還暦と喜寿は何が違う?年齢・カラー・由来・プレゼントの違いを解説!

たくさんの赤や紫色のチューリップ

長寿祝いにはいくつか種類がありますが、還暦と喜寿は何が違うのか悩む方が多いはず。還暦は長寿祝いの中でも有名で名称を知っている方は多いですが、何歳のお祝いなのか、喜寿と何が違うのか具体的な違いを説明できるという方は多くはありません。

還暦と喜寿は何が違うのか?それぞれ何歳をお祝いする長寿祝いなのか?由来は何なのか?これらの違いを覚えておくと、各名称や祝う年齢などを混同せずに済みます。これから還暦や喜寿祝いを控えているという方は知識として覚えておいて損はありません。

そこで今回は、還暦と喜寿の年齢・カラー・由来・プレゼントの違いを解説。長寿祝いの中でも、還暦と喜寿は具体的な違いが多いので比較的覚えやすいです。本記事であらためてどんな違いがあるのか確認しておきましょう。

 

1.還暦と喜寿は何が違う?

のし

還暦と喜寿は何が違うのか、下記の表で年齢・カラー・由来の違いをご説明します。

【主な還暦と喜寿の違い】

年齢 カラー 由来
還暦 60歳 中国
喜寿 77歳 日本

還暦と喜寿はどちらも長寿祝いの一種ですが、主に年齢、カラー、由来が異なります。

一見難しそうな長寿祝いの違いですが、それぞれの内容を把握しておけば混同することはありません。

加えて還暦と喜寿の違いは、ほかの長寿祝いに比べて明確です。それでは、還暦と喜寿の内容を知っていきましょう。

 

2.還暦の年齢とカラー、由来は?

10数個の薔薇の花が咲いている様子

年齢:60歳

カラー:赤

由来:中国

還暦は、長寿祝いの中でも最初に訪れるお祝いです。赤いちゃんちゃんこや帽子を身に付ける習慣を知っている方は多いはず。そんな、還暦の年齢やカラー、由来を解説します。

・還暦を祝う年齢は60歳

還暦は、60歳を迎えた方の長寿祝いです。昭和30年過ぎまでは、数え年(生まれた日を1歳としてお正月に歳を重なる)の61歳で祝っていましたが、現在は満年齢(生まれた日を0歳として誕生日に歳を重ねる)の60歳で祝います

還暦は長寿祝いとの関係性が深く、30周年を半還暦、120周年を大還暦と呼ぶなどさまざまな名称があります。

・還暦のカラーは赤

還暦のテーマカラーといえば、赤色を連想する方が多いのでは。

還暦といえば、赤いちゃんちゃんこや帽子が有名ですよね。日本では、還暦祝いに赤色の衣服を贈る習慣があります。もともと、赤は魔除けの色と呼ばれており、昔は赤子を厄から守るために赤い産着を着せていました。還暦は生まれた頃に還る意味合いがあるため、赤子と同じく赤い産着を着ます。

還暦に赤いちゃんちゃんこや帽子を身に付けるようになった背景には、魔除けの習慣が関係していました。こういった関係性から、還暦のカラーは赤色という風習が根付いたのです。

・還暦の由来は中国

還暦の由来は中国の「十干十二支(じっかんじゅうにし)」という数え方です。「十干(じっかん)」と「十二支(じゅうにし)」は合わせて60パターン存在し、一周回ることを還暦と呼びます

【十干と十二支】

十干:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸

十二支:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

日本では、十干よりも十二支との関係が深いです。十二支は、干支のことを指します。還暦は、本卦還りといい、生まれた年の干支に戻ることを意味します。還暦祝いは、中国の十干十二支をもとにした長寿祝いというわけです。

 

3.喜寿の年齢とカラー、由来は?

太陽の光をいっぱいに浴びている紫色の花

年齢:77歳

カラー:紫

由来:日本

喜寿は、長寿祝いの中でも70歳の古希の次に訪れるお祝いです。還暦や古希に比べると、影を潜めていますが、れっきとした長寿祝いのひとつです。そんな、喜寿の年齢やカラー、由来を解説します。

・喜寿を祝う年齢は77歳

喜寿は、77歳を迎えた方の長寿祝いです。数え年の場合は76歳、満年齢では77歳で祝います。現在は、満年齢が主流の数え方なので、満77歳の年に喜寿祝いを行いましょう。

・喜寿のカラーは紫

喜寿祝いのテーマカラーは紫です。もともと、紫は聖徳太子の冠位十二階で最も高貴な色として定められています。現代でも、紫は気品溢れる色としておなじみです。

喜寿祝いは、長寿を祝う記念日のひとつになります。喜寿を迎えた方を敬う意味でも紫がテーマカラーとなっています。

ちなみに、喜寿のカラーである紫色は、ひとつ前の長寿祝いである古希のカラーとも同じです。そのため、紫のちゃんちゃんこを古希に購入したという方は、喜寿祝いでも紫のちゃんちゃんこを利用することができますよ。

・喜寿の由来は日本

喜寿の由来は中国と思われがちですが、実は日本。60歳の還暦や70歳の古希は中国が由来の長寿祝いです。一方、喜寿祝いは長寿祝いの習慣が定着する中で生まれました。

喜寿以降の長寿祝いは日本独自のものだと考えられています。喜寿祝いは室町時代からはじまった日本独自の習慣です。喜寿は、「喜」の草書体が漢数字の「七」を重ねた形に由来しています。

昔は、還暦や古希の年齢が長寿といわれていましたが、平均寿命が上がった現代では喜寿祝いからが長寿といえる年齢です。今後、さらに平均寿命が上がれば、新たな長寿祝いが生まれるかもしれませんね。

 

4.番外編!還暦と喜寿にはプレゼントの違いもあるの?

ハートの飾りやチェックのリボン、レースリボンなどがついたプレゼント箱

最後に、還暦と喜寿にはプレゼントに違いがあるのか気になりますよね。還暦祝いと喜寿祝いのプレゼントの違いは「テーマカラーのみ」です。

還暦は、魔除けの意味がある赤のプレゼントが適しています。一方、喜寿はテーマカラーである紫のプレゼントがおすすめです。

必ずしも赤や紫のプレゼントを贈らなくても構いませんが、テーマカラーを意識すると選びやすいです。

テーマカラーに合ったプレゼントは縁起が良く、長寿祝いに関連した色合いのものは特別感を演出できます。

予算に関しては、どちらも5,000円〜3万円程度が相場となります。長寿を迎えた方との立場や関係性を考えた上で、予算内に収まるプレゼントを贈ってください。

予算が高すぎると相手に気を遣わせてしまうので、できるだけ予算内に収めるといいでしょう。

〇還暦祝いのプレゼントの選び方はこちら→還暦祝いのプレゼントはこう選ぶ!シチュエーション別の選び方とは? 

〇喜寿祝いのプレゼントの選び方はこちら→男女別!喜寿祝いに向けて知っておきたい選び方とおすすめプレゼント10選

 

5.還暦と喜寿の違いを理解して長寿を祝おう

チョコレートといちごのケーキ

今回は、還暦と喜寿は何が違うのかご紹介しました。

還暦と喜寿の違いは年齢、カラー、由来です。2つの長寿祝いの違いを覚えておくと、祝う際に混同せずに済みます。還暦や古希を知っている方は多くても、喜寿まで理解している方は少ないです。本記事で還暦と喜寿の違いを理解しておけば、これから悩む必要はないでしょう。

加えて、還暦と喜寿のプレゼントの違いも覚えておけば、何を渡せばいいのかすぐに決められます。還暦と喜寿の違いを理解して長寿を祝ってください。

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