今回はバラデンのビールについていろいろな情報をまとめてご紹介します。
バラデンについて
バラデンクラフトビールの起源の地は、イタリアの北西部ピアモンテ州の小さなビアパブにあります。
バラデンの創始者である、テオ・ムッソ氏は多彩な才能を発揮しアートやグルメの分野で活躍してきたのですが、
ビール好きが高じ、自らが醸造家として酒造りを研究することになり、
イタリア国内では初めてのクラフトビールを製造することに成功し世に送りだすことになったのです。
ビールと発泡酒の違い
ところで知っているようで知らないビールと発泡酒の違いをきちんと説明できるでしょうか。
発泡酒とそうでないものの境目・違いは原料と麦芽の使用割合によって定義するうえでの決定的な差異が生じています。
その境目となる割合は67という割合であり、麦芽の使用割合が67%未満のもの、
あるいは麦芽の使用割合が67%以上ではあるけれども国の定める原料以外のものを使用している、
という場合は、酒類の定義としては発泡酒となるわけです。
バラデンの場合は輸入酒になるわけですから輸入代理店を通して、
使用されている麦芽の割合や使われている原料がどのような成分によりできているのかを明示してもらい、
どの区分の酒に属しているかを見極める必要があるのです。
世の男性諸氏にとって、今晩飲む酒が発泡酒であるのか、そうでないのかはかなり重要な選択になると思います。
発泡酒は、男性からすれば価格が安く味的にもワンランク下がるもの、少しレベルが落ちたものという印象があり、
同じように飲むのなら、クオリティの高いもの、洗練されたものを味わいたいと考えても不思議ではありませんから、
例えば自身の出世の証しとしてよりクオリティの高いものを味わっていきたいと考えても不思議ではありません。
高い安いの判断基準からいえば、日本のビールメーカーでいえば、メジャー3社のキリン・サッポロ・アサヒ、
この三社の主力製品はやはり憧れの的でキリンでいえばラガー、サッポロでいえば黒ラベル、
アサヒでいえばスーパードライといった主力製品を普段から味わうようになりたい、
主力製品以外の価格帯の安い商品が食卓に並ぶようであれば、会社員的にも一人前ではないというような感覚が一般的なのではないでしょうか。
国内の酒造メーカーでもこのような王道基準がありますから、国外のメーカーの種類を飲むことは、ステイタスに繋がることになる筈です。
例えば、食卓にバドワイザーやハイネケンが並んだとしたら、アルコール飲料の通というか、
外国産のアルコール飲料を普通に飲めるようになったというステイタスを得ているということになってくるのではないでしょうか。
バラデンの場合はイタリアアルコール醸造界の雄として脚光を浴びている存在であり、
食卓にイタリア産のアルコール飲料が並んでいる、食卓にも外国をルーツとする食材が並んでいるとしたら、
お客を招いたうえでのもてなしを第一級のものとなるのでしょうか。
招いた側の主人が職場の上司で、招かれた客人が職場の部下であるという場合は、
部下のあこがれの上司として尊敬のまなざしを浴びることは間違いないのです。
バラデンビールのラインナップ
バラデンが提供している種類は、数多くあり、人気の商品を紹介していきますと、
イザック、スーパービター、ナチオナーレ、といったところになるでしょう。
イザック
イザックは華やかで香りが芳醇で女性に人気が高い銘柄のようです。
スーパービター
スーパービターはスーパーの新たな形を追求し、濃厚でフルボディな味わいを実現することに成功しました。
ナチオナーレ
ナチオナーレは100%イタリアの素材だけで作られたというこだわりがあり、ネオイタリアーノといった雰囲気が漂ってくる一品です。
いずれの商品でありましても輸入代理店が商品を直に取り扱っていますから、
各代理店のホームページ等を訪れることにより商品の詳細を知ることができるようになります。
本格的に外国産のお酒を楽しみたい場合は、代理店を訪れる等して一品一品を確かめることが絶対に必要になってきますから、
酒飲みの酒飲みたる所以は徹底したヒアリングや試飲等を通じた現場主義を貫くということに他ならないのだと思います。
因みに、同じ発泡酒であっても外国産のものに味わいが感じられるのはなぜなのでしょうか。
やはりもともとビールというお酒はドイツやイタリアといったヨーロッパをはじめとした外国に起源があり、
外国が生産の本家であるということもあり、外国産のものであっても国内産のものとは一日の長があり、
外国産の酒類に軍配があがるということになると思われます。
オープン・クラシカ
最後にオープン・クラシカという銘柄を紹介しておきましょう。
この酒の香りは、ほんのりとしたフローラルな香りを楽しむことができます。
色はイエロー、オレンジで、肝心のテイストのほうは口に含むと、
最初にこうばしいフレーバーがあふれ、続いて苦みと軽い渋味を味わうことができます。
原料であるホップ由来のほのかなグラス感を味わうことができますし、
後味にはなんと柑橘系の甘味が残りますから、まさにお勧めの一品といえるでしょう。