卒寿のお祝いに家族でパーティーを!お祝いする際に配慮することやプレゼントの内容と相場

長寿の祝い袋

卒寿祝いなど長寿祝いで欠かせないのが、これまでの感謝を込めたプレゼントや、家族や親せき集まってのお祝いの席。

ただ、プレゼントと一口で言ってもいろいろなものがありますし、他の人と被りたくないという気持ちもありますよね。

また、お祝いの席を設けるにしても、場所や時間の長さなど気を付けなければならない点もあります。

この記事では、卒寿祝いのプレゼントの内容やお祝いの品の相場、家族で卒寿をお祝いする際に配慮することについてご紹介します。

 

卒寿のお祝いは家族で行うのがおすすめ!

90歳をお祝いする卒寿のお祝いには、子どもや孫が集まって家族でお祝いするのがおすすめです。

食事をしたり、会話をしたりなど家族と過ごす時間が何よりうれしい、思い出に残ると感じる方は少なくありませんので、喜んでもらいやすいです。

いかにも長寿のお祝いというよりは、フランクな誕生日パーティーのようなイメージで行った方が喜ばれる場合もあります。

誕生日ケーキを用意したり、お部屋を飾りつけしたり、プレゼントを用意したり、卒寿の方が喜ぶようなお祝い方法を家族で考えてみましょう。

 

卒寿をお祝いする際に配慮すること

ここでは、卒寿祝いで配慮しておきたい点をチェックしていきましょう。

卒寿の方やお祝いするご家族の方が気持ちよくお祝いの会を開けるよう、時間や場所、料理などの注意点を確認しておきます。

時間や場所の調整

卒寿祝いの際には、プレゼントを用意するほかお祝いの席を設けるご家庭も多いものです。

ただ、卒寿を迎える主役も90歳で年齢的に体力が衰えていますので、長時間に宴を開くことが難しいです。

また、還暦祝いや古希祝いの際には、まだまだ現役で足腰が元気な方も多く、レストランや料亭など外食を利用してお祝いするのが多いですが、卒寿祝いの場合には卒寿の方の体調や気分を考慮して場所を設定することが大切です。

健康状態によっては遠方のお店に行くのが難しいこともあるでしょうから、その際には自宅でホームパーティーを開いたり、近くのお店で短めに食事会を行ったりなど場所を調整しましょう。

料理の品数の調整

料理も年齢に合わせて品数も用意をしないとならないので、お取り寄せや仕出しを利用して、家庭によっては質素で簡潔にお祝いをして過ごします。

お祝いの方法にも、絶対にこうしなければならない、という決まりはなく、家庭や地域によって卒寿祝いの方法はさまざま。

相手に感謝する気持ちが伝われば、家族だけで過ごしても十分満足することができます。

プレゼントも記念になるものであれば手作りでも喜ばれますので、日頃の感謝と健康を祝って下さい。

プレゼントの選び方

卒寿をお祝いする時にお渡しするプレゼントは、「老」や「苦」「死」を連想させるものを選ばないことがポイントです。

例えば、不祝儀に使われることが多い小菊や輪菊、首から落ちるを連想する椿の花、香典返しで使われるお茶、苦と死の両方が含まれる櫛など。

90歳という年齢を意識し過ぎず、気持ちが明るくなるような華やかな贈り物を選びましょう。

卒寿祝いの贈り物の注意点|お祝いで避けるべき贈り物と人気のプレゼントをご紹介!

