結婚式を利用したサプライズマニュアル

結婚式

結婚式では、新郎新婦がお互いに対して、あるいは両親へサプライズ演出をすることはよく行われています。

また、会社の同僚や親しい友人が新郎新婦に対して行うものも多いです。

しかし、喜ぶ姿を見たいという善意の思いで演出を計画しても、受ける側の人が不快に感じてはいけませんので、準備には細心の注意が必要です。

そこで、この記事では、結婚式でのサプライズの内容と準備期間、結婚式のサプライズ例などに触れ、結婚式を利用したサプライズマニュアルをご紹介します。

結婚式でサプライズをしよう!

結婚式

結婚式でのサプライズ演出としては、メッセージムービーやフラッシュモブ、手紙などさまざまなアイデアが考えられます。

サプライズされる側は結婚式当日までサプライズが用意されていることを知りませんので、驚きや感動が大きくなります。

どのサプライズも相手のことを考えて計画し、準備をしてきたことがわかるため心温まる結婚式となります。

また、サプライズがあれば楽しかったり感動したりとゲストを楽しませることができ、ゲストの印象にも残ることでしょう。

ただ、サプライズにメッセージムービーを流す際には誤字脱字がないかどうか、フラッシュモブをする際にはゲストの邪魔にならないタイミングかなど、サプライズの内容によってゲストや受ける側に配慮する必要があります

結婚式という、華やかなお祝いの場にふさわしいサプライズは、とても喜ばれます。一方で、配慮に欠けたサプライズは新郎新婦をヒヤヒヤさせ、他のゲストが不快に思う可能性もあるため注意が必要です。

誰が見ても好印象のサプライズにするために、準備期間を多く取り、周りに配慮が欠けないようにしましょう。

サプライズの内容と準備期間

プレゼント

まずサプライズが成功するためには、十分な準備期間が必要になります。

どんなサプライズをするか、演出内容によって準備にかかる時間はさまざまです。

1人でできる演出なのか、複数人で行うものなのか、事前に業者に依頼が必要なものなのかによっても異なりますので、十分な余裕を持って進めていかなければなりません。

例えば、手紙を読むといった演出の場合は手紙を用意するだけでよいので、1ヶ月もあれば準備はできるでしょう。

しかし、複数人でビデオレターを作成する場合などには、収録から編集まで様々な準備が必要になるので1ヶ月で完成させるのは難しいでしょう。

このように、サプライズの内容によって準備期間や準備物は大きく異なります。

また、サプライズの内容の中に誤字脱字などがあれば、それだけで白けてしまうこともあるので、十分すぎるくらいの余裕をもって取り組みましょう。

結婚式でサプライズする際の注意点

相談する女性

次に注意するべきは、プランナーへの根回しです。新郎新婦に秘密にしておきたい場合は、当然本人に事前相談はできません。だからといって、結婚式当日に他の演出に割り込んでサプライズをしても喜ばれないでしょう。

そこでプランナーへの根回しが重要になります。

結婚式当日のことはプランナーが管理をしているので、あらかじめプランナーに相談しておくと良いでしょう。

音響や照明を使いたい場合には特に細かな連携が必要になります。思い通りに演出できるかどうか、事前に練習できればなおさら良いです。

演出内容によっては断られることもありますが、それは新郎新婦にとって好ましくない可能性もあるので、断られた場合には当日強行することなくサプライズは諦めましょう

新郎新婦の考え方によっては、あらかじめ決めていた演目以外をしないようにプランナーに注文している場合もあります。全てが会場の都合によるものばかりではないため、無理な演出はしないようにするのが鉄則です。

結婚式でのサプライズ例

風船を飛ばす

実際に結婚式で行われるサプライズには次のようなものが多く挙げられます。

どのようなサプライズをしようか悩んでいる場合や、時間が限られた中で準備をしたいと考えている時などに是非参考にしてみてくださいね。

手紙の朗読

手紙とペン

まずは、新婦から新郎へ(もしくは新郎から新婦へ)の手紙の朗読です。

時間やお金をかけずに喜んでもらえることから好まれています。

直接思いを伝えるのが苦手な方は、電報にして司会に読んでもらうこともあります

電報もハート型のモニュメントに手紙を添えるなど、結婚式に向いているものあるので、こだわると喜ばれます。

また、電報と一緒にプリザーブドフラワーのプレゼントなどを用意しておくと、サプライズ感が増して良いでしょう。

電報を使ったサプライズは、ゲストから新郎新婦に向けて行うサプライズとしてもおすすめです。電報は、事情により結婚式に参加できない人から送るものだと思われがちですが、当日参加する人から送ってもマナー違反にはなりません。

