本日は「バスペールエール」についていろいろな情報をまとめてみました。
アサヒビール バスペールエールの製造方法と味わい・見た目の特徴
イギリス人にとってビールと言うと、上面発酵が施されているエールです。
アサヒビールが販売しイギリスの伝統的な製造方法で醸造されているバスペールエールは、
飲みやすいのに、芳醇で豊かな風味を兼ね備えている代表的なイギリスのエールビールとなっています。
アルコール分は5.1パーセントとなっていて、原材料は麦芽とホップ、香料、糖類です。
ワンウェイ瓶を使っていますが、破砕してリサイクルすることが可能です。
このエールビールは小麦から作られているホワイトビールとなっています。
イギリスではオリジナルの伝統的な製造方法によってを何百年もの期間に亘ってエールビールを製造し続けてきました。
エールビールは、日本国内で一般的な発酵するとタンクの底に酵母が沈む下面発酵のタイプのラガービールではなく、
発酵が進んでいくにつれて酵母が麦汁の上の方に浮かび上がる酵母を利用している上面発酵となっています。
そしてアサヒビールが提供しているバスペールエールも酵母が浮かび上がる上面発酵のエールビールです。
多少赤みがかっている美しい綺麗な琥珀色をしているのもバスペールエールの特徴の1つとなっています。
ペールエールはそもそも淡い色合いをしているエールということを意味しているのです。
同様に上面発酵を施しているスタウトと言う濃い色合いをしているビールと比較して、このように言われています。
アサヒビール バスペールエールのルーツ
西暦1777年に創業者であるウィリアム・バスは、イギリスの中部にあるバートン・オン・トレントと呼ばれる地域に醸造所を建築しました。
この場所から湧き出ている水は、マグネシウムやカルシウムなどといったミネラルをたくさん含んでいる硬水となっています。
この質が良い水を使うことによりバスペールエールならではの美味しさが誕生しました。
バートン・オン・トレントは今現在でもイギリスのビールの都として非常に有名な存在となっています。
そしてトレードマークとなっている赤い色のトライアングルは、西暦1875年に全世界中で最初に登録商標を取得した伝統的な歴史のあるトレードマークです。
ラベルのトレードマークには、下の方にイギリスで最初に登録商標がされていることが英語で記載されています。
イギリスを代表するこのエールビールは、大西洋を優雅に横切る豪華客船でお客様に提供するために必要不可欠なエールビールでした。
あの映画などで非常に有名な存在となったタイタニック号にもエールビールが500ケースも積み込まれていたと言われています。
ちなみに幕末の時代や明治維新を迎える頃の日本国内でもイギリスのエールビールは非常に人気があり、特にこの中でもバスペールエールは評判が良い銘柄の1つでした。
パブはパブリックハウスという言葉を省略したもので、公共の家と言った意味合いがあります。
エールビールが主流であるイギリスにおいて、およそ18世紀から19世紀ぐらいまでにかけて発達していったとされているのです。
そこでは当時も現在も変わることなくイギリスで暮らしている方たちの社交の場となっています。
新たな友達を作ったり、世間話に花を咲かせたり、場合によっては1人でゆっくりと寛いだりなどしてパブはイギリス人にとって欠かせない居心地が良い空間となっている訳です。
誰もがパブでは立ったままで気軽にエールビールと会話を楽しんでいます。
天気が良く暖かい日やパブの中が混んでいる場合には道路や外に設置されたテーブルに立ったままの状態で楽しそうに飲んでいる様子も見かけることが多いです。
イギリスにあるパブでお客様に飲まれているほとんどバスペールエールは樽に入っている生ビールになります。
このエールビールを注文するとパイントグラスと呼ばれるグラスに注がれて差し出されるのです。
パイントとは、およそ568ミリリットルぐらいの量のことで、多少多過ぎると感じるいう人のためにハーフパイントで注文する方法も用意されています。
アサヒビール バスペールエールと料理
香ばしくて芳醇な風味がありながらも非常に飲みやすいという特徴がある、このエールビールは、
どのよう料理と一緒に飲んでも、このエールビール独特の美味しさを楽しむことが可能です。
例えばイギリスで非常に有名な料理と言うとフィッシュアンドチップスになりますが、魚の塩焼きなどといった和食にも非常に良く合います。
エールビールならではの香りを味わいたい場合は、あまり冷やし過ぎないようにして、多少高めの温度にして飲む方法がおすすめとなっているのです。
アサヒビールは世界のビールを取り扱っている
アサヒビールでは、イギリスのビールだけではなく、ベルギーのビールやドイツのビールなども取り扱っています。
ベルギーのビールは野生の酵母を自然に発酵させているベルギーで独自に開発されたビールにチェリーのエキスを加えられているものです。
ドイツのビールは昔からビールの醸造が盛んだったミュンヘンで製造された麦芽100パーセントの世界的に有名な銘柄のものを取り扱っています。