理想の結婚式を実現するために【結婚式打ち合わせ編】
結婚式は一緒に一度しか行われない、特に女性にとっては人生のイベントの中でも最大と言っても過言ではないほど大切な式になります。
小さな頃からウェディングドレス姿やお嫁さんに憧れていた女性は多いものです。
夢が現実になる大切な日ですので、その準備は入念に行いたいものです。
ただ、いざ結婚式の準備をしようとすると、「成功するのかな」「食事とかどうしたら良いのだろう」など不安な気持ちが出てくることもありますよね。
そこで、この記事では、結婚式を成功させるためのプロセスや準備の時間の大切さ、食事に関する配慮についてご紹介します。
結婚式を成功させるためには
結婚式場をどこにするかは選び方が大切です。
花嫁さんの思い描く式を取り計らってくれる式場であることはもちろんのこと、遠方からやってくるご親戚やご友人、会社の上司や同僚の方などに対しても配慮が行き届いていなければなりません。
特に、ご親戚の中には結婚式場はここと決まっていると思っていらっしゃる方もいるので、自分たちだけの希望で決めてしまわないようにしましょう。
ご両親やご親戚の方も含めて意見を取り入れていく方が、後々問題にならずにスムーズに式場を選ぶことができるのです。
式場の選定に関しても、最初からここと決めてしまうよりは、いくつか候補を絞り、その中から見積もりを出してもらったり、体験ウェディングに参加してみたりして実際のチャペルや当日のサービス内容を体験してみるようにしましょう。
写真やパンフレットだけでは分からない雰囲気や担当になるウエディングプランナーの方との相性も選定の上では重要です。
結婚式場が決まったら、式に向けて準備を進めていくことになります。
式場選びは慎重に
結婚式場を選ぶ際は、家族の意見も取り入れながら行うことは大事ですが、いくつかの候補を絞る段階では新郎新婦が実際に足を運び、見学をしながら決めていくこととなります。候補を絞るためには、いくつかの式場を見比べて、雰囲気やサービスなどを肌で感じることも大事なポイントとなります。
理想的な結婚式場を見つけるまで、こだわりの強い人は十分な時間をかけて吟味していくでしょう。あまりこだわらない、という場合も、あとになって後悔しないためにいくつかの式場に見学に行かれることをおすすめします。
どんなに時間がなくても、式場選びに2~3日程度は費やせるのではないでしょうか。一般的に、1つの式場の見学にかかる時間は4時間程度までです。そのため、午前・午後とに分ければ、2日間費やしたとしても4つの会場をまわることが可能です。
実は、結婚式場を決めたあとで後悔する人は意外と多いと言われています。その主な理由が、費用、スタッフの対応、衣装に関することのようです。例えば、当初の予定よりもはるかにオーバーした見積もりになってしまった、式場の衣装の中に気に入ったものがなかった、スタッフとの相性が悪かったなどです。
これらのポイントについて、すべて見学の段階でクリアできるとは言い切れませんが、この3点を意識して質問をしたり、確認してみるだけでも失敗を少なくできるかもしれません。
結婚式の打ち合わせについて
結婚式の会場が決まり次第、披露宴の演出はどうするか、料理の内容は、ブーケは…など結婚式に向けて決めなければならないことがたくさんあります。
担当のウェディングプランナーの方とは何度も結婚式打ち合わせで顔を合わせることになりますが、特に花嫁さんにとっては人生でも大切な日になりますので、自分の希望は臆せずに色々と相談してみるようにしましょう。
式の段取りが進むと、後から大きな変更が難しくなってしまう場合もありますので、出来れば最初の段階から予算や、プランに関しては包み隠さず相談しておく方が心配事を抱えずに準備が進みます。
式場によってはウェディングプランナーのみならず、司会者や装花の業者などと細かくプランを打ち合わせる場合もあります。
打ち合わせの開始時期は挙式の3~4か月前
結婚式の打ち合わせの開始目安は、結婚式の3~4か月前となります。
あまり早く打ち合わせを始めすぎても、後からプランを変更したいと思った場合には二度手間がかかってしまい、負担が増えてしまいます。
また、どのくらいのゲストが来るのかわからない段階では、具体的な料理の内容や会場のレイアウトなどが決めづらくなることも考えられます。
そのため、ゲストの人数が把握でき始める挙式の3~4か月前の段階で打ち合わせを始めると良いでしょう。
結婚式の3~4か月前になると、当日着る衣装の決定や結婚式当日の大まかな流れ、司会者を誰にお願いするかなどを決定することになります。
打ち合わせの回数は5回~
結婚式の規模にもよりますが、大体打ち合わせの回数は5回~が多いようです。
ただ、親族のみで結婚式を行う場合や新郎新婦がなかなか結婚式場に来ることができない場合には、2~3回程度の打ち合わせになる場合もあります。
遠方に住んでいてなかなか結婚式場に行けない場合には、2回程打ち合わせをした後聞きたいことがある時や相談事がある時には担当のプランナーと電話やメールでやり取りすることが多くなるでしょう。
一方、こだわりが強く演出にこだわりたい場合や大規模な結婚式の場合には、5回~10回程度打ち合わせをすることになる場合もあり、人それぞれ回数に違いが出てきます。
打ち合わせの時間については、3~4か月前は2時間程度、2か月前になると料理の内容や引出物、テーブルのコーディネートなど決定事項が多くなるため4時間程度かかります。
打ち合わせ当日は時間がかかることを理解するとともに、気になる点があればプランを決める段階で相談しておきましょう。
準備の時間は多いほど良い
結婚が決まると、やることは山積です。
式場の予約をしたり、プランナーと相談して確認したりとやらなければならないことがたくさんあるため、一般的に結婚式まで1年間ほどは時間をとって準備を進めるカップルが多いものです。
それまでに、婚約から結納などを行う場合はご親戚に集まっていただいたり、結納の品の準備をしたりと忙しいものです。
最近では結納を行わないご家族も増えていますが、地域やご家族の考え方によっては今でも結納は必ず行わなければならないと考えている方もいらっしゃいますので、これから家族になることを考えると意見を取り入れた方が無難なケースも多いものです。
ブライダルエステにも時間がかかりますので、特に全身脱毛を希望している花嫁さんは早めにエステに通い始めなければ式の日に間に合わなくなってしまいます。
一生で最も大切な日には、人生で一番美しくありたいと考えるものです。
また、当日は写真もたくさん撮りますので、後々に残るものですので、やはり美しくいたいものです。
食事に関する配慮
結婚式の打ち合わせでは、招待客のリストやお出しするお食事なども順番に決めていかなければなりません。
招待状を送付して返事を待たなければどのくらいの人数が来てくださるか確定出来ないものですが、当初の予定よりもあまりにも招待客が多くなってしまうと、会場の問題がありますので、最初からある程度見積もっておくことは大切です。
また、お食事にしても、最近はアレルギーで食べられない物がある方も少なくありません。
そのため、事前にお知らせいただくようにすれば、アレルギー食材を使わないようにするなど、対策を行うことができます。
加えて、お子様がご出席くださる場合は子ども向けにお子様プレートなどを別途用意するようにしておくと、食事の時間も子供が退屈しないで済みます。
お子さんが静かにしてくれていると、一緒に来ているご両親も安心ですので、ご両親のストレスを少なくすることができます。
せっかくお忙しい中来てくださるご来賓の皆様には、少しでも楽しんでいただけるように、入念に打ち合わせをしましょう。