結婚式で出来るサプライズ特集:フラッシュモブ結婚式
結婚式に参加したことがある方の中には、新郎もしくは新婦の友人たちが余興でフラッシュモブを行っているのを見た経験があるのでは?
驚くと同時に会場に一体感が生まれて新郎新婦にとってもゲストにとっても忘れられない結婚式になりますよね。
しかし、フラッシュモブを行う上ではいくつかの注意点があり、気を付けなければサプライズが台無しになることも。
そこで、この記事では、フラッシュモブを始めるタイミングやフラッシュモブをする際の注意点についてご紹介します。
近年結婚式でフラッシュモブが人気
フラッシュモブは街中でいきなり知らない人がダンスを踊り出して周囲の人を驚かせるものです。
動画サイトでは多くのフラッシュモブ動画が上がり、サプライズを仕掛けた側も一緒になってキレのいいダンスを披露して驚かせる様子が見られます。
これを結婚式で取り入れる動きが目立っており、新郎新婦を驚かせる余興や新郎新婦いずれかを驚かせるものとして多くの結婚式で行われています。
結婚式で行う場合には、新郎もしくは新婦と、その友達や関係者などが前もってフラッシュモブを計画して練習をし、当日パフォーマンスを行います。
ただ、フラッシュモブを成功させるためには準備とタイミングが大切となります。
フラッシュモブを始めるタイミング
どのようにしてフラッシュモブを始めるかはさまざまで、最後の締めで行うのもおすすめです。
退場する際のBGMが違うなどと式場のスタッフにクレームをつけると見せかけて踊り出す演出もできます。
この時は新郎新婦それぞれが参加することになり、一体感のあるダンスを見せて感動させて終わるのも終わり方として美しいです。
スタッフにクレームをつける演出はさまざまなことで活用でき、人を増やして行いたい時には格好の理由です。
友人が仕掛ける場合はスピーチなどが終わって歓談中に行うのが理想です。
新郎新婦いずれにも伝えていない場合、サプライズをもし仕掛けるのであれば結婚式の進行を妨げない形が大事です。
この時は会場側と打ち合わせをしておく、もしくは新郎新婦の関係者に断りを入れておくことが求められます。
いきなり始められても、かなり驚かれてしまったり色々なことを新郎新婦も考えて計画しておりそれを壊すことは決して本意ではないからです。
特に式場のスタッフと連携して行なっていくことが求められます。
結婚式でフラッシュモブをする際の注意点
ここでは、結婚式でフラッシュモブをする際の注意点を3つご紹介します。
結婚式場スタッフに事前にフラッシュモブをすることを相談しておくことのほか、練習段階から結婚式当日までに気を付けるべき点を3つピックアップしました。
誰を驚かせるか明確にする
演出をやる際に心がけておきたいことは誰を驚かせるのかを明確にすることです。
フラッシュモブはいきなりやってくるため、驚きが強いです。
例えば新郎を引っかけるために新郎以外の参列者全てにその事実を伝えるのも大切です。
何も知らない人はいきなり周囲が驚く様子を見てあっけにとられて怒り出す人もいます。
こうなってしまうとせっかくのサプライズも台無しですので、事前に伝えておくべき人には伝えておくのも必要です。
特に会社関係者を多く招待する場合は上司など一部に伝えておくのが無難です。
ダンスのレベルを上げ過ぎない
実際にフラッシュモブをやる場合に注意したいのがダンスのレベルをあまり上げないことです。
業者にお願いしてプロにやってもらう分には問題ありませんが、素人が中心となって行う場合はあまり上げすぎると踊りについてこない人が出てきます。
すると見た目としてバラバラになり、見栄えのいいものではなくなります。
そうさせないためにもダンスのレベルを落として誰でもできるような形にするか、ダンスのレベルを上げるために結婚式までの期間は徹底的に練習をするかを決めておかないといけません。
参加者を募る時には無理強いしない
大人数でパフォーマンスをすることで見ごたえがあり、盛り上がるフラッシュモブ。
しかし、フラッシュモブの参加者を募る時には無理強いをしないようにしましょう。
必ずフラッシュモブを成功させたいという気持ちが強くなり、周りに無理に強要してしまうと周りの人の予定を壊したり、気持ちよく結婚式当日を迎えられなかったりとその後の人間関係に影響が及びます。
フラッシュモブはあくまで自由参加という意識をもって、参加者に無理にお願いしないようにしましょう。
例えば、ダンスをパート分けして全体の一部を練習してもらうように依頼し、本番は照明等でそのパートをお願いした人にスポットが当たるようにすると、一人あたりの負担は減ります。こうすることで、ダンスに自信がない人や、練習にあまり時間がとれない人も参加しやすくなるのではないでしょうか。
始まりのタイミングに気を付ける
フラッシュモブは、突然始まるのが特徴です。しかし、ガヤガヤしていたり、他のことに気をとられるような場面では、せっかくのフラッシュモブがいつ始まったのかわからず、勿体ない結果になってしまうかもしれません。
そのため、フラッシュモブを始めるタイミングは、しっかりと計画を練っておくことをおすすめします。誰かのスピーチで集中が集まっている時や、新郎新婦がお色直しをするために会場を一度あとにする場面など、ゲストが全員同じところに注目し、静かにしている時が絶好のタイミングと言えるでしょう。
歓談中の時間を利用してフラッシュモブを計画したい場合は、会場の照明を落としてスポットライトで注目を集める方法もおすすめです。
両親を巻き込むと驚きも倍増!?
新郎新婦を思いっきり驚かせたいのなら、新郎新婦の両親を巻き込んで行うのが一番です。
まさか両親がそんなことをするとは思ってもいないために実際にその姿を見たらあまりの衝撃で結婚式の緊張が吹き飛んでしまうほどです。
キレキレなダンスができればそれでいいですが、できない場合は両親の動きが邪魔をしない程度に周りで盛り立てて簡単な振り付けを指導してそれをやってもらうのもおすすめです。両親を巻き込む場合は、特に事前の打ち合わせが大事です。両親を困らせて、微妙な空気にならないように、十分に配慮しながらすすめましょう。
意外な人がサプライズに参加すると、人によってはパニックに近い驚きを与えられるため、想定よりも早く泣き出す新婦の姿も見られます。
まとめ
新郎新婦側や参列者側、双方から仕掛けられるサプライズがフラッシュモブです。
その分、準備にはかなり時間がかかり打ち合わせも必要です。
自分たちで作り上げる形になれば、友人たちがここまでしてくれたということに感謝の気持ちを強く持ちます。
また、会社関係者が行うケースも多く、自分たちのためにやってくれたことに強い感動を覚える人も少なくありません。
やるからには真剣に踊る、そして恥ずかしがらないことが結婚式でのサプライズを成功させる秘訣です。