古希祝いに迷ったら読む!おすすめのプレゼント7選!【男女別】

紫色の花束、フラワーギフト

両親の古希祝いに何をプレゼントしていいのか悩んでいる方は多いです。世間的に還暦は注目されやすいですが、古希はあまり注目されていません。

古希祝いとはどういったお祝いで、何をプレゼントしたら喜んでもらえるのでしょうか。

そこで、今回は古希祝いに迷った方向けにおすすめのプレゼント7選を紹介します。男女別で紹介するので父親、母親どちらにもぴったりなプレゼントが見つかることでしょう。

おすすめのプレゼントと一緒に古希祝いについても知っておけば、よりプレゼントが選びやすくなりますよ。本記事で古希祝いについて知っていきましょう!

 

1 古希祝いについて知る

水色の本の上にオレンジの花が一輪乗っている

「そもそも古希祝いってなに?」という方のために、まずは古希について知っておきましょう。古希とは、数え年で70歳の時に長寿を祝う風習です。長寿を祝い風習としては、還暦の次が古希になります。

元々、中国から伝わってきた風習です。中国の詩人・社甫の「曲江詩」の中の「人生七十古來稀」に由来しています。中国の唐の時代は今から1,000年以上前になるため、当時は70歳まで生きる人が稀でした

現在は、70歳以上生きる人が当たり前になっており、長寿を祝う習慣として還暦と同様に根付いています。ただ、多くの人が還暦祝いは行いますが、古希祝いを行なわないことがあります。そのため、実際に行う場合どうしていいのか分からない方が増えています。

古希祝いは還暦祝いとほとんど同じだと考えて構いません。唯一違う点といえば、お祝いの際の「色」が違うという点です。還暦祝いといえば「赤色」がキーカラーとなります。一方古希祝いは「紫色」がキーカラーとなっています。

「紫色」は古くから最上の地位を表す色として使われてきました。例えば、僧侶の世界では紫の衣を着られるのは最高位の僧侶だけでした。このように「紫色」は品位を感じさせる色として親しまれてきました

そして、現在の古希祝いではこの「紫色」のプレゼントを渡すのが一般的となっています。できるだけ、「紫色」に関係したアイテムを選ぶようにしましょう。

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2 古希祝いの予算

テーブルの上に乗っている男性用の折りたたみ財布

祝い事で気になるのがプレゼントの予算感です。古希祝いのプレゼントを選ぶ際に、どのくらいの金額のものをプレゼントするのが最適なのか悩みますよね。実は、古希祝いのプレゼントの予算は決まっているわけではありません。還暦祝いと違って古希祝いでは、子供からプレゼントを贈る場合が多いです。

還暦祝いでは、上司や先輩に贈る場合もありますが、70歳の場合退職していることが多いので、基本的に両親に贈ることになります。

子供から両親への古希祝いの予算は10,000円から50,000円ほどが相場です。個人差のある予算なので、兄弟や姉妹で出し合う場合はまた相場が変わります。また、家族で食事会を開く場合は、こちらの予算に関しても同時に考えておきましょう。

古希祝いの場合、ご自宅で祝いという方も多いので、この場合はプレゼントのみで十分です。他にも、旅行に行って祝うという場合もあるので、それぞれのケースによって予算が大きく変わってきます

予算はあくまで目安となるものなので、気持ちが一番伝わると思うプレゼントを古希祝いに贈りましょう。

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3 古希祝いの選び方と注意点

お酒やソースなどが入ったミニチュアのカートが道に置いてある様子

予算の相場について知ったところで、古希祝いの選び方について知っておきましょう。基本的に、選び方に決まりはありませんが、年齢を意識させるプレゼントは控えましょう。例えば、老眼鏡や補聴器などは一般的にNGです。これからの健康や長寿を願う古希祝いに年齢を意識させるプレゼントはふさわしくないので、できれば気持ちが明るくなるようなプレゼントが望ましいでしょう。

次に、男女共通で注意したいプレゼントを紹介します。まず、贈ってしまいがちなのが「ハンカチ」です。日常的に利用しやすいため、選んでしまう方は多いですが、漢字で「手巾(てぎれ)」と書くため印象が悪いです。

