まずお酒の種類別にアルコールのカロリーをチェックしていきたいと思います。
他のお酒と比べるとビールのカロリーは低い方である
お酒の種類別に見るアルコールのカロリーを考えてみるとビールのカロリーはそれほど高くないという事がわかります。
例えば100グラム当たりのカロリーで考えた時に、
日本酒 | 109kcal |
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焼酎 | 110kcal |
ワイン | 73kcal |
ウィスキー | 236kcal |
ビール | 40kcal |
ということで、この表を見てわかる通り、ビールは40kcalしかないのです。
梅酒162kcalでブランデー216kcalと比較しても断然少ないですし、シャンパン100kcalと比較してもかなり低いということになります。
ですので、それほどカロリーが高いものでは無いという事は言えるのかもしれません。
ただ飲む量も考慮する必要がある
ですが、お酒のカロリーを考える時には、どれぐらいの量を飲むのかという事を考える必要もあるはず。
飲みやすさという事がこれに加わらなければならない。
日本酒をがぶがぶと水のように飲むのかというと、そこまでする人はそれほど多くないという事がありますが、
ビールという事になると、これを水以上にがぶがぶと飲んでしまうという人はかなりいると考えてもいいでしょう。
飲みやすさという事を考えるとビールは他のアルコールに比較して段違いに飲みやすいという事が言えるでしょうから、
その意味ではカロリーも取りやすいという事になるのかもしれない。
さらに「お酒のあて・おつまみ」のカロリーもプラスする必要性あり
ただし、摂取カロリーの事を考えるというのであれば、お酒だけの事を考えても仕方がありません。
というのはほとんどの場合において、あてをつけて飲むという事になりますから、このあての事を計算に入れる必要があります。
そうなると、もうあての方が断然に高いという事になるでしょうから、
実際にはこのあての方で摂取するエネルギーの量は決まってしまうという事がほとんどだと考えて良いはず。
例えばおつまみの唐揚げで500kcal前後あるという事も珍しい事ではありませんから、
それだけであっという間にビール10杯分という事になってしまいます。
これほどに飲むという事は難しいかもしれませんが、唐揚げを食べるというのはあっという間に出来てしまうという事になりますから、
摂取するエネルギーの総量という事を考えるのであれば、やはり食べ物の影響の方が段違いに多いという事にはなるでしょう。
どれくらいの時間飲むのかという点も重要
ただし、飲んでいると長い時間食べる事が出来るという事も事実で、食べるだけという事であれば、
長くても一時間程度で終わるということになりますが、これに飲みが加わるとエンドレスで朝まで飲み続ける事が出来るという事も加わってくる事になります。
気分が良くなって何でも楽しく感じられるというような事にもなるからかもしれませんが、
飲むと食べるし、時間がかかるしという事で、エネルギーの摂取量がどうしても多くなるという事にはなる傾向があります。
人によってはずっとお酒だけを飲むことが出来るというような人もいるようですから、
そのような場合には、ブランデーのような洋酒がエネルギーの摂取をしやすいという事になりますから、
西洋の人の方が太りやすいというのはこうした所が少しは影響しているのかもしれない。
結論カロリーをなるべく抑えてお酒を楽しむならどうすべき?
日本人は昔は日本酒をメインに飲んでいましたから、それで太りにくいという事になっていたのかもしれません。
ですから、エネルギーの摂取を気にしてお酒を飲んでいるというような人は、
- あては食べないようにする
- お酒はビールか日本酒といったものにする
という事を考えると良いかも知れません。
ブランデーなどと比較すると数倍のレベルで違うという事になりますから、
同じ量を飲むという事であれば、圧倒的にエネルギー摂取量を減らすという事が出来る用にもなります。
ただし、飲みやすさや気分の高揚感というのは種類によって全く違うという事になるでしょうから、
自分の好みを変える必要があるという事はあるかもしれません。
日本酒でちびちびとしながら、あては殆どなしでゆっくりと楽しむというのが理想的で良いかもしれない。
ぐびぐびと飲むという事が醍醐味のように感じる事もあるかもしれませんが、
それは一杯目ぐらいだけにしておいて、後はじっくりと味わいながら飲むという事をすればいいのかもしれません。
その方が体にとってもいいですし、食べすぎたり飲みすぎたりする事にもなりません。
適度な量を飲んだぐらいで、人の体は自然にねむくなったりしますから、その時にそのまま眠るという事をすると良いかもしれない。
気分的にはもうちょっとというぐらいが止め時だと考えて良いはず。
既にそのような時には気分はかなり良くなっているでしょうし、
もう少しぐらいは良いだろうというぐらいが、次の楽しみにつながるということにもなります。
何事にも満足するまでいってしまうというのは、既に行き過ぎているという事がほとんどで、腹八分に医者いらずという言葉があるように、
あと少しで満足しそうというところぐらいで止めるというのが、一番健康に良いという事を考えると良いはずです。
これは飲食全般について言える事でもあります。