還暦と厄年の関係性に要注意?厄除けには赤い贈り物がおすすめ【2019年版】

一輪の真っ赤な薔薇のアップ写真

還暦を祝う際に気になるのが厄年との関係性です。還暦を迎えるのはおめでたいことではありますが、実は、還暦と厄年には大きな関係があるので注意が必要です。還暦と厄除けの関係性って?厄除けに役立つアイテムはないのか?など還暦を迎える側もお祝いする側も気になりますよね。

そこで、今回は還暦と厄年の深い関係性と還暦を祝う際の注意点をまとめてみました。合わせて、厄除けの効果がある還暦祝いにおすすめの赤い贈り物もご紹介します。

 

 1.還暦と厄年の深い関係性!注意点を解説

文章が書かれているノートの上に万年筆が置いてある

還暦と厄年には深い関係性があります。それは、どちらも年齢が近いこと。せっかくの長寿祝いでも、厄年と同じだと誰もが嫌な気分になりますよね。

ただ、還暦と厄年の関係性と注意点を知っておけば、還暦に厄除けの意味を込められます。今回は、そんな還暦と厄年の関係性を詳しく解説します。

・そもそも厄年ってなに?

そもそも厄年とは、厄災が降りかかるとされる年齢のことです。厄年自体に科学的な根拠はなく、現在でも出典は曖昧になっています。平安時代にはすでに存在したとされ、現在まで信じられている風習のひとつです。

厄年には、厄の兆候が現れる前厄、厄の本番である本厄、厄が薄らいでゆく後厄と3つの種類が存在します。基本的に本厄の年に厄除けを行うことで、災厄を未然に防ぐことが可能です。また、厄年の数え方や考え方は地域によって大きく異なります。

・還暦と厄年の数え方は?

還暦と厄年は数え方によって年齢が異なります。日本には、満年齢と数え年という2つの数え方があります。まずは、数え方の特徴を知っておきましょう。

満年齢:生まれた歳を「0歳」として「誕生日」を迎えるごとに歳を重ねる

数え年:生まれた歳を「1歳」として「新年」を迎えるごとに歳を重ねる

現在では、満年齢が一般的な数え方です。一方、数え年は一般的ではありませんが、長寿祝いや厄年、地域の風習などでは、現在も数え年を採用していることがあります。ちなみに、還暦は満年齢で数えるのが基本で、厄年は数え年で数えます

例えば、還暦を満年齢、厄年を数え年で行う場合を考えてみましょう。2019年に還暦を迎える方は1959年(昭和34年)生まれの方です。そして、2019年に厄年を迎える方も同じく1959年(昭和34年)なので、現代の数え方で考えると「還暦=本厄」になります。それでは、詳しい男女の厄年をみていきましょう

・2019年の男性の厄年はいつ?

2019年の男性の厄年はいつなのか、以下の表で確認しましょう。

前厄 本厄 後厄
24歳1996年 25歳 1995年 26歳 1994年
41歳1979年 42歳 1978年 43歳 1977年
60歳1960年 61歳 1959年 62歳 1958年

男性の厄年は上記のようになります。2019年に本厄を迎える方は1959年(昭和34年)生まれの方です。本厄の中でも働き盛りの40代は要注意といわれています。

・女性の厄年はいつ?

女性の厄年についても表で確認していきましょう。

前厄 本厄 後厄
18歳 2002年 19歳 2001年 20歳 2000年
32歳 1988年 33歳 1987年 34歳 1986年
36歳 1984年 37歳 1983年 38歳 1982年
60歳1960年 61歳 1959年 62歳 1958年

女性の厄年は上記のようになります。女性の場合は、30代に厄年が集中しているので、この年齢に近い方は注意が必要です。また、60歳以上を厄年にするかどうかは、風習によって異なります。今回は、60歳以上も厄年に取り入れる方向でまとめてみました。

・還暦には厄除けの意味がある

厄年について触れてきましたが、実は還暦は「赤」のものを身に付けることで厄除けの意味があるとされています。

本厄になった年には厄除けを行う必要があります。寺社で厄除けを行うことで、神仏の加護を受け、災難から身を守ってもらえます。

また、本厄の中でも、男性の42歳と女性の33歳は大厄と呼ばれており、災難に合う可能性が高まる時期です。そのため、この時期に厄除けを行っている方は多いでしょう。

それでは、還暦を迎えた際にも同じように厄除けを行えばいいのか?実は、還暦にはすでに厄除けの意味合いがあるので不要です。還暦祝いといえば、赤いちゃんちゃんこや帽子が有名ですよね。この「赤」という色が厄除けの意味を持っています。

もともと、還暦は「暦が一周して還る」という意味から、赤ん坊が着ていた産着を着せる風習があります。この産着には、赤ん坊をさまざまな災難から守る魔除けの意味があるのです。還暦の赤いちゃんちゃんこや帽子も、同じく魔除けの意味があるので、厄除けの代わりになります。