他にも、「お茶」に注意しましょう。「お茶」は弔時などで利用されることが多く、「死」を連想させます。また、パッケージがシンプルで地味なものが多いため、もし「お茶」をプレゼントするなら、できるだけ紫色の入った華やかなものがおすすめです。

全体的に注意したいのが「色」です。古希祝いでは前述した通り「紫色」がキーカラーとなっています。基本的に「紫色」のプレゼントを贈るようにしてください。

この他の色のプレゼントでも構いませんが、「白」や「黒」といった「死」を連想させる色は控えましょう

あくまで「白」や「黒」の単色を控えるべきで、他の色が入っていれば問題ありません。できるだけ華やかな色合いが好まれます。

また、女性の古希祝いで注意するべきは「クシ」です。その名の通り、「苦」や「死」を連想させる点、さらに「クシ」の歯が欠けることは縁起が悪いという点で避けるべきです。

このように、古希祝いのプレゼント選びには注意点があります。しかし、古希祝いは両親へプレゼントする場合が多いため、そこまでこだわる必要がありません。

本人の趣味や嗜好に沿ったものがあれば、それらをプレゼントしてあげた方が喜ばれやすいです。その際に、しっかり感謝の言葉を伝えれば、どんなプレゼントでも問題ないです。

両親以外の方の古希祝いのプレゼントの場合は、最低限の注意点を守りながらプレゼントするようにしましょう。贈る側と贈られる側の関係性が重要なので、その中で最適なプレゼントを渡すようにしてください。

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4 古希祝いにおすすめのプレゼント7選 -男性編-

シニア夫婦が海を指さし海辺で寄り添っている様子

それでは、男性の古希祝いにおすすめのプレゼント7選を見ていきましょう。男性の場合、趣味や嗜好に合ったプレゼントが喜ばれやすいです。

・お酒

徳利に入った日本酒を2個のおちょこに入れている様子

祝い事の定番品といえばお酒の存在。古希祝いでもお酒をプレゼントする方は多いです。お酒のプレゼントは贈る時にはサプライズ感があり、古希祝いに来てくれた人と一緒に楽しむことができるためお祝いムードをより高めることができます。日本酒や焼酎、ワインなど好みに合わせて選ぶことが可能です。

お店によって、古希祝い用のお酒を用意している場合があります。日本酒や焼酎のボトルが紫色になっているため、古希祝いのプレゼントとして渡しやすいです。お店によっては包装も紫色に統一してくれるため、古希祝いの贈り物として最適。

また、ラベルに名入れをすれば、さらに特別感を演出できます。ラベルに自分の名前やオリジナルのメッセージ、記念日などが書かれていることに驚かれる方は多く、飲み終わった後も記念品として手元に残して楽しむ方が多いです。

ただ、お酒を渡すだけじゃなく、こうした特別感があると贈られる側としても嬉しいですよね。

 

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・食器

茶色のマグカップ2個

消耗品のプレゼントではなくて、長く利用できるものを贈りたい、という方におすすめなのが食器です。

特に、普段から利用する湯飲みやグラス、マグカップなどがおすすめ。古希祝い用の食器の多くは紫色を使っているため、上品なデザインになっています。他にも、縁起物であるフクロウや富士山が書かれたデザインのものもあり、バリエーション豊かです。

もし、お酒を嗜むお父さまの場合は、お酒とお猪口をセットで渡すと喜ばれます。二つ合わせても10,000円以下で収まるので予算的にもプレゼントしやすいです。

・財布

シニア男性の後ろポケットに入っている折りたたみ財布

古希祝いで70歳を迎え、新たな門出という意味を込めて財布をプレゼントする方は多いです。特に、男性の方の場合、財布を長い間愛用していることが多いので、70歳を機にプレゼントすると喜ばれます。

財布を選ぶときは以前使っていたデザインと似たような形がおすすめです。さらに、古希祝いなので内側が紫になっているデザインなどがいいでしょう。

古希祝い用の財布は少ないので、一部紫を取り入れている財布をプレゼントすることをおすすめします。

・筆記用具

万年筆

もし、お父さまが普段ものを書いている方なら万年筆がおすすめです。古希祝い以外の長寿祝いにも万年筆をプレゼントする方は多いです。名入れをしたり、メッセージカードを付けたりできるので、古希祝いならではのプレゼントが可能です。

