米寿のお祝いの金額はいくらがいいの?祝儀の相場とマナーを解説!

財布のイメージ

米寿のお祝いにプレゼントや現金を贈る方は多いはず。ただ、お祝いの金額をいくらにすれば良いのか悩んでしまいますよね。そこで今回は米寿のお祝いの金額について紹介。お祝い、祝儀の相場やマナーを解説するのでぜひ参考にしてみてください。

 

1、米寿のお祝いの金額はいくらが適切なのか?

米寿(べいじゅ)は88歳の長寿祝いです。還暦や古希が有名な長寿祝いですが、実はこのほかにもたくさんの長寿祝いが存在します。還暦(60歳)、古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)の次が米寿(88歳)です。

米寿は”米”という漢字が由来になった長寿祝いです。米を分解すると”八十八”という数字になります。この八十八に着目して米寿祝いが生まれました。また米寿は米の祝いともいわれ、日本人と関係が深いお米の祝いでもあります。還暦や古希以降は、こうした漢字の成り立ちが由来となっていることが多いです。

そんな米寿のお祝いに関わる金額は多くの方の悩みです。いくらが適切なのか?本記事でしっかりと確認した上でプレゼントを贈りましょう。

・相場は立場によって異なる

米寿のお祝いの相場は「誰が贈るか」によって変わってきます。例えば、子供や孫、親族など立場によって相場は変わるものです。ここで立場による金額の相場をまとめたので、これからプレゼントを用意する予定の方は参考にしてください。

子供から親へ:1万円〜3万円
孫から祖父母へ:1,000円〜1万円
親族へ:5,000円〜2万円

一般的な米寿祝いの相場は1万円から3万円ほどです。この相場については、還暦祝いや古希祝いなどの他の長寿祝いと同程度の金額となっているので、他の長寿祝いと差をつける必要はありません。子供から両親へ送る場合はこの価格帯を意識してプレゼントを考えましょう。

また孫から祖父母へ贈る場合は、孫の年齢にもよりますが1,000円〜1万円で問題ないです。価格よりも気持ちを優先したプレゼントを贈ってください。特に孫からのプレゼントというのはおじいちゃん、おばあちゃんにとっては喜びも一塩なので、手作りのものや似顔絵などあまり金額を気にせずにプレゼントを選ぶと良いでしょう。

親族へ贈る場合は相場程度または5,000円〜2万円ほどのプレゼントがおすすめです。

・プレゼントは金額よりも気持ちを重視

米寿に限らずプレゼントの相場を気にする方は多いです。当たり前ですがプレゼントは金額よりも気持ちが大切です。何をプレゼントしたいのか?悩むことは相手への気持ちの現れなので、素晴らしい時間になります。米寿の方も「自分のためにプレゼントを選んでくれた」という事実をうれしく思ってくれるでしょう。

なんとなくプレゼントの金額に後ろめたさがある方は、メッセージを添えるといいでしょう。そこには、普段伝えられない言葉や思いを綴って一緒にプレゼントしてください。

長寿祝いは感謝の気持ちやお祝いの気持ち、そして今後の長寿を願うイベントなので、そういった気持ちを言葉にすると思いが伝わるでしょう。普段から手紙を書く機会が少ない方も多いはずなので、米寿祝いはメッセージを贈るのに適した機会です。プレゼントの予算に悩んだらメッセージを添えることを前提にプレゼントを選びましょう

 

2、米寿のお祝いにお金だけ贈るのはアリ?

ここまでプレゼントの相場について紹介しましたが、中にはプレゼントではなく現金を贈ろうと考えている方もいるでしょう。実際に米寿のお祝いに現金を贈るのはアリなのか?ここでは米寿のお祝いと現金について紹介します。

・そもそも現金を贈るのはアリなの?

米寿祝いに現金を贈れば、自由に好きなものを購入してもらえる、好きなように使ってもらえると思うかもしれません。

しかし、長寿祝いに限らず目上の方に現金を贈るのはマナーとしてよくありません。そのため基本的には現金を贈ることはNGになります。ただ相手に欲しいものがない場合や、これまでも現金をプレゼントしてきたなど特別な事情がある場合は問題ありません。

米寿祝いは身内へのプレゼントなので、そこまで神経質になる必要はないです。ただし親族などは事情が異なってくるので、マナーを優先してモノをプレゼントしましょう

現金を贈る際は現金のみではなく、一言メッセージを添えると生々しさがなくなります。くれぐれも現金のみを包んで贈ることは避けましょう。簡単なメッセージを添えるだけでも相手への配慮となります。

・祝儀の相場はいくら?

