ビールの楽しみ方は様々な方法がありますが、ビアマグビール・地ビールの選び方で楽しみ方はさらに広がって行きます。

 

ビアマグについて

ビアマグビール

まずビアマグですが、ビールを飲むためのコップやグラスの事をビアマグと総称しています。

その種類は様々で、陶器の物や通常のガラス製、さらには木製の物も存在していますね。

ガラス製では、馴染み深いビアジョッキなどを始めその形も工夫がなされた物が多くなっており、ビールをより美味しく飲むための形状が施されています。

陶器製のビアマグは厚い飲み口から来る飲み心地が柔らかく、マイルドな印象が特徴です。

そして木製の物ですがメリットでは泡が繊細になり、味わい深く常温でもビールの良さを感じられるという部分があり、

それぞれのビアマグで色々な利用場面とメリットが存在します。

錫製の物では温まりやすく冷えやすいという特徴があるので、注目されつつあるタイプの物です。

冷たいビールを入れるとずっと冷たいままで保っていますので、冷えたビールにこだわるタイプの方には特に選ばれているようです。

 

地ビールについて

地ビール

このような色々なビアマグを活用して飲むビールとして最適なのが、近年増えてきている地ビールだといえますね。

1994年から酒税法改正が行われたのをきっかけに、ビールの年間製造量の最低ラインが引き下げられた事によって

少量のビールでも精算ができるようになったのです。

それまで地酒というジャンルで全国各地の名産として馴染んでいた物に対して、

地ビールという新しいジャンルで町おこしも兼ねた取り組みで多くの地域で生産されています。

地ビールの製法として主な物は上面発酵(エール)があり淡い色のペールエール、ビターエールなどがあり、

中濃色ではブラウンエール、などがあり、濃い色の上面発酵ビールもあります。

一方で下面発酵(ラガー)があり淡い色のピルスナー、中濃色ではウィーンメルチェン、濃い色ではミュンヘナーなどがあるのも特徴です。

そしてその他の製法では自然発酵のランビックがあります。

このように地ビールは製法がそれぞれ特徴があり、多様性が高いジャンルとなっています。

この中から自分の好みのビールを選ぶにはその製法ごとに合ったものを判断するのがおすすめです。

エールや、ラガー、自然発酵の物をお試しセットなどで飲み比べてみるのも良いでしょう。

インターネットの通販サイトなどで取り扱っていますし、地ビールを飲み比べできるイベントや、地ビール専門のバーなどもありますので、

行ける地域の方は参加してみると自分に合った物が見つかるかも知れませんね。

 

地ビールとクラフトビールについて

クラフトビール

さらに気に入った地ビールを見つけるために、少し地ビールの事を簡単に知っておきましょう。

地ビールはクラフトビールとも呼ばれている事を聞いた事がある方も居るでしょう。

地ビールとクラフトビールは結果的に言うと全く同じものです。

地域密着型で小規模で造られているビールとして町おこしやお土産物としての一環として全国各地に300以上もの醸造所ができたとも言われています。

その経緯もあって一躍地ビールのブームが巻き起こったのですが、まだ日本でのクラフトビールの認知度が低く、それほど大きな流行には繋がりませんでした。

そんな中でアメリカではクラフトビールの流行が徐々に広まっていき、その余波が日本にも訪れました。

地ビールでの独自の製法で造ってきた地ビールの地位やイメージを向上させて、クラフトビールとしての認識も高まっていったのです。

地域の個性を大事にしながら職人の技術を施すという両方を兼ね備えたのは、当初の地ビールとしても追い風になりました。

よって日本のクラフトビールといえば地ビールの事を指すケースが多くなっています。

 

おすすめ地ビール3選

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紹介したように地ビールの醸造所は実に多くの場所がありますので、どのビールを選んでよいか分からない方もいらっしゃるでしょう。

いくつかのおすすめの地ビールを紹介しますので、参考になれば良いと思います。

 

銀河高原ビール

クラフトビールの先駆者的な存在の、歴史ある物がこの商品です。

岩手県の天然水からのミネラル成分を充分に活かしたヴァイツェンです。

じっくり味わいながら酵母の旨味を感じる飲み方がおすすめですね。

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横浜ビール

日本の地ビールの発祥とも言われている横浜のビールのメーカーですが中でもヴァイツェンは一番人気です。

重厚でかすかな苦味を感じられる飲みごたえはクラフトビールの醍醐味を存分に表現していると言えるでしょう。

この横浜ビールは定番のクラフトビールに限らずハバネロエールなどといった変わり種も製造している幅広いメーカーでファンからも注目されています。

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オホーツクビール

改正された酒税法の後に初めて免許申請をしたメーカーがオホーツクビールです。

北見市の二条大麦を使用して、色々な産地のホップと混合して自由な発想で造られた個性的な地ビールとして注目されているのが特徴です。

中でも人気となっているのか「オホーツクエール」と「オホーツクピルスナー」で、

この2つを飲み比べる事でそれぞれの味わいを感じることができて名作とも称されている逸品との声があります。

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