万年筆によっては紫色のものがあるため、古希祝いのプレゼントにぴったり。他にも、青系や茶色系などが定番となっています。

・家族旅行

温泉の湯の脇に置いてある赤い水玉のてぬぐいが掛けてある木製の風呂桶

古希祝いで人気があるのは家族旅行。自分だけプレゼントをもらうのが申し訳ないと感じている方にとってぴったりのプレゼントです。家族で旅行に行き、その場所で食事会を開くことで古希祝いを行えます。

古希を迎えた方の多くは家族と一緒に過ごしたいと考えています。そのため、家族全員で楽しめる旅行は最も適したプレゼントと言えるでしょう。

古希祝いの家族旅行で特に人気があるのが温泉旅行です。のんびり温泉を楽しんだり、おいしい食事を楽しんだり、温泉街で食べ歩きを楽しんだりと楽しみ方が多くあります。古希を迎える頃には体調に不安を感じている方も少なくありませんので、近場の温泉地を選ぶのがおすすめ

旅館によっては長寿祝いプランを用意している場合もあり、プロに写真撮影をしてもらったり、ちゃんちゃんこをレンタルできたりとさまざまな特典があります。旅行地への移動距離やプラン、料金などを比較しながら旅行の計画を立てましょう。

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・食事会

テーブルに皿やグラス、フォーク&ナイフなど食事の準備がしてある

家族旅行より手軽に古希祝いを行いたい方に可能なのが、食事会を開くことです。こちらも家族だけの時間を楽しめるため喜ばれやすいプレゼントです。

できれば、お父さまの好きな食べ物があるお店を予約するなどして楽しみましょう。また、ご自宅で食事会を開くという方も多いです。赤飯やちらし寿司など定番のお祝い料理を用意するといいでしょう。

家族旅行にしても食事会にしても、主役の古希の方に楽しんでもらうことが何より大切です。体に負担をかけるようなスケジュールは避け、古希の方の体調や気持ちに合わせて場所や日程を調整しましょう。

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・洋服

男性の上着が何着かハンガーに掛けてある

最後におすすめなのが洋服です。古希祝いらしく紫色の洋服をプレゼントすると喜ばれます。紫は品のある色合いなのでどなたにでも似合いやすいです。

夏場は、ポロシャツがおすすめです。Tシャツの場合はカジュアル過ぎるため控えた方が賢明です。冬場はベストやカーディガンなどがいいでしょう。普段使いできるので長い間利用できます。古希祝いを行う時期に合わせて、季節に合った洋服を選んでみましょう。

退職後もスーツを着る機会がある方はネクタイがぴったり。いろいろなデザインがあるので、似合いそうなものを選びましょう。

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5 古希祝いにおすすめのプレゼント7選 -女性編-

ピンクの帽子をかぶり笑顔の海外のシニア女性

それでは、女性の古希祝いにおすすめのプレゼント7選を見ていきましょう。女性の場合、紫色を基調とした華やかなものが喜ばれやすいです。

・花束

白や薄いピンクの薔薇などが入ったアレンジフラワーギフト

女性の古希祝いにぴったりなのが花束です。特におすすめなのが紫のバラ。花束にしてメッセージカードを添えるととても素敵なプレゼントになります

赤いバラとはまた違った雰囲気なる上に、紫のバラ自体が珍しいので喜ばれること間違いなしです。

また、生花でもいいですが、より楽しんでもらいたいならブリザードフラワーがおすすめ。こちらは枯れることがないので、長い期間花の美しさを味わってもらえます。

生花の場合は花屋さんで見繕ってもらい、ブリザードフラワーの場合は専門店で依頼するのがおすすめです。

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・小物・アクセサリー

アメジストのような青い宝石が埋め込まれた指輪

古希祝いでアクセサリーをプレゼントする方は多いです。古希のキーカラーは紫色なのでアクセサリーとの相性は抜群。特に、アメジストやアイオライト、サファイアなどは紫系なのでおすすめです

他にも、紫色のマフラーやストールなども人気が高いです。どんな方の服装にも合わせやすい色合いなので、一緒に買い物して選んであげるというのも喜ばれるかもしれません。

また、日常的に使いやすいバッグをプレゼントする方も多いです。小物・アクセサリーは選択肢が幅広いのでお母さまの好みに合わせたものをプレゼントしましょう。

・洋服

本とコーヒーと角砂糖

小物・アクセサリーと同じく、おすすめしたいのが洋服です。特に、紫色のカーディガンやセーターは上品で合わせやすいので喜ばれます。冬場ならコートなどを選んでもいいでしょう。

