米寿を迎えた祖母に何をプレゼントする?喜ばれる贈り物7選を紹介

井戸端会議をする老婦人

米寿(べいじゅ)を迎えた祖母にプレゼントをしたい。そう考えても米寿祝いに何を渡せばいいのかわかりませんよね。今回は米寿の祖母に渡したいプレゼント7選を紹介します。祖母のプレゼントの相場や選び方、注意点を理解してプレゼントを渡しましょう。

 

1、米寿を迎えた祖母には何をプレゼントすればいいの?

米寿は88歳の長寿祝いです。日本は長寿の国なので還暦や古希に比べると、年齢的には現代の長寿祝いという意味合いが強いです。そのため還暦や古希に比べると、何か欲しい要望が少なくなっている方も多いはず。特に、孫から米寿を迎えた祖母にプレゼントを渡す際に、何をプレゼントすればいいのか悩みますよね。

そこで今回は米寿を迎えた祖母に喜ばれるプレゼントを紹介します。また、孫から渡す場合の予算やどんなプレゼントが喜ばれるのか、そしてプレゼントを渡す場合の注意点も解説していきます。まだ米寿祝いのプレゼントが決まっていなくて、焦っている方は本記事を参考に決めましょう。

・孫から渡す場合の予算は?

孫から祖母へプレゼントを渡す場合、プレゼントの予算はどのくらいなのでしょうか。

孫から祖母へプレゼントを渡す場合の予算は孫の年齢によって異なります。年齢的に若い場合は長寿祝いの平均的な予算を出すのは難しいですよね。ちなみに長寿祝いの平均的な予算は5,000円から3万円ほどです。

この相場を参考に孫から祖母へ送る場合は、1,000円から5,000円程度がいいでしょう。あまり高いプレゼントを贈ってしまうと気を使われる方もいるので、この価格帯のプレゼントがおすすめです。また孫だけではなく、子供つまり親と一緒にプレゼントするのもありです。

孫だけではプレゼントの予算が足りないという場合には、親と予算を出し合いながらプレゼントしましょう。例えば、旅行のプレゼントを贈る場合は、予算が高額になりますので親と協力するのがおすすめです。

・どんなプレゼントが喜ばれる?

米寿を迎える祖母への予算を確認したところで、次にどのようなプレゼントが喜ばれるのか確認していきましょう。

米寿祝いに喜ばれるプレゼントは気持ちが伝わるものです。米寿を迎える年齢になると、昔に比べて物欲が少なくなっている方が多いです。そこで、モノの価値というよりは実用的で生活に根ざしたプレゼントがおすすめです。

普段どんな生活をしているかよく観察して、そのシーンにぴったりなプレゼントを贈りましょう。普段からコーヒーやお茶を飲むならマグカップ。よくクッションを敷いて座っているなら、使いやすいクッションなど実用的なアイテムは喜ばれます。

またより喜ばれるプレゼントは手作り要素のあるもの。手作り要素のあるものは作る時間や手間が想像できます。そのため、買ってきたモノをただプレゼントするよりは、一手間かけたプレゼントが喜ばれます。手作りのマフラーやケーキなど手軽にできるものが喜ばれるでしょう。

どんなプレゼントでも気持ちを込められる方法がメッセージです。米寿祝いのプレゼントを渡す際に、手紙をつけてプレゼントしてください。「米寿おめでとう」「いつもありがとう」「これからも元気で」など短くても良いので気持ちを伝えるのがおすすめです。米寿を迎えた祖母に普段言えない感謝の気持ちを伝えましょう。

・米寿祝いの注意点

米寿祝いのプレゼントで気をつけなければいけないのが、プレゼントするアイテムです。「苦」「死」「老」をイメージさせるアイテムはおめでたい米寿祝いに相応しくありません

例えば、お茶は弔事で使われるため好ましくないプレゼント。ほかにも、「苦」と「死」が両方含まれたくしや、手切れを意味するハンカチも意味合いとしてはふさわしくありません。

基本的にこうしたアイテムはマナー違反になりますが、どうしてもプレゼントしたい場合は問題ないです。ただ家族以外の方にプレゼントする際は、気分良く思わない方もいるので注意しましょう。

もしもお祝いに相応しくないアイテムを贈る場合には、米寿祝いとは別の機会に贈るのが無難です。縁起の良さやアイテムが持つ意味合いを考えながら、プレゼントを選んでみてくださいね。

 

2、米寿を迎えた祖母に喜ばれるプレゼント7選を紹介!

