定年退職祝いには入社記念日の新聞付きギフトがおすすめ！理由や定番の品、避けたいものも
退職というと、おめでたいケースもあれば、退職理由によってはめでたくないケースもありますよね。
とはいえ、基本的にはこれまでの感謝の気持ちを込めて退職祝いを行う方が多いのではないでしょうか。
たとえば、定年退職であれば、おめでたいケースに当たります。
今までがんばってくれたという気持ちがあるので、寂しくなりますが、祝福の気持ちで送り出してあげたいものです。
ただ、目上の方への退職祝いとなると、どのようなものを好まれるのか、マナー違反にならないか、など色々と気にすることがあるかと思います。
そこで、この記事では、定年退職祝いの定番プレゼントや最近人気のギフト、上司への贈り物として避けたいNGな贈り物についてご紹介します。
定年退職祝いの定番プレゼント
では、祝福の気持ちを表すのに、どんなものをプレゼントしたら良いかということになると、難しい場合もあります。
退職祝いで定番のプレゼントといえば、花束や寄せ書き、お酒、入浴剤、趣味にちなんだものなどが挙げられます。
趣味にちなんだものに関しては、相手の好みをよく知る必要があるため、結局定番のプレゼントに落ち着くというケースが多いのではないでしょうか。しかし、定番のプレゼントでは、ありきたりになってしまうと考えてる人も多いです。
そのため、できれば何か変わったもので、さらに思い出に残るものとなるものが良いと考える傾向があります。
レアなもので手元に残る記念品であれば何度でも見返して、会社の思い出を振り返ってもらうことができるためおすすめです。
退職祝いには入社記念日の新聞ギフトが人気
最近多いのは、入社記念日の新聞を付けたギフトです。
入社が大学を卒業してすぐとなると、40年以上勤めているという計算になるので、その当時の新聞となると、すごく貴重な存在になります。
まず、過去の新聞をわざわざ取り寄せる機会はないですよね。そのため、記念日新聞をプレゼントすれば、「こんなものが世の中にあるのか！」と驚いてもらえるのではないでしょうか。
入社した時は、どんな出来事があったのかを頭で記憶しておくことは、かなり難しいことです。
入社日の新聞を付けてくれることによって、その新聞を見るたびに会社で過ごした日々を思い出すことになるでしょう。
多くの方が、慣れない環境で苦労し、一生懸命に努力してきた時代ではないでしょうか。
思い出したくないこともたくさんあるかもしれませんが、過ぎてしまったことは、良い思い出となります。
「あの頃は、こんなことが起きていたなぁ」「こんなことが流行していたのか！」など、当時の記憶をたよりに話題が広がるきっかけにもなります。
自宅に帰ってから眺めることもでき、家族と一緒にこれまでの人生を振り返ったり、思い出話に花が咲いたりするかもしれませんね。
入社日の新聞だけを贈るとなると、ちょっと寂しいので、他に本人が気に入りそうなプレゼントを贈るとさらに喜ばれるでしょう。
どんなものを気に入るかは、普段接してきた中でわかれば良いのですが、わからなければみんなで決めてプレゼントすると良いです。
特に、特有の趣味にちなんだものをプレゼントされれば、定番品から選んだわけではないことが伝わります。
贈られた方は、「自分のために選んでもらえた」と、うれしい気持ちになります。
お酒と入社記念日新聞をセットにして贈るのもおすすめ
退職祝いのギフトを取り扱っているお店では、お酒に記念日新聞を付けてくれるお店もあります。
わざわざ記念日新聞だけ取り寄せるのではなく、こうしたオプションが付いているお店を選ぶと、プレゼントにプラスアルファのサプライズができて便利です。
退職する方がお酒好きな方であれば、退職する方の好みのお酒に入社記念日新聞を添えてプレゼントしてはいかがでしょうか。
お酒には、「お疲れさまでした」「退職御祝 ○○部長」などお酒のラベルにはオリジナルのメッセージも入れることができ、記念に残る世界に一つだけのギフトになります。
贈り主の名前も添えることができ、部署のみんなで贈る場合には「有志一同より」「社員一同より」などと書くことが可能です。
お酒の種類もワインや焼酎、日本酒などあり、退職する方の好みに応じて選ぶことができます。
お酒を飲みながら入社日の新聞を読むという時間も素敵な時間になるでしょう。
入社してから退職するまでの日々を振り返ってもらったり、名入れのお酒で感謝を伝えたりして、思い出に残る退職祝いにしてはいかがでしょうか。
定年退職祝いに避けたいもの
退職祝いにおすすめのギフトをご紹介しましたが、定年退職祝いに避けたいアイテムというものも存在します。
本人が気に入りそうなプレゼントを贈ろうとする際には、相手が喜びそうなものでもお祝いの品としてはNGなものもあるので注意が必要。
例えば、日常的に使ってもらえそうなスリッパや靴下、靴などは、「踏みつける」というイメージがあるため、目上の方の贈り物としてふさわしくありません。
また文房具やビジネスグッズなどビジネスに関係あるグッズを贈ると「もっと勤勉に」という意味合いがありますので、目上の方には喜ばれないことがあります。
さらに、プレゼント選びに迷った際には現金を贈ろうか迷うこともあるでしょう。
ただ、現金は、「生活の足しに」という意味が強く、またプレゼント選びを省略した印象につながります。目上の方には失礼に当たるので気を付けておきましょう。
他にも、日本語にすると手巾（てぎれ）というハンカチ、死と苦をイメージさせるくしも避けておきたいアイテムなので注意です。
