本当に喜ばれる退職祝いの選び方|上司とお父さんに贈る場合の相場やおすすめのプレゼント
退職祝いは、定年退職される方や定年以前に勇退される方に贈るお祝いの品です。
退職祝いはくしやハンカチ、お茶など祝い事にふさわしくないプレゼントを除いて、長年の勤務をねぎらう気持ちさえこもっていれば、基本的に何を贈っても喜ばれると言えます。
しかし、どうせ贈るのであれば、ご本人が本当に喜んでくれるものを贈りたいものです。
また、退職される方が会社の上司の場合や、自分のお父さんの場合などがありますが、退職される方との間柄でも相場も変わってくるので、目安として知っておきたいところ。
そこで、この記事では、本当に喜ばれる退職祝いを贈るための知っておきたい相場や、人気の退職祝いのプレゼントについてご紹介します。
目次
退職祝いを贈る場合の相場について
まず、職場の上司やお父さんに対する贈り物を選ぶ際のポイントとしては、「適切な値段を決める」ということが挙げられます。
安すぎると物足りなさがありますが、逆に高すぎると相手に気を使わせてしまうこともあります。お父さんは身内ということもあり、あまり目安にこだわりすぎる必要はないかもしれませんが、上司へのプレゼントの場合は意識してみましょう。
本当に喜ばれるお祝いをするためにはバランスの取れた値段設定を行うことも重要です。
①上司に贈る場合の相場
贈り物の値段の相場としては、5,000~10,000円程度というのが一般的とされています。
これは、個人で贈る場合の目安です。もし、同じ部署などでまとめて贈る場合は、もう少し少ない金額を出し合う場合もあるでしょう。
そして、退職と一概に言っても勤続年数がそれぞれ違います。
そのため、比較的年齢が若い方が退職される場合は手頃な値段に抑え、勤続年数の長い定年退職などの場合はやや高めの値段設定にするのが無難だと言えます。
②お父さんに贈る場合の相場
お父さんに対して退職祝いを贈る際については、還暦祝いと兼ねて行う場合は10,000~50,000円程度が相場です。
また、早期退職の場合は、5000円程度以上のものを考えておくとよいでしょう。
お父さんに対しては、これまでの労いの気持ちや感謝の気持ちを込めて品物だけでなく旅行などを贈る場合もあり相場が高めになっています。
贈って喜ばれる上司やお父さんへの退職祝いの品物の選び方
次に、退職祝いの品物の選び方としては、お父さんに再就職の予定があるという場合はビジネス関連のものも喜ばれると言えます。
目上の方に文房具や鞄などビジネス関連のものを贈るのは「勤勉であるように」という意味があることから、失礼になるので控えましょう。
一般的には、これからの人生の中で使えそうなご本人の趣味を考慮したものを選ぶと良いでしょう。
例えば、
・スポーツが好きな方にはスポーツ用品など
・ビールが好きな方にはビアジョッキを贈る
など、相手の趣味をよく把握した上で選ぶことも重要です。
お父さんに贈る場合には、退職後の新たな趣味につながるようなものを贈っても喜ばれるでしょう。
また、趣味に関係なく誰に贈っても喜ばれるものとしては、額入りのポエムや似顔絵などがあり、人気のある商品になっています。
何を贈ったら良いか分からないという場合は、カタログギフトを贈るのもよいと言えます。
カタログギフトであれば、ご本人の好きなものを自由に選ぶことができるため、誰でも満足してもらえる贈り物ができると言えるでしょう。
旅行好きには旅行も!
退職後、のんびりと自由な時間を楽しみたいと考えているお父さんには、旅行のプレゼントも非常に人気が高いです。
これまでとは違い、スケジュールや行き先も選択肢が増え、仕事のことを頭の片隅に置きながら行く旅行とは違い、しっかりと楽しみやすいのではないでしょうか。
旅行をプレゼントする場合、本人の希望を聞いて行き先やスケジュールなどを合わせて段取りする方法や、旅行券をプレゼントして本人の自由に任せる方法がよく選ばれています。
旅行券の場合、金額がわかりなんだか素っ気ないと思われるかもしれませんが、花束などのプレゼントと一緒に贈るとそういった印象も薄くなるのではないでしょうか。
旅行の場合、サプライズとしてすべて段取りしてからプレゼントする方法も考えられますが、これは本人の希望をしっかりと把握していないと失敗してしまう可能性もあります。
その他には、家族揃ってみんなで行く旅行もおすすめです。
お酒が好きな上司やお父さんにはお酒のプレゼントがおすすめ
お祝いのシーンで定番のプレゼントであるお酒も退職祝いに最適。
退職される上司やお父さんがお酒好きであれば喜ばれる贈り物になること間違いなしです。
上司とよく飲みに行く間柄であれば、お酒の好みを思い出して退職祝いに特別感のあるものを贈るのがおすすめ。
お父さんに贈る場合にも、日頃からどういったお酒を好んで飲んでいるのか一緒に飲んだり、お母さんに聞いたりしてリサーチしておきましょう。
例えば、ワインが好きな方には入社した年のワインを贈る、焼酎や日本酒が好きな方であれば金箔入りのものを選ぶなど、喜ばれるよう日頃あまり飲まないようなレアなお酒を選びましょう。
感謝の気持ちをお酒に込めたい場合には、「感謝」「退職記念酒」といったメッセージを入れることができる名入れのお酒がおすすめです。
自由自在にメッセージや名前を入れることができ、労いや感謝の気持ちを込めるのにピッタリ。
名入れのお酒は、簡単にオーダーできます。インターネット上のギフト専門店やお酒を取り扱うお店などが主となっており、「名入れ酒」などと検索すると簡単に見つけることができます。
お店によっては入社日の新聞を付けてくれる場合もありますので、お酒を飲みながら会社での日々を振り返ってもらいましょう。