還暦祝いにお金を包むのはあり？贈って良いケースやお金を包む場合の予算の相場を解説！
還暦祝いには使い勝手がよさそうなお金を包もうか検討している方も多いはず。お金を包んだ方がその人の好きなものを買ってもらいやすそうと思いますよね。ただ、還暦祝いにそもそもお金を包むのはありなのか？お金を包むとしたら予算の相場はどのくらいなのか？悩みますよね。
そこで、今回は還暦祝いにお金を包むのはありなのか、贈って良いケースはどのような場合なのかを解説。合わせて、還暦祝いにお金を包む場合の予算の相場についてもご紹介します。
目次
還暦祝いにそもそもお金を包むのはあり？贈って良いケースや準備するものも解説！
還暦祝いを用意する際、一番手っ取り早く用意できる方法がお金を包んで渡すこと。還暦祝いでさまざまな候補があったものの、最終的に何を贈れば良いか決められなかった場合お金を包むのは便利です。
お祝いを受け取った側にとっても、欲しいものを自分で買うことができるなど使い勝手が良いのではないかと考えられます。ただ、お金を包むだけというのは手抜きという感じがして、失礼にならないかどうか気になる方もいるでしょう。
そこでまずは、還暦祝いにそもそもお金を包むのはありなのか、贈って良いケースと贈る場合準備するものも解説していきます。
・還暦祝いにお金を包むのはあり？
実は、日本では昔から習慣的に目上の方に金銭を贈るのはあまり良くないと考えられており、敬意を払う長寿祝いのシーンでは失礼にあたる可能性があるとされています。
基本的には目上の方に金銭を贈ることはマナー違反になるのです。
マナー違反になる理由としては、「生活の足しに使ってください」「プレゼントを選ぶのが面倒くさい」などマイナスなイメージを連想させ、お祝いに相応しくない品となるからです。
そのため、上司や恩師など目上の方に還暦祝いを贈る場合は、今後の生活に役立つものなどの気持ちのこもったプレゼントを用意することをおすすめします。
・還暦祝いにお金を包んで贈って良いケースは？
還暦祝いにお金を包んで贈って良いケースとしては、家族に贈る場合や本人の意向、現金が一番ふさわしいという結論に至る場合が挙げられます。
還暦祝いには本人が欲しいと思っているものを贈るのが一番なので、本人がどうしてもお金が良いという場合には、お金が一番ふさわしいプレゼントとなるでしょう。
家族の還暦祝いの際には、シーンや相手によってお祝い金とプラスしてちょっとしたプレゼントを渡すなどすると喜ばれます。
メッセージカードを添えたり、花束を添えたり、お祝いの気持ちが伝わる工夫をするのをおすすめします。
家族以外の目上の方にお金を包むのは失礼にあたる恐れがありますので、よく考えてお祝いプレゼントを考えましょう。
・還暦祝いにお金を包む場合準備するものは？
還暦祝いにお金を贈る場合には、熨斗袋を準備しましょう。そのまま現金だけを渡すのは見た目にも良くありませんので、必ず熨斗袋に入れて贈るようにしてください。
熨斗袋には「祝還暦」などと書いて贈るの一般的です。そして、誰が贈ったかわかるように贈り主の氏名を水引の下部分に書きます。
還暦などの長寿祝いは何度起きても良いことなので、水引は赤白の蝶結びのものを選びましょう。
還暦祝いにお金を包む場合の予算の相場は？
還暦祝いにお金を包む場合の予算の相場は、両親で1万円から10万円、祖父母で1万円から3万円、親戚の場合で5000円から2万円、その他の場合で5000円から1万円ということです。
両親への還暦祝いの予算には、それぞれの家庭によって金額に開きがあります。
これは、贈る側の年齢や家計状況などの違いも影響しているようです。
還暦祝いは、贈る側の気持ちですので、金額が決まっているということはありません。
恩師や上司などの親戚関係以外の場合は、大体どのケースでも同じような金額になることが多いです。
先ほども説明しましたが、目上の方にお金を包むのは失礼になる恐れがありますので、恩師や上司など目上の方には予算を意識しながらプレゼントを選ぶようにしましょう。
しかし、両親や親戚などでは、地域性が出てくることもあります。親戚に贈る場合は、他の親戚に相談して、足並みを揃えるのが良いでしょう。
家族の還暦祝いにお金を包む場合に配慮すること
家族の還暦祝いにお金を包む場合には、プラスしてプレゼントを用意したり、食事会を開いたりして、お祝いの気持ちを伝える配慮をすることが大切。
パターンで表すと、
・お金だけを包む場合
・お金とちょっとしたプレゼントを渡す場合
・食事会を開く場合
・食事会とプレゼントを渡す場合
・旅行券などをプレゼントする場合
などさまざまなパターンがあります。
還暦祝いにはさまざまなパターンがありますが、お金だけを包んで渡すというのは少々さみしいので、合わせてちょっとしたプレゼントを渡すのがおすすめです。
還暦を迎える家族に何が欲しいか、どんな風にして祝って欲しいかを直接聞いてみても良いでしょう。
家族と離れて暮らしているという場合には、お金ではなく、家族での食事会や旅行を望んでいる場合もあるので、還暦を迎える方の気持ちを尊重してプレゼントを考えましょう。
還暦祝いにお金を包む場合には祝う気持ちがわかる工夫をしよう
還暦祝いにお金を包むのはありなのか紹介しました。家族など相手によってはお金を贈るのもありではありますが、目上の方に金銭を贈るのは基本的に失礼に当たります。
贈って良いのはどのような時なのか、包む場合には何を用意すればよいのか迷ったら、本記事の贈って良いケースや準備するものを参考にしてみてください。
また、予算については特に決まりはありませんが、大まかな相場がありますのでお金を包む場合の予算もチェックしてみましょう。
お金だけでは味気ないと感じられる場合もありますので、お金を包む場合には花束を添えるなど祝う気持ちが伝わる工夫を心がけましょう。