カナダ

ビールの消費量ランキングで世界5位に立つのは、美しい自然に囲まれた広大な土地を持つカナダです。

日本以上のビール好きが多く、1人あたりの消費量は年間で98.5リットルと、かなりの量を飲んでいることが窺えます。

酒屋にいけば国産のみならず海外ブランドも多く取り扱っていて、日本の銘柄も並ぶほど人気の高いお酒となっています。

そんな多種多様なビールの中で、カナダを原産国としてトップシェアに位置づけられているのがモルソン・カナディアンです。

メーカーのモルソン社は1786年に創業された北米で最も古い醸造会社となっており、老舗であることが信頼の証と言わんばかりに多くの人に親しまれています。

メープルの葉

ラベルにはカナダの国旗にも使用されているメープルの葉が印刷されており、デザインおよび商品名から見たまま、カナダのお酒であることがわかります。

キャッチコピーも「I Am Canadian」と全面にカナダであることを意思表示していることから、非常にわかりやすいお酒と言えるでしょう。

モルソン・カナディアンの種類はラガーと一般的なビールとなっていて、際立った味わいはありませんが、クセがなく誰もが飲みやすいものとなっています。

日本なら第三のビールに近しい味となっているので、それらが好きな人ならごくごく飲めてしまうでしょう。

カナダやアメリカといった北米では基本的に薄めのラガーが好まれており、そのために多くの醸造会社は薄味のビールを作り出しています。

ビール

現地ではあまりにも有名なビールのため、酒場だけでなくレストランやちょっとしたお店でも大抵は置いているので、旅行中に目にする機会があるはずです。

お酒が好きな人だけでなく、弱いということがないのであれば一度は口にしておくと良いかもしれません。

カナダのスポーツと言えばアイスホッケーと言われるほど有名で、テレビでも頻繁に中継されているのですが、このアイスホッケーの観戦中にモルソン・カナディアンを飲むのが鉄板となっています。

アイスホッケー

何故ならプロアイスホッケーリーグであるNHLのオフィシャルビールとして認定されており、観戦中にモルソン・カナディアンのロゴを見ることも多いからです。

ホッケーアリーナでは当然のようにモルソン・カナディアンが販売されており、これを飲みながら観戦する人が多いです。

現在は長期のスポンサー契約を結ぶことで名前が大々的に出ており、その結果、カナダのビールとして高い地位を獲得しています。

また、アイスホッケー以外にもカーレースや競馬と幅広く手を広げており、その人気は留まることを知りません。

知名度の高さから日本でも輸入されていて、コンビニでは見かけないため手軽には入手できませんが、大手酒屋やネットショップから購入できます。

泡立ちはそれほどないので、グラスに注げばすぐに消えてしまう程度、アルコール度数は5%と一般的なビールと同様、薄味で飲みやすいため夏場に冷やして飲むと良いかもしれません。

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