還暦にプレゼントする際は、赤いちゃんちゃんこはもちろん、赤の入ったプレゼントを贈ることで厄除けの意味も込められます。還暦祝いを迎えた方には、赤いプレゼントを贈ってこれからも元気に過ごしてもらいましょう。

 

 2.還暦に厄除けの意味も込められる赤い贈り物まとめ

かごに入れられたたくさんのアメリカンチェリー

還暦と厄年の関係性について理解したら、還暦に贈りたいプレゼントを知っておきましょう。還暦祝いのプレゼントがまだ決まっていない方は、赤い贈り物がおすすめです。先ほどご紹介したように赤色には厄除けの意味を込めることができますよ。

最後に、還暦に厄除けの意味も込められる赤い贈り物をまとめてみました。

・趣味のグッズ

赤をベースに白の水玉模様のかわいらしい食器

還暦祝いには趣味に関するグッズの贈り物は特に人気があります。

還暦を迎えた方が何か趣味を持っているなら、それに関係するアイテムをプレゼントしましょう。例えば、ゴルフが趣味ならグローブやゴルフカバー、料理が趣味ならエプロンや食器などがおすすめです。この際に、赤いアイテムを贈れば厄除けの意味が込められます。

ただ、全体的に赤色が使われているものを趣味の時に使うのは抵抗があるという方もいらっしゃるので、デザインの一部にさりげなく赤色が使われているものを選ぶなど配慮しましょう。

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・クッション

黒を基調に赤い丸の模様がついたクッションと全部真っ赤なクッション

リビングや自室における適度なサイズのクッションは喜ばれるプレゼントです。特に、還暦を迎える年齢になると体の不調も多くなります。そんなときは、赤いクッションをプレゼントして、少しでも負担を減らしてもらいましょう。

また、最近ではマッサージクッションと呼ばれるクッションが存在します。見た目はただのクッションですが、中にマッサージ器が付いているため、体に押し当てることでマッサージ効果が得られます。腰や足などの不調を訴えている方には、マッサージクッションをプレゼントしてください。

・花束

赤いリボンがついたカーネーションの花束とその周りにもちらばっておかれているカーネーション

花束は赤色を取り入れやすく、女性への還暦祝いの贈り物として人気があります。

還暦には、60本の赤いバラを贈るのが定番です。特に女性の還暦祝いにプレゼントすると喜ばれます。また、赤を基調とした花束もおすすめです。すべてを赤いバラにすると、ある程度の費用がかかるので、花束以外にもプレゼントを考えている方は赤い花束にしましょう。

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・洋服

お店に展示されている赤・黒・水色などのセーター

赤色のものを身に付けると厄除けの効果がありますので、赤い洋服を還暦祝いの贈り物に選ぶのもおすすめ。

赤いちゃんちゃんこ代わりにプレゼントしたいのが洋服です。最近ではちゃんちゃんこや帽子を贈るよりも洋服を贈る方が増えています。その理由として、考えられるのがちゃんちゃんこや帽子の利便性です。還暦祝いで着たあとに、押入れの奥に閉まったままの方は多いでしょう。

そこで、ちゃんちゃんこの代わりに赤い洋服をプレゼントすれば、還暦祝い以降も使ってもらえます。春や夏はストールやポロシャツ、秋や冬はセーターやマフラーをプレゼントしてください。

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・名入れ酒

還暦祝いに贈る名入れ酒

赤色の瓶に詰められた名入れのお酒も厄除けの意味合いを込めることができ、還暦祝いにはおすすめ。

名入れ酒は、還暦をはじめとする長寿祝いの定番プレゼントです。還暦を迎えた方がお酒好きなら、ぴったりのプレゼントといえるでしょう。名入れ酒は、お酒のラベル部分に好きな文字が入れられるお酒です。還暦祝いの機会にラベルを通して感謝の言葉を伝えてください。

弊社では、還暦祝い用の名入れ酒を提供しており、ちゃんちゃんこや帽子がセットになったものもあります。厄除けの意味を込めたちゃんちゃんこと帽子、そして名入れ酒をプレゼントして、すてきな還暦祝いを迎えましょう。

純米大吟醸1800ml 「真紅」 と「赤色鶴亀甲柄ちゃんちゃんこ」セット

 

還暦には厄除けに赤い贈り物を贈って健康や長寿を願おう

赤い薔薇のアップ写真

還暦と厄年の関係性について紹介しました。厄年がどういうものか理解したうえで、還暦を祝うことでより意味のある記念日になります。これまで、厄年について知らなかった方は本記事を参考に理解を深めてください。

厄年は、還暦に赤いプレゼントを贈ることで、厄除けの意味があります。還暦祝いには、本記事で紹介したような赤いプレゼントを贈って、これからも元気に過ごしてもらいましょう。