少し遊び心をきかせたメッセージや、メッセージカードへのこだわり、バルーン電報の活用など、さほど披露宴の進行に支障をきたすことなくサプライズプレゼントできる便利な方法です。

∇電報を使ったサプライズについては、こちらの記事もおすすめ

結婚式で出来るサプライズ特集:電報

意外な人からのビデオメッセージ

友人側からのものとしては、芸能人からのビデオメッセージが挙げられます。

知人でなかったとしても、お金を払うことで芸能人からお祝いのコメントをもらえることがあります。新郎新婦の好きな芸能人が分かる場合は、このようなサービスを利用するのも良いでしょう。

小学校や中学校時代の友人の場合、当時の担任の先生からコメントをもらいビデオメッセージにするのも良いでしょう。地元を離れていれば尚更感動すること間違いありません。

新郎新婦の学生時代の話を盛り込んでもらうことによって、新郎新婦以外の人も楽しんでメッセージを見ることができます。

生演奏

生演奏は、BGMとは違った印象を与え、新郎新婦だけでなくゲストも楽しむことができます。

新郎新婦が相手にサプライズとして準備したり、新郎新婦がゲストをもてなすために準備したり、ゲストから新郎新婦へプレゼントとして準備したりと様々なケースが考えられます。

特に、普段楽器を演奏しない新郎が新婦に向けてピアノやギターの弾き語りをしたり、吹奏楽部出身の新郎新婦が仲間と一緒に演奏するのが代表的ではないでしょうか。

その他にも、プロに依頼して挙式でゴスペルを歌ってもらったり、ウェルカムスペースで待機しているゲストのために楽器を演奏してもらうのも粋な計らいと言えるでしょう。

ピアノが得意な友人から、歓談の時間やエンディングのBGMとして生演奏をプレゼントするのも良いですね。

∇生演奏のサプライズについては、こちらの記事もチェック

結婚式で出来るサプライズ特集:演奏編

サプライズプロポーズ

プロポーズをしないまま、自然な流れで結婚式を迎えるカップルは意外と多いです。しかし、女性としては本当はプロポーズしてほしいと心の中で思っていることも多いのが事実。プロポーズは一応したものの、納得がいかなかったと悔やんでいる新郎もいるのではないでしょうか。

結婚式は、プロポーズをきちんと行う絶好の機会でもあります。シチュエーションや演出にこだわり、ゲストの前でしっかりプロポーズすると、幸せな空気が流れ会場全体が温かい空気に包まれるのではないでしょうか。もちろん、新婦は予想外の出来事に驚き、感激してくれるでしょう。

ゲストの前でプロポーズするのがどうしても恥ずかしいという場合は、挙式前のファーストミートで身支度を終えた新郎新婦が顔を合わせる機会にプロポーズするのもおすすめです。

∇サプライズプロポーズについてもっと知りたい方は、こちらの記事もチェック

結婚式で出来るサプライズ特集:披露宴でのプロポーズ

両親から新郎新婦宛に手紙

披露宴

披露宴はフォーマルな場ですので、なかなかサプライズに踏み切れない場合には、二次会で行うというのも良いでしょう。

二次会は披露宴と違って職場の関係者や親戚が出席することは少なく、仲間内で行われることが多くカジュアルな雰囲気で行われることが多いからです。

演出の内容としては、新郎新婦の両親から新郎新婦宛に手紙を書いてもらい朗読するというものが挙げられます。

両親がいる場では照れてしまうかもしれませんが、その場にいないのであれば純粋に手紙に感動できるでしょう。

この場合は、当日まで手紙の存在を内緒にしていてもらえるように強く念を押すことを忘れてはいけません。

結婚式で出来るサプライズ特集:両親からの手紙を読む