それでは米寿を迎えた祖母に喜ばれるプレゼント7選を紹介します。まだプレゼントが決まっていない方は、7選の中から好みのモノを選んでください。

今回は孫から渡す米寿祝いの予算に合わせて1,000円から5,000円以内のものを厳選しました。おすすめ度もまとめたので参考にしましょう!

・マグカップ

おすすめ度:★★★★☆
予算:1,000〜3,000円

実用的で使いやすいアイテムといえばマグカップです。普段から食後にコーヒーやお茶を楽しんでいるなら、マグカップをプレゼントしましょう。予算は1,000円から3,000円程度と相場内に収まる金額です。

マグカップを米寿祝いに贈る場合には、使いやすさや持ちやすさを意識してみましょう。プレゼントする際は大きさに気をつけて購入してください。米寿を迎える年齢になると、小さい取っ手だとマグカップが使いにくいです。できるだけ大きな取っ手のついたマグカップを選びましょう。

また、最近では夏は冷たさ、冬は温かさを維持してくれるマグカップが登場しています。いちいち中に入っている飲み物を冷やしたり、温め直したりする必要がないので重宝します。マグカップをプレゼントする際は使いやすさにこだわってみましょう。

機能性だけでなく、見た目も意識したい場合には名入れのマグカップを選ぶのもおすすめです。見るたび使うたびに温かい気持ちになってもらえます。

おばあちゃんがコーヒーをよく飲む、お茶をよく飲むなど決まった飲み物をいつも楽しんでいる場合には、それに合うお茶菓子を贈ったり、高級なコーヒーやお茶を添えたりしても喜ばれます。

・花束

おすすめ度:★★★★★
予算:1,000〜5,000円

記念日の定番プレゼントは花束です。女性にとって花束のプレゼントはいくつになっても嬉しいもの。綺麗で華やかな花束を見ているだけで気持ちが明るくなれるという方も少なくありません。米寿のプレゼントに悩んだら、花束のプレゼントを贈りましょう

花束を注文する際はネットよりも予算の都合が付きやすい花屋さんがおすすめです。花屋に着いたら米寿祝いに贈ること、そして予算を伝えましょう。花屋さんでは予算に適した花束を作ってくれるので、孫から贈る米寿祝いの相場である1,000円から5,000円のいくらでも問題ありません。

また、花束を贈るなら米寿祝いのテーマカラーである黄色の花束を注文してください。縁起の良さや特別感を演出することができます。

花束は注文したあと米寿祝いの当日に取りに行くので、祝いの数日前程度には注文を完了しておきましょう。あとは当日取りに行ってプレゼントするだけです。花屋さんによっては指定場所まで花束を届けてくれるお店もありますので、購入時に確認しておきましょう。

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・マッサージクッション

おすすめ度:★★★★☆
予算:3,000〜5,000円

米寿を迎える祖母には健康に関するアイテムを贈るのもおすすめです。

米寿を迎える年齢になると体の不調が増えます。中には、体調不良で椅子に座りっぱなし、寝たきりの状態になっている方も多いでしょう。そこで少しでも体の不調を改善してもらうために、マッサージクッションをプレゼントしてください。

マッサージクッションの見た目はクッションですが、中にはローラーが入っているので、体の不調な部分に当てるだけでマッサージ効果が得られます。寝たきりの状態でも体に押し当てるだけで大丈夫なので快適に利用できます。

そんなマッサージクッションは3,000〜5,000円ほどで購入可能です。幅広いデザインがあるので、米寿祝いに合わせて黄色のマッサージクッションをプレゼントしましょう。

