お酒が好きと言っても、人の好みは様々で、焼酎派・ワイン派・日本酒派・洋酒派・ビール派などに分かれるのではないでしょうか。
ビールは炭酸が含まれているので食事の時に飲むとお腹が膨れてしまって料理を楽しめない、
苦みがちょっと苦手など様々ですが、国産と外国産では炭酸の強さや苦みの強さが異なるものが多いため、
外国産であれば平気だと感じる人も多いと言えましょう。
ヴァイエンシュテファンについて
世界各国のビールを飲み比べしたいと考える人も多いかと思われますが、
ヴァイエンシュテファン醸造所が製造を行っているヘフェヴァイスビアをご存知でしょうか。
ヴァイエンシュテファン醸造所はドイツにある製造所で、ミュンヘン郊外の町フライジングにあります。
現存する醸造所の中では世界最古とも言われており、歴史の中から作り出されたものの一つがヘフェヴァイスビアと呼ぶ銘柄です。
最近は、ビールよりも発泡酒を好む人も多くなっていますが、
発泡酒は苦みが少ないなどの理由や値段が安いなどの理由から人気を集めています。
ヘフェヴァイスビアの「ヘフ」はイースト菌のこと、「ヴァイス」は小麦のことを意味するもの、人気の元祖とも言われている白ビールです。
白く濁った色合いが魅力でもあり、料理との相性が良いので好んで飲む人も多いようですが、
ミュンヘン郊外のフライジングに位置するヴァイエンシュテファン醸造所は香りおよび芳醇さが違うと感じる人が多いようです。
ちなみに、この醸造所は1300年もの歴史があると言われており、永きにわたって世界各国で愛飲されている銘柄の一つでもあるわけです。
価格と購入方法
日本への輸入は国内の企業1社が独占して行っているので、ネットなどを使って購入することができます。
輸入を手掛ける会社が1社のみですから、それほど多くの量を輸入できるわけではなく、
限られた数で行っていること、1本あたりの値段はおおよそ453円などの特徴を持ちます。
1本453円の値段と聞くと、少々高く感じる人も多いことでしょう。
国産の缶ビール(350ml)が1本あたり220円前後の値段ですから、倍以上の値段で販売が行われているため、高く感じる人は多いわけです。
国産品の値段は決して安いものではないので、お酒代を節約する意味において発泡酒を選ぶ人が増えているわけですが、
世界最古の醸造所で誕生したヘフェヴァイスビアは値段ではなく、歴史を感じることができる味わいを持つとも言われています。
自分のご褒美などで購入される人や贈答用などで購入する人が多いようです。
水にこだわる
ドイツは発泡酒の国、世界の中では最も消費量が多いとも言われています。
アルコール度数が低いものも多いため、ドイツに住む人の中には昼間から水代わりに飲む人も多いようです。
また、ドイツ料理には欠かせないソーセージは発泡酒との相性が良いなどからも、国内にあるドイツ料理のお店に行くと、
国を代表する様々なお酒を飲むことができる、飲み比べができるケースも少なくありません。
所で、ヴァイエンシュテファン醸造所は世界最高レベルの発泡酒の研究が行われている場所だと言いますが、
古くからの伝統を守る、大切にしながら最新技術により製造が行われています。
このよう醸造所が製造を行う時にこだわりを持つのが原料で、原料の中でも特別重要と考えているのが水です。
1リットルの製品を作る時に使う水の量がどれだけになるのか気になる人も多いかと思われますが、1リットルの製品には約6リットルの水が必要だと言います。
水と言っても、水道の蛇口から注がれるものではなく、天然水を使ったりする形になるわけですから贅沢な飲み物、
輸入した時の価格が1本あたり約450円するのも分かる人も多いと言えましょう。
ヴァイエンシュテファン ビールの注ぎ方のコツ
グラスに注ぐ時、自分がやると泡ばかりが出てしまい、上手く注げないと感じる人も多いかと思われますが、
注ぎ方には少々コツがあり、このコツを覚えておけば適度な泡を立てて美味しく見せることができます。
まず、グラスと瓶を水平近くにしておいて、瓶の口をグラスにつけないように静かに注ぎ始めます。
ここでのポイントは水平近くにすることと瓶の口をグラスにつけないことです。
大半の場合がグラスに瓶の口をつけて行うことが多いのですが、このやり方で行うと泡が立ちやすくなるのです。
徐々にグラスを立てるようにして注ぎ入れます。
残りが3分の1くらいになった段階で、混ぜるように瓶底をくるくる回転させるようにして、
瓶底に沈んでいる酵母ごとグラスの中に注ぎ入れる。
これがヘフェヴァイスビアなどの注ぎ方です。
この方法はヴァイエンシュテファン酒造所を見学すると教わることができると言いますので、ドイツへの旅行に出掛ける時など見学されると良いでしょう。
ヴァイエンシュテファン酒造所ではヘフェヴァイスビア以外にも色々な種類のお酒を製造しているため、見学すると試飲することもできるようです。
案内は当然ドイツ語ではありますが、ゼスチャーなどを見れば楽しい時間を過ごすことができます。