家族と一緒に還暦のお祝いを！みんなで還暦祝いをするメリットや意識するポイント
家族の還暦祝いをする際には、プレゼントを用意したり、食事会を開いたりするというのが一般的です。
一緒に住んでいるのであればお祝いする日程を調整しやすく、家やレストラン、料亭などでお祝いする方が多いでしょう。
しかし、もし遠方に家族が住んでいてなかなか会えない状況である場合には、できれば声をかけて一緒に集まるようにすると喜ばれます。
この記事では、還暦の言葉の意味や平均寿命の変化について触れながら、家族一緒に還暦祝いをするメリットや意識するポイントについてご紹介します。
目次
還暦の言葉の意味や平均寿命の変化について
還暦というのは、満60歳を迎えたことを祝う長寿祝いの一つですが、他の長寿祝いとは異なり、特別の意味合いがあります。
十二支と十干の組み合わせで干支（えと）が60年で一巡して、元の干支に還るということから来ており、暦が還るという意味で、還暦と言うからです。
古稀や喜寿、米寿などの長寿祝いがありますが、還暦は長寿祝いの最初の儀式です。
一昔前には「人生50年」と言われていたこともあって、それだけに周囲のみんなで揃ってお祝いしてあげたいものでもあるわけです。
もちろん、今の時代は、平均寿命が80歳を超えるようになっています。
そのため、まだまだ先は長く、昔はサラリーマンであれば、ちょうど定年退職する年齢でしたが、まだ現役の方がほとんどでしょう。
家族一緒に還暦祝いをするメリット
いつも顔を合わせている家族からお祝いされることはうれしいことですが、遠方に住んでいる家族がわざわざ還暦祝いに来てくれることも大変喜ばれるでしょう。
日頃顔を合わせられないと少なからず寂しさを感じ、会いたいと感じているはず。
そのため、みんなの顔を見て一緒の時を共有できるだけで、お祝いされる側にとって最高のプレゼントになるのです。
早くから予定や時間を調整して、できるだけ家族みんなが集まれるようにしましょう。
家族で還暦をお祝いするタイミング
家族一緒に還暦祝いを行うためには、還暦を迎える方の都合や家族の都合に合わせてみんなが集まれる日に決定する必要があります。
還暦祝いの一般的なタイミングとしては、満60歳の誕生日やその前後の週末です。
ただ、その付近で還暦を迎える方や家族の都合が合わない場合には、お盆、ゴールデンウィーク、お正月、連休、敬老の日など別のタイミングで行うこともあります。
お盆やお正月は会社や学校などもお休みになることが多いため、家族が集まりやすいタイミングとして選ばれることが多いです。
ただ、直前に「この日にお祝いするよ」と言われても、もう予定が入っている家庭もあるでしょうから、家族の予定が合わせづらくなってしまいます。
そのため、還暦祝いの日は遅くとも1年前には決定しておき、早めに家族や招待する人に連絡しておいた方が良いでしょう。
家族一緒に還暦祝いをする際に意識するポイント
還暦祝いをする際には、歳をとってそろそろ引退という意味はなくして、これまでのご苦心やご努力をねぎらいましょう。
また、さまざまなご経験に敬意を表し、これからの人生をさらに健康で活躍されるよう、祈ったり、応援したりする機会にしたいものです。
そのためには、毎年の誕生日とは一線を画し、関係するご家族ができれば全員顔を揃えて、お祝いする機会を作ることをおすすめします。
そして、それぞれがお祝いする人のことを思いやり、工夫を凝らしたプレゼントなどを用意したり、行事を盛り上げたりして思い出づくりをすることが大切。
プレゼントは、できれば何人かで相談し、ご本人が望むようなものや、あるいは少し違う趣味ではあるが照れながらも嬉しくなるであろうというようなものをリサーチしておきましょう。
サプライズとなれば、さらに良い還暦祝いになるのではないでしょうか？
家族と一緒に還暦祝いをする際に贈りたいおすすめプレゼント3選
ここからは、家族と一緒に還暦をお祝いする際に贈りたいおすすめプレゼントを3つご紹介します。
名入れ酒
還暦を迎える方が良くお酒を飲まれる、好んでいる場合には、記念の名入れ酒を贈るのがおすすめ。
名入れ酒とは、名前やオリジナルのメッセージをラベルや瓶に入れてプレゼントできるお酒のこと。
ダイレクトに気持ちが伝わりやすく、記念品として形に残ることから還暦祝いなどの長寿祝いでプレゼントする方が増えています。
また、お店によっては名入れ酒に生まれた日の記念日新聞を添えてくれるなどのサービスをしてくれるお店もあります。
みんなでお酒を飲みながら、思い出話に花を咲かせるというのも家族の忘れられない時間になるでしょう。
ケーキ
還暦は誕生日の一つであることから、バースデーケーキを贈る方も多いです。
家族と一緒に還暦をお祝いする場合には、お孫さんやお子さんが協力して作る手作りケーキが喜ばれます。
手作りの贈り物は時間や手間などがわかるため、気持ちが自然と伝わります。
時間がない場合には、ネット通販で販売されている見た目にインパクトがあるフォトケーキや数字ケーキ、表彰状型のケーキなどを検討してみましょう。
いくつになってもバースデーケーキをもらって、大切な家族からお祝いされる時間というのはうれしいもの。
ショートケーキやチョコレートケーキなど還暦の方の好みに合ったケーキの種類を選びましょう。
プリザーブドフラワー
お祝いの場を華やかにするプリザーブドフラワーの贈り物も還暦祝いに人気があります。
特にお母さまやおばあさまといった女性への贈り物として選ばれる方が多いです。
プリザーブドフラワーの大きな特徴は、手入れや水やりをせずに長期間美しい状態を保つ点。
長く美しい状態を保つということから、長寿を願うプレゼントとしても人気を集めています。
プリザーブドフラワーであれば花粉や匂いなどを気にしなくてよいため、好きなところに置いて自由に楽しめます。
壁に掛けるタイプやボックスタイプのほか、ぬいぐるみとセットになっているものや、置時計やフォトフレームに添えられているものなど種類はさまざまあります。
「いつもありがとう、これからも元気で」など家族からのメッセージを添えて、プリザーブドフラワーを贈りましょう。