 

卒寿祝いのプレゼントについて

90歳というと日本人の平均寿命も超えていることと卒寿という節目をお祝いするということで、家族や親せきを招待してお祝いを開くことがあります。

招待される側も日頃の感謝の気持ちを込めてプレゼントを用意しますが、もし都合が合わずにお祝いの場に来られない時には、前もってお祝いの品物を届けなければならないですよね。

もしプレゼントで何を渡すか分からない場合には、紫色のちゃんちゃんこや帽子や座布団を渡すのが一般的です。

還暦の場合には赤色のちゃんちゃんこですが、卒寿のテーマカラーは紫色になりますので紫のちゃんちゃんこや帽子などを渡すことになります。

ただ、最近では招待される人数が多く他の人と同じにならないようにと、紫色の物をプレゼントしたり、本人の好きなものを選んだりする傾向があります。

このように、これからも健康で長生きできるようにと相手に伝わることができれば、とくにこだわらなくても大丈夫です。

卒寿の方が喜ぶ姿や使ってくれている姿を想像しながら、ライフスタイルや趣味嗜好に合ったものを選ぶと良いでしょう。

卒寿祝いのプレゼントの選び方|卒寿のテーマカラーとの関係やプレゼントを探す方法について

 

卒寿祝いの品物の相場

卒寿祝いの品物を決めていく中でまず気になるのがどのくらいの相場のものを購入するのが良いのかということ。

卒寿祝いのプレゼントの相場は、

両親2~3万円程度

祖父母1~2万円程度

親戚1万円程度

が一般的とされています。

ただ、日ごろの感謝を込めてもう少し高価なものを贈りたいという場合には、家族や兄弟などと話し合って予算を出し合うと良いでしょう。

旅行などプレゼントの内容によっては、少々高額になることがあるので、予算を話し合ったうえでプレゼントの内容を決めることをおすすめします。

ただ、この相場はあくまで目安となるもので、一番大切なのは気持ちが伝わるもの卒寿祝いのプレゼントに選ぶことです。

例えば、小学生や中学生のお孫さんがいる場合には、おじいちゃんやおばあちゃんへの卒寿祝いのプレゼントの予算を用意するのが難しいという場合もあるでしょう。

そういった場合には、似顔絵のプレゼントを用意したり、お手紙やメッセージボードのプレゼントを用意したりすると、金額に関係なく喜んでもらえるでしょう。

このように、卒寿の方との関係性に合わせて気持ちが伝わる最適なプレゼントを考えるようにしましょう。

 

家族で卒寿祝いのパーティーする際のおすすめプレゼント

お店ではプレゼントの持ち込みをしても良いか、予約時に聞く必要がありますが、お家でお祝いするのであれば問題なく用意できます。

ここでは、家族で卒寿祝いのパーティーをする際におすすめのプレゼントをいくつかご紹介します。

花束

場を盛り上げるとともに癒す効果が期待できる花束は、おめでたい席には欠かせないプレゼントです。

卒寿祝いのテーマカラーに合わせた紫色の花束を用意したり、紫色を基調としたプリザーブドフラワーを用意する方が多いです。

プリザーブドフラワーの場合には、肥料や水やりをする必要がありませんので、負担なく美しい状態を楽しんでほしいという場合にはおすすめです。

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ケーキ

家族みんなで楽しめるプレゼントとしてはケーキのプレゼントはいかがでしょうか。

ケーキのプレゼントはサプライズにも最適です。

家族で力を合わせて手作りケーキを用意するのも良いですし、最近では、表彰状型のケーキや似顔絵が描かれたケーキなどさまざまなメッセージケーキが人気があります。

食器類

お箸やお茶碗、湯呑み、グラスといった食器類は卒寿祝いの席ですぐに使ってもらえるという魅力があります。

名前やメッセージの入った食器であればインパクトがありますし、場が盛り上がること間違いなしです。

年齢を意識しすぎて地味なものを選ぶのではなく、若干若々しいデザイン物を選ぶと抵抗なく受け取ってもらえるでしょう。

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まとめ

卒寿のお祝いに家族でパーティーをする場合に配慮することやプレゼントの選び方を確認しました。

卒寿のお祝いのパーティーを開く場合には、体調や気分などに配慮したり、料理の品数を調整したりなど卒寿の方に無理をさせないようにする必要があります。

今回ご紹介した卒寿祝いで配慮することやプレゼントの選び方を参考にしながら、卒寿の方に笑顔になってもらうとともに、家族みんなの思い出に残るような特別な卒寿のお祝いを演出しましょう。

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