居酒屋で「とりあえずビール」と注文した経験のある人は多いのではないでしょうか?

喉を通る炭酸が爽快で、軽い飲み口のビールや発泡酒は幅広い世代に愛されるお酒です。

様々な銘柄や度数があり、それぞれ味わいが全く違うので飲み比べを楽しむ人もいます。

その中でもオランダの「ハイネケン」を知っていますか?今回はこの人気のお酒について詳しく見ていきましょう。

 

ハイネケンについて

ハイネケン

ハイネケンは1863年にオランダで創業した醸造所で、世界100か国に工場がある世界最大のビール会社です。

現在、170か国で販売される人気のお酒となっています。日本ではキリンビールがライセンス契約を結んで販売していますね。

強めの炭酸と甘い香りが特徴で、苦みやキレのバランスがとても良く、飲みやすいビールとして親しまれています。

このバランスを出すのはとても難しく、飲めば誰もが納得するこの味は長年の研究と熟練した技によって生み出されたものなのです。

これを可能にしたのが「A酵母」と呼ばれるビール酵母で、19世紀にハイネケンが発見し、オランダで培養され、世界各国の工場へと送られています。

培養はオランダのみというところにお酒に対する熱意とこだわりが感じられますね。

 

日本で製造されたものと輸入品に違いはある?

ハイネケンビール 瓶

このハイネケンですが販売店に行くと瓶入りと缶入りが売られているのを見たことがありますか?。

瓶の製造元には麒麟麦酒(株)と書かれていて、缶には原産国がオランダで輸入者及び取り引き先が麒麟麦酒(株)と書かれています。

両社とも販売者はハイネケンジャパン(株)です。世界にはさらにいろんなラインナップがあるそうです。

日本で製造されたものと輸入されたもので味に違いはあるのでしょうか。

基本的には日本で製造されたものと輸入品に違いはないそうで、どこで作られたお酒にも全く同じものが入っているとのことでした。

同じ銘柄でラインナップが複数ありますが、国内で製造したり、オランダから輸入したり、

その他のルートで日本に入ってきたり様々なところから取り寄せて販売している為、多少見た目に違いが出ているようです。

瓶や缶で特に違いはなく、どのタイプも基本は同じ味ということが分かりました。

現在、国内で購入できるのは定番の1種類のみなので、世界で他のラインナップを見かけたら購入してみると面白そうです。

 

ハイネケンスター

ハイネケン

さて、緑色のボトルに赤い星がトレードマークのこのお酒、中央の赤い星は「ハイネケンスター」と呼ばれています。

お酒を作るときに欠かせない水、空気、火、大地の恵み、お酒作りに対するこだわりが生み出す未知の力を表しています。

飲みやすく、見た目も可愛いことからサッカー王国、ドイツでも大人気です。多くの人が観戦の時に飲んでいます。

サッカーだけでなく、いろいろなスポーツのスポンサーになっているのでたくさんの場所で見かけますね。

 

ハイネケンを美味しく飲むポイント

ハイネケンとピザ

多くの人に愛されていますが、中にはあの独特の苦みが苦手という人もいます。

そんな人の為に美味しく飲めるポイントを伝授しましょう。

まず、キンキンに冷やすことが大切です。夏場は4~6度、冬場は6~8度に冷やすと美味しく飲めます。

数時間前から冷蔵庫に入れておけば十分ですが、もっと冷やしたい場合は氷を入れたボールの中でくるくる回すと良いでしょう。

次にグラスにも注目してみると面白いです。グラスによって泡立ちの良さに特化したものや、

冷たさを保つことに特化したものなど様々な種類があります。機能性を理解して使うと楽しく飲めますね。

最後に、注ぎ方も重要なポイントです。まずはグラスに勢いよく注いで泡を作ります。

3割くらいまで来たらゆっくり傾け、なるべく泡立たないよう静かに注いでいきます。

注ぎ方でうま味も変化しますので正しい注ぎ方を知っておくと何かの時に役に立ちそうです。

飲むときによく言われるのどごしですが、これは食道あたりを通過する時にのどがしゅわっとする感じのことを指します。

ラガータイプはのどごしがすっきりしていて、エールタイプは芳醇な香りがします。どちらが好きか個人差がありそうです。

また飲むときに塩分の高い食事を用意すると美味しく飲めます。

お酒の成分に塩分が含まれていないので、飲み過ぎるとナトリウム不足になります。

しかし、食べ過ぎと飲み過ぎは体に良くないので、程々にすることも大切です。

 

まとめ

ハイネケンビール

のどごしが強いのにも関わらず、爽快でさわやかな味わいから世界中で愛されているということが分かりました。

フルーティーな味なので苦手な人や女性でも美味しく飲めるお酒のひとつです。

特有の苦みも少ないのでつい飲み過ぎてしまうこともありそうですが、量と飲み方をわきまえて楽しく飲んでくださいね。

まだ飲んだことが無い人はぜひオランダが誇る最高のお酒を味わってみてください。

日本のメーカーとはまた一味違う新たな世界を体験できそうです。

居酒屋をはじめホテルのラウンジやバー、スポーツのスタジアムや野外フェスなど、

あらゆる場所で緑色のボトルと赤い星のマークを見つけることができるでしょう。

 

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