米寿のお祝いに祝儀を贈る場合の相場は、プレゼントの相場と同程度です。米寿の相場は1万〜3万円ほどなので、この価格帯に収まる程度の現金を包みましょう。ただしこうした相場は家族の事情によって異なるので、あくまで目安として考えてください。

またプレゼントと同じく立場によっても金額が異なります。例えば、子供と孫で贈るなら別々ではなく、家族まとめて贈るのがおすすめです。できるだけまとめて贈るとマナー的にも好印象です。

・祝儀を贈る際のマナー

祝儀を贈る際はそのままお金を渡すのではなく、きちんと祝儀袋などに入れて渡しましょう。表面には「御祝」や「祝 米寿」といった表書きを書きましょう。表書きの文字はできるだけ死を連想させる4文字を避けるべきです。

あとは名前と金額を書いて蝶結びまたは花結びの水引が付いた祝儀袋を選べばマナーとしては十分です。中には間違いのないようにお金を入れて、できればメッセージを添えておきましょう。

 

3、米寿におすすめの現金以外のプレゼントを紹介

最後に米寿におすすめの現金以外のプレゼントを紹介します。現金を贈ろうと思っていたけど、やっぱりプレゼントにしたい!と考えている方はぜひこの章を参考にしてプレゼントを選んでみてください。

・花束

米寿を迎えた方がモノのプレゼントが苦手なら花束を贈りましょう。花は手元に残る期間が限られているので、プレゼントとして贈られても困らせにくいです。米寿祝いのテーマカラーである黄色をメインにした花束なら華やかさもありおすすめです。

花束のプレゼントはネットまたは花屋で花束を購入してプレゼントできます。ここでは最寄りの花屋での購入をおすすめします。花屋に米寿のお祝いに花束を贈りたい、そして黄色系の花束で予算は〇〇程度と伝えれば、それに見合った花束を作ってくれます。出来上がった花束は米寿祝い当日に合わせて注文して取りに行きましょう。

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・旅行

米寿祝いには思い出に残る旅行のプレゼントもおすすめです。旅行のプレゼントなら、モノではなく体験をプレゼントできます。あまり旅行に行く機会がなかったという方には特に喜ばれる贈り物になります。予算にもよりますが、できれば家族旅行をプレゼントしましょう。

旅行の旅先については、米寿を迎える年齢になると体力も低下してくるので、遠出はせずなるべく近場の観光地を選びましょう。観光スポットを巡るのは体力的にも難しいので、部屋でゆっくりできる設備の整ったホテルや旅館がおすすめです。

近年では長寿祝いプランのあるホテルや旅館も増えています。プロのカメラマンによる記念撮影、花束のプレゼント、ちゃんちゃんこの貸し出しなどプランの内容は宿泊地によって異なりますが、記念日に相応しい特別なサービスを受けたい場合には検討してみましょう。

旅行のプレゼントはある程度予算が必要ですが、喜ばれるプレゼントのひとつなので、しっかりと計画を立てて素敵な思い出をプレゼントしましょう。

・マッサージグッズ

米寿の方の体を気遣ってマッサージグッズを贈るのもおすすめ。米寿を迎える年齢になると、肩が痛い、首が凝るなど体の不調が出やすいです。

そこで毎日の不調を解消してもらうためにも、マッサージグッズをプレゼントしましょう。健康を気遣ったアイテムは今後の健康や長寿を願う気持ちを伝えるのに最適です。

マッサージチェアのような大掛かりなものだと、置く場所も考えなければならず予算も必要になります。そこでおすすめなのが小型のマッサージグッズです。例えばマッサージクッションのようなサイズの小さいものなら、お部屋のスペースを取らずにマッサージ効果が得られます。マッサージチェアに比べるとマッサージグッズは予算も少なくおすすめです。

操作方法も簡単なものが多いので、米寿の方でも気軽に使ってもらえます。マッサージクッションは基本的に3,000円から1万円ほどで購入できます。

・アクセサリー

米寿のプレゼントにおすすめなのがいつでも身に付けられるもの。中でもアクセサリーは普段使いのできるおすすめのアイテムです。おしゃれをこれからも楽しんでほしいという気持ちを込めて、米寿の女性に贈りましょう。米寿祝いのテーマカラーである黄色のアクセサリーをプレゼントするのがおすすめです。

