退職祝いのお返しのコツ|お返しする場合のおすすめの品物とお礼状やのしの書き方

バラ

定年や結婚など、ひとそれぞれ退職の理由はありますが、これまでの感謝を込めて退職祝いを贈られる場面があるかと思います。

ただ、「プレゼントのお返しは必要なのか」「返すならどのようなものが良いのだろう」など退職祝いのお返しについて考える方もいるでしょう。

必要なら何か失礼のないものをと考えますし、返す必要がないにしてもなんだか寂しい気持ちもしますよね。

そこで、この記事では、退職祝いにもらったプレゼントのお返しは必要かどうか、必要ならどのようなものが望ましいのかをご紹介。

また、お礼状を書くケースやそれを贈るタイミング、お返しをする際ののしの書き方についてもご紹介していきます。

不要OR必要?退職時にもらったプレゼントのお返しについて

退職祝いへのお返し

退職時に退職祝いとしてプレゼントをもらった場合、お返しは必要なのでしょうか。

また、退職祝いのお返しをする場合、どういったものを選べば良いのかについてもご紹介します。

基本的には不要

定年退職、転職、結婚、出産での退職などさまざまな退職の仕方がありますが、退職時に頂いたプレゼントへのお返しは不要です。

感謝の気持ちを伝えたい場合には、退職祝いをもらってから1週間程度を目安にお礼状を出すだけでも十分です。

あまりにも早くお礼状やお返しをしてしまうと、素っ気ないと思われることもあるようなので、1週間後くらいがちょうど良いとされます。

ただ、お世話になった方へ感謝の気持ちを品物に乗せて伝えたい、特に親しい上司から個別に贈り物を贈ってくれた場合や、お返しするのが会社では当然という習慣がある場合などには、退職祝いのお返しをするのがおすすめです。

退職祝いのお返しは菓子折りや実用品がおすすめ

退職祝いのお返しにおすすめの品

退職祝いとして会社や所属部署などから頂いた記念品などへのお返しは必要ありませんが、お返しとして贈るなら部署の方全員に菓子折りなどが適当です。

他には、コーヒーや紅茶などのセットなどが相応しいでしょう。

オフィス内で消費できるお菓子や飲み物であれば、部署の方全員で楽しむことができるのでおすすめです。

こういった、お茶やお菓子をお返しする際は、個包装されたものを選ぶのがおすすめです。切り分けて食べなければならないお菓子は、かえって手間がかかるためです。

また、各々へのお返しをする時には、ハンカチやタオルなどの実用品が適当です。

個人的に頂いた場合には、贈って頂いた方の趣味や好みに合うような品物を選ぶようにします。

退職祝いを個別に頂いた方と関係がそこまで深くない場合であれば、高級タオルや高級感のある文房具など日常的に使えるアイテムが選ばれています。

ちなみに、お返しの相場としては、頂いた金額の半分から1/3程度が適当とされ、大体3000円から5000円位の品物が無難でしょう。

あまり大人数でない部署や会社の場合は、少額でも一人ずつお返しをしたいと考える方もいるでしょう。個人的に退職祝いをもらった場合はなおさらですね。

個別に退職祝いをもらった場合も、グループでもらった時と同様にいただいた金額の半分~1/3程度が目安です。グループで退職祝いをもらったけど個別にお返しをしたい場合は、500円~1000円程度で購入できるマグカップも喜ばれます。

退職祝いのお返しにお礼状を書くケースと贈るタイミングについて

退職祝いに対するお礼状

頂きものが少額の場合には、感謝を込めたお礼状を出すのも良いでしょう。

退職祝いを頂いてから、目安として1週間以内にお礼状を添えて贈ります。

また、近況報告をかねて会社まで持参するのも良い方法です。

定年退職の場合は、頂いたらすぐにお礼状を直筆で書きます。

お礼状には、

・退職祝いを頂いたお礼

・在職中にお世話になった感謝の気持ち

・現在の近況報告

などを添えて書くとよいでしょう。なかには、職場を離れて寂しい想いをしている方もいるかもしれません。確かに、新しい生活が始まり寂しいと感じることもあるかもしれませんが、あまりにマイナスな気持ちばかり書くと相手に心配をかけてしまいます。

これまでお世話になったお礼や感謝の気持ちが十分に伝わるようなお礼状が望ましいでしょう。

退職祝いのお返しののしの書き方

熨斗をつけた贈り物

結婚や出産を機に退職する時に、退職祝いの他に結婚祝いや出産祝いなどを頂いた場合のお礼は、結婚後、出産後に内祝いとして贈るのが良いでしょう。

お返しの時の「のし」は、通常は表書きに蝶結びで御礼と書き、下段にはフルネームを書きます。

職場全体へのお礼やお餞別へのお返しには、粗品と書く時もあります。

蝶結びは何回あっても良いものに使うので定年退職後でも表書きは蝶結びにします。

表書きは基本的には毛筆で書きますが、筆ペンやサインペンでも構いませんが、万年筆やボールペンは使いません。

お祝い事の時には、文字の色は濃い黒で書き、薄墨は仏事の時なのでマナー違反になります。

一般的には退職祝いへの返戻品は不要ですが、記念品を頂いた場合には、感謝の気持ちを込めて実用的な品物やお菓子、近況報告を兼ねたお礼状などを贈るのがよいでしょう。

退職祝いのお返しの内祝い|相場や品物の内容、職場以外から退職祝いをもらった場合の内祝い

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