

日本海に程近く、冬にはシベリアおろしの吹雪が舞う新潟市の西部、木山という地域に位置する高野酒造は、近くには佐渡・弥彦・米山国定公園に指定された区域に、1996年3月に日本で10番目の湿地としてラムサール条約(特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)に登録された砂丘湖「佐潟」があります。冬にはシベリヤから多くの白鳥や水鳥が飛来し、一年を通して水鳥と野鳥が数多く生息している自然豊かな環境に恵まれた位地に高野酒造はあります。

夏には、周囲の畑で、スイカやメロンの栽培が盛んであり、新潟県下でも有数の名産地として広く知られています。 これらは良質で清らかな地下水で育つため、甘く、瑞々しいと好評を得ています。砂丘地のため、良質かつ豊富な水にも恵まれていることから、高野家九代目高松が、親戚筋に当たる人が行っていた酒造業の権利を引き継ぎ、明治32年(1899年)9月8日に、現在の高野酒造が誕生し、初代社長に就任しました。創業日が二十四節季の一つ、初秋、爽涼の風が吹き始め、露が降り始める季とされる「白露」の日ということで、それにちなんで、酒名を「白露(しらつゆ)」と名付けています。現在は、四代目社長に、高野敬久氏が就任し、先代の遺志である、「他社に負けない高品質の酒造りと消費者に愛される酒造り」を基本方針に掲げ、社員全員が一丸となって、まごころを込めて良酒造りに励んでいます。
高野酒造は平成12年、「食品の安全性」「消費者の好みの多様化」に対応すべく、作業効率と温度管理が充分にできる最新設備を備えた新しい仕込み蔵を創業100周年事業として竣工しました。酒造りの製造指導に、平成3年に新潟県醸造試験場を退官した廣井忠夫元場長を迎え、「究極の酒は馥郁たるほのかな香りを秘め、いくつかの味を持ちつつ、その味を隠し舌の当り柔らかくして、ほしてなお口中に誘い込む障りなき酒であり、飲む人に深い感銘を与える。」という文言に基づき、究極の酒造りを目指しています。

また、様々な酒類鑑評会に出品し、数々の賞に輝いており、関東信越国税局酒類鑑評会では、毎年のように優秀賞に輝き、第58回の平成6年には、栄誉ある首席第1位を受賞する運びとなりました。そして、近年では全国新酒鑑評会で、平成16年、17年、18年と連続で金賞受賞に輝いています。主に原料米として使用しているのは、新潟県産の酒造好適米「五百万石」で、仕込み水には、信濃川の超軟水の伏流水を用い、口当たりが良く、ソフトで軽い喉ごしの良い、ほのかな香りと豊かな味わいを兼ね備えた清酒に仕上げています。そのため、女性や若年層からも好評の声が多く、越後杜氏の匠の技と、蔵人たちの和を大切に、品質本位を第一に食品の安全性に配慮し、常に初心に帰り、先人の知恵と科学的探究心を持ち、そこに新たな感覚と技術を加味した、消費者に喜ばれる酒造りだけを目指し続けています。

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