卒寿(90歳)のとっておきの話!卒寿の歴史や卒寿祝いに贈ると盛り上がるプレゼントをご紹介!
90歳を無事に迎えたことをお祝いする卒寿祝い。
祖父母やご両親が卒寿を迎えるとなったら、家族できちんとお祝いしてあげたいですね。
ただ、還暦や古希などの長寿祝いと比べるとあまりご存知ないという方は多いのではないでしょうか。
今回は、卒寿の歴史や卒寿祝いに贈ると盛り上がるプレゼントなど、卒寿祝いのとっておきの話をご紹介します。
目次
90歳の卒寿をお祝いしよう
長生きが当たり前になった現代ですが、男女の平均寿命を超えている90歳は十分長寿になります。
日頃の感謝の気持ちや90歳を無事に迎えたお祝いの気持ち、そしてこれからも元気でいてほしいという願いを込めて家族で卒寿をお祝いしましょう。
卒寿祝いではお子さんや孫、ひ孫などが集まって何かをすること、一緒に時間を過ごすことが喜ばれるポイントとなります。
90歳の卒寿をお祝いする前に、卒寿の歴史などを把握しておくとお祝いする重要性がわかってきますので、卒寿の意味や歴史をまずは理解しましょう。
卒寿の歴史
卒寿を迎えるまで長生きをしますと一般的に高齢者といわれている世代でも、長生きをしていると感じてしまう年齢ですね。
卒寿とは卒の略字が、上から見ますと九十と読めることから90歳を迎えたお祝いとして、卒寿が浸透されたといわれています。
2014年時点で日本人の平均寿命が男性は80歳、女性でも86歳ということで90歳まで長生きをすることは凄いなと思われますが、昭和20年ごろの平均寿命は50歳代、それ以前ですともっと平均寿命が低かったです。
なので卒寿を迎える人が増えてきたのが近年からということもあり、時代背景を含め卒寿が世間に浸透されたのもここ最近からですね。
長寿祝いには60歳の還暦、70歳の古希、77歳の喜寿などがありますが、長寿国なった現代の日本では、卒寿祝いが本格的な長寿のお祝いの行事といえます。
卒寿祝いの日には家族でたくさんお話を
90歳となりますと高齢ということもあり体力的にはどうしても衰えることがありますが、頭がしっかりとしていれば過去や家族の出来事を話のネタに会話をすることができますので、卒寿のお祝いには家族や親せきと一緒によもやま話をすることができます。
90年も長く生きていますと良くも悪くも色々な思い出がありますし、家族が多いと接する機会が多いほど過去の体験談もありますので、お祝いの会を開き集まった人数が多いほど会話が増え賑やかになってきますので、よもやま話も盛り上がります。
そして笑い声が多いほど家の中が賑やかになり、その場にいる人たちが楽しく次の日になればそれもまた思い出の1つになりますので、こういう機会に少し過去のお話もしてみて下さい。
過去のお話をすることで、懐かしさもありながら若い頃を思い出して活力がわく場合もあり、これからも元気に過ごそうという前向きな気持ちになってもらえるかもしれません。
また卒寿を迎えるお祝い品には、名前入りのお酒や贈る商品と一緒に誕生日の新聞を添えてプレゼントするということもでき、よもやま話するにも話のネタに困ってしまう場合にはこういう商品を扱っているお店もありますよ。
年齢が上がり子育ても一段落し巣立ってしまいますと、自分がお祝いをされる日に家の中に笑い声や話し声が聞こえないとどうしても寂しく感じてしまいますし、賑やかなほど脳の活性や活力にもなってきますので、お祝いの日にはたくさんおしゃべりをして笑って下さい。
卒寿祝いに贈ると盛り上がるプレゼント
ここでは、卒寿祝いに贈ると盛り上がるプレゼントをご紹介します。
紫色のちゃんちゃんこや座布団
卒寿を迎えますと健康で長生きしていることが喜ばしいということで、家族や親せきと一緒にお祝いの会を開くところもありますが、その時にお祝いのプレゼントとして紫色のちゃんちゃんこや座布団を贈ります。
還暦の赤いちゃんちゃんこや座布団が有名ですが、卒寿のテーマカラーは紫色なので紫色のちゃんちゃんこや座布団が選ばれます。
ちゃんちゃんこは今後の健康や長寿を願う気持ちを込めることができ、長寿のお祝いというのが一目でわかりますので卒寿のプレゼントに最適です。
家族で写真撮影をする際にも記念に残りますので、食事会の際に用意しておくと良いでしょう。
最近ではちゃんちゃんこを貸し出しているお店もありますので、リーズナブルな値段で用意することができます。
座布団については、足腰の負担を減らせる点から卒寿祝いに喜ばれるプレゼントになりますので、これからも使ってもらうことを考えて軽くて質が良いものを選びましょう。
実用的な名入れのプレゼント
卒寿祝いのプレゼントは必ずしもちゃんちゃんこや座布団ではないとNGというわけではなく、最近では洋服やフォトフレーム、食器などの実用的なアイテムを贈る場合が多くなっています。
実用的なアイテムの中でも卒寿祝いに盛り上がるプレゼントとしては、名前やメッセージが入った名入れのギフトが挙げられます。
自分の名前が入ったアイテムというのはなかなかもらう機会がないという方も少なくないためサプライズに最適。
また、その人のためだけにという限定感や特別感を演出することができます。
卒寿の方がお酒が好きな場合には名入れのお酒を、自宅で過ごす時間が多い場合には名入れのフォトフレームを、お茶をよく飲まれる方には名入れの湯呑みを、というように卒寿の方の好みやライフスタイルに合ったものを贈ると使ってもらいやすいです。
名入れのお酒であれば、卒寿祝いの食事会の際にも楽しんでもらいやすく、家族でお酒を飲む時間というのも思い出に残りやすいでしょう。
手作りのプレゼント
卒寿祝いに盛り上がるプレゼントとしては、手作りのプレゼントも挙げられます。
家族や親せきの中には年齢の低いお子さんもいますので、手作りの感謝状やメッセージカードやフォトアルバムなど気持ちが伝わるものでも卒寿世代の人にとっては喜ばれますので、長寿のお祝いと一緒に日ごろの感謝の気持ちも伝えてみて下さいね。
また、お孫さんとお子さんで協力して作った手作りの誕生日ケーキも食事会の場を盛り上げ、みんなでワイワイ食べることができます。
一番大切なのは金額ではなく、気持ちが伝わるプレゼントを贈ることなので、ご家族で相談しながら喜んでもらえるプレゼントを選びましょう。
家族との時間が一番のプレゼントに
最初に卒寿祝いの日には家族でたくさん会話をするのをおすすめしましたが、家族で一緒に食事をしたり、会話をしたりして同じ時間を共有することが何よりの嬉しいプレゼントと感じる方は少なくありません。
名入れのお酒のプレゼントを渡して家族でのんびりお酒を飲む時間も楽しいものですし、記念日新聞を用意して家族で読みながら会話を楽しむのも素敵な時間です。
ご家庭によってお祝いの方法は異なりますが、ぜひ家族の時間を大切にして思い出に残る卒寿祝いにしましょう。