結婚式で出来るサプライズ特集:演奏編
結婚式に参加した時に、新郎もしくは新婦の友達4~5人がグループになって歌を歌ったり、ダンスを踊ったりしているシーンを見たことがある方は多いのでは?
新郎新婦のために練習したことがしっかり伝わりますし、会場も盛り上がりますよね。
ただ、結婚式という場でタキシード姿の新郎が、もしくはウェディングドレスの新婦が楽器を演奏する、となると驚きとともにさらに盛り上がり、思い出に残るものとなります。
この記事では、結婚式の余興で新郎新婦ができる演奏のサプライズの魅力や、新郎新婦へのサプライズ演奏についてご紹介します。
結婚式で演奏のサプライズは感動的
結婚式の余興で、新郎新婦のために歌がうまい人が歌うケースはよく見られますが、演奏することはあまり見られません。
しかし、新郎新婦の中には吹奏楽部出身という人が多くその関係で新郎や新婦の中には相手には内緒で演奏したいと思っている人も多くいます。
サプライズとして喜んでもらえるだけでなく、その周りの人にとっても生演奏をしてくれるのはある種の感動でありそれに対して涙を流す人も結構います。
多くの演出プランを考えられることからも、演出の幅がとても広いサプライズであることは間違いありません。
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結婚式の余興を盛り上げる演奏
場を一気に盛り上げるやり方としては、ドレス姿で新婦が演奏するケースです。
ドレス姿でギターを弾く花嫁やドラムを叩く花嫁はなかなかお目にかかるものではありません。
それだけでかなりのレアケースなのにさらにうまいとくれば、盛り上がらないわけにはいかないです。
新郎へのサプライズとして行われることもあれば、新郎がベースを弾いてキーボードやボーカルは友人に頼んでバンドを組むなどのこともあります。
初めての共同作業がケーキ入刀ではなく、音楽でゲストをもてなすというケースもたびたび見られる光景です。
新郎新婦いずれかが楽器の奏者だった場合は、結婚式で演奏を行って場を盛り上げることがよくあります。
仕事にしているため当然うまいですが、普段そうしたことをしないパートナーが拙いながらも一生懸命楽器を操ってそれに一喜一憂する光景もサプライズとして見られます。
その模様を動画にまとめて、一生懸命頑張る姿を流してからそれを見ることで、まるで子どもの発表会を見に来た親のような感覚でそれを見てしまって泣いてしまうこともあります。
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新郎のピアノと新婦の手紙朗読でサプライズ演出
新郎・新婦が二人で力を合わせて演奏のサプライズをする場合もあります。
涙を誘うものとしては新郎がピアノを弾き、それをBGMにして新婦が両親に対して手紙を読む演出です。
既存の曲をBGMにして読むのとは違い、そのBGMを奏でているのは新郎であるという点です。
しかも、このためにピアノを練習したとなれば、その心意気に両親だけでなくゲストの多くが号泣してしまうほど破壊力のある演出です。
学生時代はサークルで音楽をやってたものの、社会人になってから楽器に全く触れてこなかったという人も少なくありません。
すると、社会人になってから知り合った人からすれば本当に楽器が吹けるのか疑問に思っている人も結構います。
そんな人たちに対して演奏している姿を見せると普段の姿とは全く違う姿に驚愕したり、あまりにも凄すぎて笑ってしまう人がいたりするなどサプライズとしての破壊力は凄まじいです。
新郎新婦にとっても久しぶりに楽器を扱ってみて今後も趣味として続けたいと思うきっかけになりやすいです。
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新郎から新婦(新婦から新郎)に向けてのサプライズ演奏
結婚式でゲストのためにサプライズ演奏をすると、感動を呼びますよね。ゲストからの場合もあれば、新郎から新婦もしくは新婦から新郎に向けてサプライズ演奏をするケースもあります。
特に感動を誘うものとしては、新郎がピアノで生演奏を行うというものです。
ピアノ経験がある男性もいれば、中にはこれまで楽器と触れ合った経験がないという男性の方もいらっしゃいます。
結婚式でピアノの生演奏をするにあたっては、大切な新婦のために結婚式で気持ちを伝えたいという思いから、当日披露するために頑張って練習する男性が多いです。
披露する際には、緊張はあっても真剣に演奏をする姿勢を見せることが大切です。
新郎が楽器に触れたことがないことを新婦が知っていれば、感動すること間違いなしです。
また、心のこもった演奏は新婦のみならずゲストにも感動を与えることでしょう。
ピアノは結婚式場で用意されている場合が多いので、サプライズ演出にピアノを選ぶ新郎は多くいます。
新郎から新婦に向けての場合もあれば、新婦から新郎に向けて生演奏とピアノのプレゼントを贈る場合もあります。
ピアノの練習は当日まで相手に知られてはいけないので、練習をしていることを悟られないようにするのがポイントとなります。
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プロによる生演奏もおすすめ
新郎から新婦へ、あるいは新婦から新郎へ、そして新郎新婦からゲストへと、様々なシチュエーションが考えられるのが、プロによる生演奏です。
ゲストをもてなすためのサプライズとしては、ウェルカムスペースや挙式での生演奏がおすすめ。例えば、ウェルカムスペースでドリンクを片手に新郎新婦の支度を待つ場面で、生演奏があれば時間を忘れ聞き入ってしまいますよね。これから結婚式が始まるというワクワク感がさらに盛り上がり、会場はお祝いムード一色となるでしょう。
また、挙式では、オルガンや聖歌隊の生演奏を取り入れるケースは多いですが、どちらかと言えばゆったりとした厳かな雰囲気のものが多いですよね。一般的な型に縛られたくない、賑やかに挙式を盛り上げたいという新郎新婦は、ゴスペルを取り入れるのも良いでしょう。ゴスペルを生で聞く機会の少ない日本人にとっては、圧倒的なコーラスと楽しい雰囲気にテンションがあがるはず。
さらに、披露宴の歓談の場面や新郎新婦から両親へプレゼントを渡す場面などで生演奏を取り入れると、BGMとは違ったおしゃれな雰囲気が楽しめます。
こうしたサプライズを取り入れたい場合は、式場に問い合わせて演者に依頼できないか聞くなどの手配が必要となりますが、ちょっと粋な計らいがゲストの心に残ることでしょう。
新郎新婦へのサプライズ演奏
新郎新婦へのサプライズとして行われることもあります。
ギターを片手に前に出てきて、新郎新婦に贈る歌を披露するケースや新郎新婦が好きな曲を熱唱するケースなどです。
新郎新婦がまさか楽器を弾けるとは思わなかったという先ほどのパターンとは反対で、まさかあの人がそんなことができるなんてというパターンです。
例えば、父親が娘に贈る歌を弾き語りでやろうものなら、そこで娘である新婦は泣いてしまいます。実際に、こっそりと父親が式場と打ち合わせをしておいて、慣れない楽器を一生懸命に練習し、披露するなどのサプライズはとても感動的。
こうした演出で気をつけたいのは、ヘラヘラしないで真剣にやることです。
間違えても何とかやり切ることを考えてやるからこそ盛り上がるのであってそこでヘラヘラすると興ざめしてしまいます。
それが終わってから失敗したとか、もっと練習しないとダメだと笑いを取るなどのことをすれば大丈夫です。
もちろん格好よく決めればかなり盛り上がりますが、自分たちのためにここまでのことをしてくれたという心意気がとても大事です。
だからこそ、真剣に行うことが大前提であり人のために気持ちをこめて行うことが求められます。