結婚式で出来るサプライズ特集:寄せ書き

ウェディングドレスを着た女性

結婚式で新郎新婦をびっくりさせるサプライズ演出に寄せ書きがあります。

寄せ書きといえば学校を卒業する時などに後輩からもらうイメージがあり、元気になることが書いてあったり普段厳しく指導していた後輩から暖かいことが書いてあって思わずに泣いてしまったりするものです。

寄せ書きは、もらった後に読んでも心が温まりますし、形が残っているため時間が経ってからでも見返すことができる素敵なプレゼント。

結婚式でも十分にサプライズの効果があるだけでなく、色々なメリットもあります。

この記事では、結婚式にサプライズとして寄せ書きを用意するメリットや寄せ書きのパターンなどについてご紹介します。

寄せ書きの良いところ

寄せ書き寄せ書きがいいところは、その結婚式に参加できない人まで書ける点です。

よく見かける色紙にみんなで書いていくものの場合には、遠方にいる人に送るとやり取りに時間がかかったり、書くことができなかったりするというデメリットがありますよね。

ただ、メッセージカードを1枚のボードに貼り付けていくものであれば、メッセージカードを郵送して書いてもらえば遠くにいる地からでもメッセージを出せます

海外にいる人などもメッセージを送れるため、それを見つけた新郎新婦が感激するケースも見られます。

また、病院で入院している人も参加できるなど、多くの人が新郎新婦を祝えるのも寄せ書きのいいところです。

しかも、安く用意できるためサプライズの演出の中では一番リーズナブルであり、その感激ぶりもひけをとりません。

近年はインターネットを通じて参加できます。

文字を書くのが苦手だとか字が汚くなるから嫌だという人も多くいる中でインターネットを通じて参加できれば、メッセージカードを郵送するよりもさらに簡単に海外の人や遠くに住んでいる人などにも参加してもらえます。

手書きで書きたい人は手書き用で用意し、インターネット上でやりたい人はそちらでやってもらうというすみ分けを行えばより多くの人が参加できます。

 

∇電報で個人的にサプライズをしたい方は、こちらの記事がおすすめです。

結婚式で出来るサプライズ特集:電報

結婚式に贈る寄せ書きのパターン

バットに寄せ書き実際に寄せ書きをする場合もいろいろなパターンが考えられます。

色紙に書いていくのも1つですが、新郎新婦が好きなものに書いていくこともできます。

野球が好きであればユニフォームに書いていく、サッカーが好きならばサッカーボールに書いていくことが可能です。

こうすればいつまでも飾っておけて、結婚式のことをいつでも思い出せます。

また、ウィットに富んだこともでき、文字を書き込めるぬいぐるみにどんどん書いていくなども可能です。

創意工夫がいくらでもできるのもメリットであり、実際に書いてくれる側もノリノリで参加してくれます。

一方で、それぞれでおめでとうとか頑張ってねなどのよくありがちな言葉を書くのではなく、1つのテーマに沿ったお題で書いてもらうのも面白いです。

例えば、新郎との思い出の場面を書いてもらうことで、あんなことがあったとかこんなことがあったなどとその寄せ書きを見た人が色々と思い出して昔を懐かしみます。

全然接点がない人でもこのエピソードはどういうことなのかと気になり、そこで交流が生まれることもあります。

恥ずかしい思い出が書かれてしまうこともありますが、それもいい思い出です。

結婚式に出席するゲストからのサプライズ

ゲストからサプライズをしたい場合、寄せ書きは準備や手間がかからず気軽に行うことができます。先程ご紹介したような、サッカーボールやぬいぐるみといった、新郎新婦の好みに合いそうなものとペンを準備しておくだけなので、とても簡単ですね。

受付の際にゲストにそれぞれ声をかければ、自ずと出席者全員分のメッセージを集めることができます。もし、どうしても出席できない共通の友人や知人がいる場合は、事前に記入してもらうと良いでしょう。

結婚式への参列者が多い場合は、寄せ書きできる素材への配慮も必要です。全員がしっかりメッセージを記入できるよう、大きさにも注意を払いましょう。大人数の寄せ書きを集める場合、葉っぱの形をしたメッセージカードにそれぞれ記入し、木が描かれたボードに貼っていくものなどが人気です。

披露宴中の歓談の時間を利用して、こっそり新郎新婦の両親や親族にもメッセージを書いてもらうこともできます。

 

身内だけで結婚式を行う新郎新婦へ友人・知人からのサプライズ

結婚式は身内だけで行う、海外で行うなど、結婚式に参列できないこともありますよね。そんな時、寄せ書きのサプライズは便利です。この場合は、同じ職場や同級生、学生時代クラブのメンバーやスポーツチームのメンバーなど、知人同士・友人同士で作成することとなります。

それぞれ離れて暮らしていても、オンライン上でメッセージを集めて一枚の寄せ書きに仕上げてくれるサービスもあるため、わざわざ行き来しなくても作成できます。こうしたサービスは、インターネットで検索すれば多数あるため、サービス内容や予算等から選びやすいです。

 

寄せ書きは心のこもったサプライズプレゼント

車

こうした機会でなければ伝えられないものもあります。

特に、友達の場合は面と向かって感謝の言葉を伝えるなんてことはしません。

こうしたところに書き込むからこそ普段言えない思いを伝えられます。

結婚式で会ったときはふざけたことしか言わなかったのに、色紙に書かれていることは真剣なことが書かれていると色々とこみ上げるものがあります。

手紙が一番伝わりやすいですが、こうしたものでまとめることで簡単にそうした気持ちを伝えられるというのが最大のメリットです。

サプライズ演出を考えるにあたり、このやり方はかなりの時間がかかります。

しかし、当日にメッセージカードを書いてもらって二次会あたりでそれをプレゼントするのもできます。

その時には披露宴などで撮影された写真を貼り付けると一生の思い出、プレゼントとして大切にしてくれます。

新郎新婦が交流している人たちにできるだけ書いてもらえば色紙が何枚にもなり、その1つ1つに喜んでくれることは間違いありません。

結婚式の寄せ書きで避けたい表現

怒っている女性

結婚式で新郎新婦を驚かせて喜んでもらえるよう贈る寄せ書きのプレゼントですが、書く際にはマイナスの表現は避けます。

例えば、分かれる・破れる・離婚・冷える・割れる・壊れる・途絶える・「死」につながるワードなど。

結婚では新しい新郎新婦の人生のスタートを願い、気持ちが明るくなるようなお祝いの言葉を贈るのが基本です。

「明るく温かい家庭を築いていってください」「2人で力を合わせて末長くお幸せに」「お二人のご多幸とご健勝を祈っております」など、新郎新婦のこれからを願う言葉を贈りましょう。

新郎新婦が仲の良い友達の場合には、もう少し砕けた表現で心温まるメッセージを考えるのをおすすめします。

ご友人や同僚などからもらった寄せ書きを大切に保管したり、部屋に飾ったりと新郎新婦は寄せ書きをその後も見る機会があります。

いつ読み返しても心温まり、これからも良い関係性を築けていけるような素敵なメッセージを贈りましょう。

いつまでも心温まるサプライズを!

結婚式は、これから夫婦として新たな一歩を踏み出す、大きな節目となります。

これから二人が歩んでいく人生を応援できるような、心のこもったメッセージを伝える上で寄せ書きはおすすめの方法です。

結婚式に出席する場合はもちろんですが、出席できない場合も気軽に行うことができるサプライズです。

 

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