ドイツのケルン

ドイツの西部にあるケルンという都市でおよそ500年ぐらいに亘って愛され続けている地ビールがドム ケルシュという地ビールです。

ケルシュという銘柄を名乗ることができるのは、伝統的な製造方法を変えることなく続けている醸造所のみとなっています。

ドム ケルシュはケルシュの名乗ることができる銘柄の中でも、トップクラスで人気のあるブランドとなっていて、ケルン市内にある飲食店などでビールをオーダーすると、当然のようにドム ケルシュを差し出してくるケースが少なくありません。

それほどまでにケルンで誇りとされ愛される地ビールになっています。

そしてケルン市で使われている水は、質が良い軟水となっていてドイツの全ての地域で飲まれているのです。

その軟水と厳選したホップを使って製造されるビールは淡い色をしています。

そのため日本で一般的に販売されている下面発酵して造られたピルスナービールにように見えますが、上面発酵して製造されているビールです。

下面発酵して造られるビールと比較するとコクや香りが豊かで、ドム ケルシュの場合もまるでシャルドネワインを飲んでいるかのようなフルーティーさが楽しめるようになっています。

酵母も取り除くことなくボトルに詰め込んでいるため、食べ物を消化しやすくする作用がありドイツでも食事に最もマッチするビールとして人気です。

ビール

ビールの本場であるドイツでは地域によってビールが文化的な象徴として重要視されています。

ドム ケルシュのように名前が伝統によって守られている、などといった地ビールと地域が密接な関係性を作ってきた歴史や文化は、日本にはないものになります。

今後の日本の地ビールも地域との文化を作り上げられるように期待したいところです。

ドム ケルシュは舌触りが柔らかく香りがフルーティーなビールとなっています。

クリーミーな泡が立ち見た目の澄んだ色からも喉越しが爽やかでスッキリしていることが分かる地ビールです。

アルコールの含有量は4.8パーセントとなっています。

このビールを製造しているドム醸造所は1894年に設立されたものです。

ケルン大聖堂

ドム醸造所という名前の由来はケルン市のケルン大聖堂となっています。

ですのでケルン大聖堂がラベルに描かれているのです。

ケルシュという銘柄を名乗ることができるビールをケルシュビールというのですが、そのケルシュビールは酵母の種類の中でもエール酵母を選んで使っています。

上面発酵して製造していますが、ラガービールを製造するときに行う低温熟成の良いところも取り入れている特別な醸造方法で製造されるビールです。

優しい甘い香りとキレがある飲み心地、コクがそれぞれ絶妙なバランスに整えられています。

女性にもアロマティックでフルーティーな香りが人気となっていて、キレが良いためどんどん飲み進められるのです。

さっぱりしているためどんな食事にもマッチしますが中でも揚げ物や肉料理、パスタなどといった油っこい食事と共に飲むのがおすすめになります。

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