ハイネケン

緑のボトルに赤い星、スマイルeがシンボルマークのハイネケン。

海外ブランドビールとして日本でも広く知られており、レストラン、バー、スーパーマーケット等多くの場所で見受けられるため、口にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

世界中から愛され170か国以上で販売されており、世界第3位のシェアを誇ります。

また、醸造工場も100か国以上に展開され、アフリカやアジアに技術指導を行っています。

ハイネケン

ハイネケンは、オランダのビール。

19世紀後期にジェラルド・ハイネケンがオランダの首都・アムステルダムの一画に醸造所を設立し、オランダ初のラガービールを誕生させました。

ラガービールは日本でもなじみ深いのではないでしょうか。

ラガーとエールが一般的に区別されますが、ラガーは下面発酵酵母を用い、ビールタンクの下の方で、低温で時間をかけて発酵する製法。

一方、エールは上面発酵酵母を使ってタンクの上の方で常温で発酵させて作ります。

ラガーは、キレがあって辛口なのに対し、エールは、濃厚でまろやかな飲み口なのが特徴です。

日本で私達がよく口にする、キリン一番搾り、アサヒスーパードライ、エビス、プレミアムビールは全てラガー。

ハイネケンのスタイルはラガービールの1種であるピルスナーであるため、私達にもなじむのでしょう。

強めの炭酸と爽やかな飲み口、苦みやキレがしっかりある、お馴染みの「グリーンボトル」はバランスもよいと好評で、洋食はもちろん、和食にもよく合います。

また、醸造に28日、通常の2倍もかけて製造しているのも魅力の一つです。

手間をしっかりかけるからこそ、あのリッチな味わいが生まれるのでしょう。

ハイネケン・エクスペリエンス

アムステルダムにあるオランダ工場は、現在、体験型博物館、「ハイネケン・エクスペリエンス」となっています。

これまでの歴史、醸造方法、企業の社会貢献、ロゴの変遷等、ビールにまつわる様々な展示が並んでいます。

また「THE BREW YOU RIDE」というアトラクションもあり、自分が醸造されるという設定でビールの製造過程を体験できます。

そして、博物館の最後にはエクストラコールドを試飲できるのも魅力の一つです。

アムステルダムセントラル駅から徒歩30分、トラムを使うと約15分。ファンにはぜひ足を運んでもらいたいです。

ハイネケン

日本では、キリンとの合弁会社、ハイネケン・キリン株式会社が販売を行っています。

「グリーンボトル」が販売されていますが、世界中の国や地域によっては、他の種類も楽しめます。

アルコール度5.5%でブラウン・エールの「オールドブラウン」、アルコール度5.5%の黒ビール「ダーク」、「ダーク」をさらに濃厚にしたアルコール7%の「スペシャルダーク」、アルコール度6%で赤色の「ボック」の他、アルコール0.5%のいわゆるビールテイスト飲料「バクラー」も製造されています。

アメリカやヨーロッパなど海外に訪れた際、試してみるのもオススメです。

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