身に付けるだけで華やかになり、気持ちまで明るくなるようなアクセサリーは、おしゃれやお出かけをより一層楽しんでもらえるでしょう。指輪やネックレスなど米寿の方が日頃身に付けているアクセサリーを選んでみてください。

ただしアクセサリーに使われている宝石によって予算が高くなる恐れがあります。予算の範囲内に収めるアクセサリーを選んでプレゼントしてください。特に、指輪やネックレス、ブレスレットは米寿を迎えた女性に喜ばれます。

・名入れ酒

米寿を迎える年齢だからこそ、家族水入らずでお酒を酌み交わすなんて素敵ですよね。そんな家族でのひとときを後押ししてくれるのが名入れ酒です。米寿祝いに好みのお酒をプレゼントするのもいいですが、どうせなら米寿祝いに関連したお酒をプレゼントしたいですよね。

名入れ酒はラベルの部分に文字を入れられるお酒。例えば「祝米寿」や「米寿おめでとう」といったオリジナルメッセージをラベルにプリントできます。そのほか、「家族一同」「○○より」など贈り主の名前や、記念日なども入れてもらうことが可能。他にはない独自のプレゼントを贈りたい場合は、名入れ酒をプレゼントしましょう。

弊社では米寿祝い用の名入れ酒を提供しています。黄色い風呂敷に包まれたお酒は黄色の瓶を採用しており、一目で高級感と米寿を感じられる仕上がりになっています。また、どの名入れ酒にも生まれた日の新聞など記念日新聞を添えています。気になる方はチェックしてみてくださいね。

米寿祝い館の名入れ酒はこちら

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・洋服

米寿祝いをはじめとする長寿祝いに適したプレゼントといえば洋服のプレゼントです。そもそも長寿祝いではちゃんちゃんこを贈る習慣があります。ちゃんちゃんこも身に付けるものですが、実用的なプレゼントとはいえないですよね。

そういった面から最近では、身に付けてもらいやすく長く使ってもらえる洋服のプレゼントを選ばれる方が少なくありません。洋服なら実用的に使ってもらえるので、ベーシックなアイテムを選んでプレゼントしましょう。

洋服のプレゼントに何がいいのかは季節によって異なります。例えば春夏はポロシャツやストール、秋冬はセーターやマフラーのプレゼントがおすすめ!米寿祝いのテーマカラーにあった落ち着いた黄色の洋服をプレゼントしましょう。

米寿を迎えた方が洋服にこだわりがあるなら、そのブランドの洋服を。そうでない場合はユニクロをはじめとする量販店の洋服で構いません。

米寿の方の洋服のサイズがわからない場合には、一緒に買い物に行って相談しながら選ぶとより良いものを選んでもらえるでしょう。

・似顔絵

米寿を迎えた方の中には写真が苦手という方は多いです。写真が苦手な方の場合、撮影する際に避けられてしまうため、なかなか思い出が残りませんよね。そこでおすすめなのが似顔絵のプレゼント。

米寿祝いをはじめとする長寿祝いに似顔絵を贈る方は多いです。人の顔を描くのは得意ではないという方もいらっしゃるかもしれませんが、最近ではインターネットで気軽にプロに似顔絵を描いてもらうことができます。

あらかじめ製作会社に写真を贈るだけで似顔絵を完成させてくれます。似顔絵は額縁に入って贈られてくるので、どこにでも飾ることが可能です。相場的な数万円程度となるので、予算と相談しながらプレゼントするか決めてください。

また似顔絵のタッチは製作会社によって異なるので、どんな似顔絵を書いてくれるのか、まずは各社のタッチを確認しておきましょう。各社の完成例を参考にしてみましょう。お孫さんからの似顔絵のプレゼントも喜ばれます。

 

まとめ

米寿のお祝いの金額について紹介しました。プレゼントする際はある程度相場を気にした方がいいですが、基本的には相場よりも気持ちが優先となります。

まずは予算と相場を比べて足りない分は気持ちで補いましょう。また家族や子供達でまとめてプレゼントするのもおすすめです。米寿を迎えた方が喜ぶ顔を想像しながら現金またはモノのプレゼントを贈りましょう。

現金のみを贈る際は祝儀袋に入れるなどして、最低限のマナーは守るようにしてください。くれぐれも現金をそのままプレゼントすることは避けましょう。それでは本記事を読んで素敵な米寿祝いを迎えてください。

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