・セーター

おすすめ度:★★★★☆
予算:3,000〜5,000円

冬に米寿祝いを迎えるなら、セーターのプレゼントがおすすめです。普段から着ることのできる洋服は、長寿祝いのプレゼントでも人気です。還暦祝いに赤いセーターをプレゼントするように、米寿祝いでは黄色いセーターをプレゼントしましょう。普段使いしやすいよう黄色の中でも落ち着きのあるマスタードカラーのセーターを選ぶのがおすすめです。

セーターはユニクロなどの量販店で3,000〜5,000円程度で購入できます。もう少し奮発すれば肌触りのいいカシミヤのセーターを購入できるので、予算に余裕のある方はこちらのセーターの購入も考えてください。

こうした量販店のセーターは安く購入できますが、ブランド品になると0がひとつ増える額になることもあるので、その場合は両親や孫たちでプレゼントしましょう。

・靴下

おすすめ度:★★★★☆
予算:1,000〜3,000円

米寿祝いには、米寿の方の健康や体調を気遣ったプレゼントもよく贈られています。お得な価格でプレゼントとしても人気が高いのは靴下です。家にいる時も外出した時もかわいい靴下を履いているとテンションが上がりますよね。米寿を迎える祖母には米寿祝いのテーマカラーである黄色のかわいい靴下をプレゼントしましょう。

冬に靴下をプレゼントするなら保温性の高いものがおすすめです。最近では厚手で暖かい靴下が増えています。米寿を迎える年齢になると、手足など末端が冷えやすくなるので靴下のプレゼントは最適です。

また自宅で履く靴下をプレゼントしたいなら、自宅用の毛糸の靴下もいいでしょう。こちらも保温性が高く、布団の中で履いても問題ないので、入院している方にもプレゼントできます。予算は1,000〜3,000円で相場以内に収める価格です。ぜひ靴下のプレゼントを考えてみてください。

・パジャマ

おすすめ度:★★★★☆
予算:5,000〜1万円

米寿を迎える年齢になると健康状態が悪い方も増えてきます。パジャマは寝つきの良さにも関係していきます。

あまり外出できない状態でも、自宅で元気になってもらうために、パジャマのプレゼントをしましょう。

パジャマなら自宅でも病院に入院していても着られます。またパジャマを着るたびに米寿祝いの思い出に浸れるので、プレゼントされた側としては嬉しい贈り物です。

ただ、パジャマのプレゼントは少しだけ予算が高くなります。予算内に収まるパジャマも存在しますが、素材によってはすぐにダメになってしまうことも多いので、少し奮発して5,000〜1万円程度のパジャマを購入してください。

良いパジャマは素材も頑丈なので、ある程度着ても破れたり擦れたりしにくいです。落ち着いた黄色のパジャマをプレゼントして、少しでも楽しい気分を味わってもらいましょう。

・手作りケーキ

おすすめ度:★★★★★
予算:1,000〜3,000円

最後におすすめしたいプレゼントが手作りケーキです。長寿祝いにモノをプレゼントするよりも、こうした手作りものが喜ばれやすいです。特に手作りケーキはみんなで食べられるので、米寿を迎えた方が記念日嫌いでも問題なくプレゼントできます。

予算は1,000〜3,000円で基本的には材料代になります。手作りケーキでおすすめなのがデコレーションケーキを作ること。ケーキの表面に”米寿”や”88”と描いてオリジナルのケーキをプレゼントしましょう。あらかじめどんなケーキや果物が好きか聞いておけば、好みに合わせたケーキがプレゼントできます。

市販のホールケーキを購入すると予算を超えることもありますが、手作りなら予算内に収めることができるので作る側ももらう側も嬉しいプレゼントです。米寿祝いの前日にケーキを作って、当日の米寿祝い終わりにプレゼントしてください。

 

まとめ

米寿を迎えた祖母に喜ばれるプレゼント7選を紹介しました。一般的な長寿祝いに比べると予算は少なめのプレゼントがおすすめです。立場上、あまり高額なプレゼントを贈っても気を使われてしまいます。祖母のことを考えている気持ちを込めたプレゼントを贈りましょう。

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