卒寿とは、90歳を迎えることをいいます。 卒の字のくずし字が「卆」と書かれてたことから、90歳を表す言葉として使われたといわれています。 年齢換算は、満年齢に一つ年齢を足した数え年で計算する方もいれば、シンプルに満年齢でお祝いする方もいるようです。

卒寿は、お祝いの色が、古希や喜寿と同じように紫ですので、紫色にちなんだ贈り物を渡す場合が多いようです。プレゼントを渡す時は、「祝卒寿」「御卒寿御祝」等の言葉をのし袋に書き、紅白、金銀などの水引を付け、のし袋の下段にはフルネームを書きましょう。一方、お返しをする際には、「内祝」「寿」などの言葉をつけてお返しします。

卒寿のお祝いをされるときですが、卒寿のお祝いの色が「紫色」であることを知っておくと便利です。これは古希や喜寿と同じ色だそうで、卒寿のお祝いでは紫色にちなんだちゃんちゃんこを着られてお祝いの席に参加されている方もいらっしゃいます。紫色は風水では品やステータスをあげてくれる色としても重宝されていますので、長寿のおじいさまやおばあさまによく似合われます。

プレゼントとでは実用性のあるものもいいですが、お祝いされる方みんながよい思い出となるように、家族・親戚そろっておいしい食事をするのもいいですね。長寿を迎えられた方が落ち着いて過ごせるよう、静かな料亭や自然の景色が美しいホテルや温泉など快適な場所を選びましょう。