今回は、シンハービールについて情報をまとめてご紹介したいと思います!
タイ発のビールブランド、シンハー
シンハービールは、タイ国で1933年から製造されているブランド名になります。
爽やかな口当たりがタイ料理にあうと日本のタイ料理店に行くと出されているのです。
主原料は、麦芽とホップでアルコール度数は、6%と高いといえます。
シンハーの語源になっているのは、タイやインドの壁画や古代神話にあらわれる獅子のことを言うのです。
キャッチコピーは「獅子のビール」になります。
2015年のタイのビール市場は、3%台から4%増の1800億バーツにのぼっており、
シンハーはそのうち市場の72%のシェアを誇るリーダーと言えるのです。
タイのビールと税金
タイ国内でもお酒にかけられている税金は貴重な財源になっています。
タイ国内では、輸入ビールに60%と高い関税がかけられており、発泡酒を含めて国内生産品を保護しているのです。
全ての輸入ビールはボトルキャップに輸入ステッカーを貼る必要になります。
このため輸入ビールが高いので国内の醸造元は、ヨーロッパ資本と提携することで販路を拡張しているのです。
ただし、シンハーは、歴史が古く人気があるのでこれからもトップリーダーの座を保っていくことは確実だと言われています。
シンハービールの味の特徴
ビアシンの名で有名でタイでは、標準・軽めのアルコール度数があることで知られドラフトとして販売がされているのです。
アメリカ風のラガータイプでほろ苦い味が本来のホップと麦芽を活かしており大量生産に耐える冷却ができるものになっています。
タイで飲むと薄く感じますがアルコール度数は意外に高いといえるのです。
一口目に苦みが入り、香りも口のなかに広がります。色は少し薄めですがインパクトのある味と言っていいでしょう。
シンハービールを飲むには?
シンハーを日本国内で飲みたいと考える人は、タイ料理店に行けばシンハーは必ず出してくれます。
タイ料理の味わいを引き立てる役割を果たしてくれるのは間違いないでしょう。
最近はタイの女性にも好まれて飲むようになったという事です。タイでお酒が飲めるのは18歳になっています。
コンビニで普通に購入することができるのです。
タイではお酒を買えない日がある
タイではお酒が買えない日があるって知っていますか。
ちなみに選挙の前日と当日・また宗教上の理由でブッダに関する日は街中でお酒を買う事はできません。
コンビニやスーパーのお酒売り場ではシートやカバーをして「購入できません」と明記されています。
レストランでも販売禁止は徹底されているのです。
ちなみに仏教の関係でカジノはタイにはありません。敬虔な仏教徒が多い国らしいエピソードです。
タイという国は、国民性からもはめをはずして飲むという習慣はあまりありませんから、飲む量は自然にセーブされています。
女性が飲むことは少なく最近は見かけるといった程度になるのです。
このような風習はよく覚えておかないと日本人はひんしゅくをかうことになってしまいます。
お酒が高いことも税金で徴収されていることが影響しているのです。
食事代と同じくらいの値段がお酒を飲むにはかかってしまいます。
気軽に暑いからいっぱいというわけには、まだまだ遠いような気配になるのです。
進む酒市場の拡大
首都バンコクではクラフトの地物を出す店が増えています。
発泡酒に似ていますが慣れた口からするとかなりコクがあるように感じるのです。
気候風土や料理にあうので市場はもっともっと拡大していくと考えられています。
バンコク市内では、クラブが開店して若者が出入りするようになり近代化はますます進んできているのです。
東京にいるような感覚に襲われるスポットも沢山出来ています。
そのような背景がお酒をたしなむ雰囲気が似合うようになってきているといえます。
アジアの中でも特異な発展がみられるタイにおけるお酒市場の拡大はこれからも続くと考えられているのです。
タイにおけるビールの飲み方
ドライさが受けるほろ苦さを持っておりアメリカテーストがします。
タイでの飲み方は一般的に氷を入れて飲むスタイルです。氷がとけてより味がさらに薄くなって飲みやすくなります。
大麦モルツが使われており、ほろ苦さがとてもタイ料理を食べるのに適していると言われているのです。
日本の感覚で言えば、料理を楽しむので飲み物は付けたしと思えばいいといえます。
だから地元の人は、薄いなどとは思っていません。むしろ、日本産のものはなぜ氷を入れないのと問われます。
最後に
缶と瓶詰めがあるのは日本と変わらなくなります。
コンビニでは、主力商品として購入する人が多いのも事実です。
普通に食卓で楽しむということを目指す国です。意識改革がかなり若者の間で広まっています。
食事にお酒そして獅子の酒がとても似合うようになりました。
日本の街角でタイ料理店が違和感をもたずにある風景から輸入することができればもっと普及するようになると期待しているのです。
所得向上が進んでおり生活に余裕ができてきているので、レストランでの家族連れの食事が珍しいものではなくなってきています。
高度経済成長期の日本に少し似た所があるタイはそんな国です。日本と違うのは、老人大国ではないということです。
若者がお酒市場に慣れてくれば獅子のお酒がこれまで以上に役割を果たすことになります。