忘年会や新年会、送別会など様々な機会に飲み会が開かれますが、

その時に問題となるのが「どのような話をすればその場が盛り上がるか」と言うことでこのことで悩んでいる人がけっこういます。

楽しい話はもちろんのこと誰もが興味を持って聞ける内容でなければその場の雰囲気を盛り上げるのは難しいので、話のネタを色々と考える必要があります。

下ネタだと女性は引いてしまいますしかと言って政治ネタだと興味がなかったり考えが合わない人と喧嘩になってしまうこともあるので、

誰もが楽しく聞けて話について行ける会話を考えなければならないので少し大変です。

ただ上手くその場を和ませることが出来ればその人に対する見方が変わって来るので、

飲み会と言うのはコミュニケーション能力があることを示す場であると言っても過言ではないです。

しかし何の知識もなくただ何時も同じようなことを言っていたら話が続かなくなるので、自分なりに話のネタを色々と考えることが大切です。

 

飲み会で使える話のネタ「日本のビール消費量」

ビールと飲み会

その中で誰もが気軽に聞ける話題として挙げられるのが日本のビール消費量のことです。

お酒を飲んでいる席では正にタイムリーな話ですしそのような知識があるのかと注目してもらうことができます。

またこのような話は特に博識ぶるような嫌味を感じることもありませんし色々と知っているのだ、

と見直してくれる人も出て来るので、飲み会が近々ある人は話のネタとして調べておいても全く損はないです。

日本のビールの消費量は2014年は約540万Klで2013年の約548万klから大きく下げたのですが、この減少傾向はどんどん続いて行きます。

2015年には約538万klと2014年よりもさらに減ったのですが、2016年には約525万klとなり2013年と比較して約23万klも減ったことになります。

このように統計からも日本人のビール離れは顕著となっています。

 

世界のビール消費量

地球儀

ただ、日本と世界を比べて見るとけっこう面白いことが分かります。

例えば消費量が1位の中国では2015年には約4326万klだったのが2016年は4177万klと大幅に減らしたことが分かり、

人口が日本より10倍以上である点を考慮しても相当減っていることが統計から確認することができます。

その他ブラジルやドイツ、ロシアなども減らしているのですが、では世界的に飲む人が少なくなっているか、

と言えばそのようなことはなく寧ろ増えている国もあるので注意が必要です。

アメリカでは2015年には約2410万kiだったのが2016年には2424万klと増えていますし、

メキシコも737万klであったのが798万klとかなり増加しています。

その他ベトナムやスペイン、ポーランドなども増えているので世界的に見ると増加している国が多いのですが、

日本の場合はかなり減っているのでこの点をよく考えると面白いことが見えて来ます。

 

日本人のビール離れが進む理由とは?

飲み会 乾杯

ある調査によれば30代や40代の人はビールをよく飲む又は偶に飲むと答えた人の割合は、

90%であったのに対して20代の若者では50%程度と格段に低くなっています。

つまり若者があまり飲まなくなったことによって消費量が急激に下がっているのですが、

その理由もまた面白く断トツの1位が苦いからだそうです。

年配の人からしたら苦みが美味しいと感じているのにも関わらず、

若い人の間ではそれが理由となって飲みたくないと考えている訳で、このことは年代間の考え方の違いをよく表しています。

その他美味しさがよく分からない、他にも飲みたいお酒が沢山あると言った理由が多いのですが、

昔と比べて様々な種類のお酒があり若者の心を掴んでいるためにこのような結果になっていると推測することができます。

さらに家でお酒を飲むか聞いたところ30代ではよく飲むが34%で偶に飲むが56%、

40代でよく飲むが33%で偶に飲むが54%だったのに対して、20代の場合にはよく飲むが21%で偶に飲むが31%となっています。

 

家でお酒は飲まない

 

つまり若者の47%が家でお酒を飲まないと答えており、30代、40代は10%であるのと比べて、

格段に高くなっていてこのことは若者のお酒離れをよく表しています。

仕事で家に帰ったら先ずは晩酌と言う考えがどんどん薄れて来ており、

若者の約半数が家でお酒を全く飲まないと言うのはかなり衝撃的な数字であると言えます。

飲み会の席でも好きなお酒を選ばせて欲しいと言う考えを持っている若者が増えていて、

こういった考えを上司は取り入れて特にお酒に関して種類を限定しないように若者に気を遣うようになって来ています。

ビールの1人あたりの年間消費量を見ても同じことが言えるのですが、

1位のチェコが1人あたり294本飲むのに対して、日本は52位のわずか86本となっています。

このようにビールを飲む日本人はかなり減って来ていることが消費量の減少から分かりますが、

こういったことを上手く飲み会で話すことによりその場の雰囲気を大いに盛り上げることができます。

 

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