また、小物・アクセサリーと一緒にプレゼントするのもおすすめです。洋服は喜ばれやすいので、似合うデザインのものをプレゼントしましょう。

もちろん、紫色でなくても構いません。その代わり、古希祝いなのでメッセージカードなどを添えて想いを一緒に伝えると喜ばれやすいです。ただのプレゼントにならないように、食事会などで渡すようにしましょう。

・置き時計

壁掛け時計の分針もしくは秒針

古希を迎える頃には会社を定年退職し、自宅でのんびり過ごしたり、自宅でガーデニングなどの趣味を楽しんだりという方が多くなります。

自宅にいる時間が長くなるため、自宅で時間を確認する頻度も多くなるでしょう。そこで、古希祝いには置き時計が人気です。古希祝い用の置き時計にはメッセージや写真をデザインできるので、他にはないオリジナルの置き時計をプレゼントできます

時計を見る度に贈られた時のことを思い出すことができるので、長い間プレゼントを楽しんでもらえます。他にも、置き時計にブリザードフラワーが入っているタイプもあるため、好みに合わせて置き時計を選んでください。

すでに置き時計があるなら、腕時計も候補に入れるといいでしょう。あらかじめ好みを聞いておけば、喜んでもらえるプレゼントができます。

・食器

たくさんの陶器のコップ

実用的で人気が高い食器。特に、古希祝いのキーカラーである紫色の入った食器は人気が高いです。食器の中でも定番なのが茶碗や箸、湯飲み。お茶碗やお箸などの食器は食事の時に使う頻度が高いため、「これからも健康的に楽しく食事をしてほしい」という願いを込められるアイテムとして人気があります。日常的に使えるので贈られた側も嬉しいプレゼントですよね。

食器によっては名入れができるので、この世でたったひとつの食器をプレゼントできます。さらに、両親へペアでプレゼントすることも可能なので、まとめてプレゼントするのもおすすめですよ。

お茶碗やお箸のほかにも、お酒好きならお猪口やグラスがおすすめです。こちらも名入れできるものが多いので、喜ばれやすいです。

・ワイン

シャンパンのようなお酒が入った2つのグラス

もし、お酒を嗜むお母さまならワインがおすすめ!赤ワインやスパークリングワインなら食事と合わせて楽しめるので、食事会の際にプレゼントしてもいいでしょう。

お店によってはワインに名入れすることが可能なので、古希祝いだけのオリジナルワインをプレゼントできます。ワインの種類も赤、白、スパークリングなどお店によって豊富に用意されているので、お母さまの趣味に合わせて選べますよ。

ワインの他にも日本酒や焼酎などもあるので、どんなお酒が好きなのか知っておけば喜んでもらえるプレゼントができます。

・フルーツ

2つのハート型の白い器にキウイやベリー、いちごなどのフルーツが入っている

フルーツが好きなお母さまにはフルーツの盛り合わせをプレゼントしましょう。古希祝いということで、ぶどうなど紫色のフルーツを中心に盛り合わせて贈れば喜んでもらえます。

見た目が華やかなのでもらった際に嬉しい上、フルーツは食べやすいので贈っているという方も多いです。また、フルーツはビタミンCが豊富に含まれており、美肌効果や免疫力の向上、老化防止効果などが期待できますので、これからの健康や長寿を願うのに最適です。

近年では、フルーツに名前を入れることができるものやお花がセットになっているものなど華やかなフルーツセットが人気があります。古希の方の好みのフルーツや見栄えの良さなどを意識しながら選んでみましょう。

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6 古希祝いのプレゼントまとめ

窓辺に置かれた様々なプレゼントボックス

古希祝いにおすすめのプレゼント7選を紹介しました。まずは、本記事で古希祝いについて、予算、選び方や注意点を知って準備をしましょう。

その後、おすすめのプレゼントを参考に、両親の古希祝いのプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか?古希祝いの決まりも大事ですが、一番大事なのは感謝伝える気持ちです。メッセージカードなどを添えるとより想いが伝わります。

古希祝いのプレゼントに迷っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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