通じて旧友と会う機会を還暦以降は大切に
今回は、60歳になると同窓会が増えるのはなぜなのか、理由や同窓会で話題になることについてご紹介しました。
20代や30代など若い頃には仕事やプライベートが忙しくて同窓会に行く機会がめったになかったという方でも、60代になると参加したいと感じる方が増えるものです。
還暦を迎えた後の同窓会では、子どもや孫の自慢話や昔の思い出話が中心の話題となります。
昔の仲間と顔を合わせて思い出話に花を咲かせるというのは貴重な時間となるはずです。
還暦以降、同窓会などを通じて旧友と会う機会を大切にしましょう。