結婚式で出来るサプライズ特集：電報
結婚式を盛り上げるためにさまざまな演出を考えると思いますが、その中でも効果的なのがサプライズになります。
新郎新婦だけではなく会場にいる人達にとってもインパクトがあり、思い出として残りますのでサプライズは最適です。
中でも、結婚式の定番ともいえる電報もサプライズの一つとして利用することができます。
電報といえば結婚式に参加できなかった方が新郎新婦にあてて送るものではありますが、方法次第では会場を明るくするとともに新郎新婦を喜ばせることができます。
この記事では、電報でのサプライズの仕方やサプライズをする際の注意点、メッセージの書き方についてご紹介します。
結婚式で定番の電報とは
結婚祝いや出産祝い、卒業祝いなどさまざまな冠婚葬祭のシーンで使うことが多い電報。
結婚式での電報は、結婚式に出席できない場合に送るのが一般的です。
電報のメリットとしては、手早く簡単に届けられメッセージが形に残るという点です。
電話やインターネット、郵便局などを使って申し込みすることができ、業者によっては当日電報を届けてくれるというサービスや海外へ送付してくれる場合もあります。
また、台紙のデザインや添えるギフトによって特別な贈り物となり、結婚式後も記念品として手元に残ります。
そんな緊急時にも便利な電報は結婚式のサプライズとしても使うことができるのです。
結婚式に参列するのに電報を送っても問題ないの？
電報は、何らかの事情により結婚式に参列したくても出来ない人が送るものだと思われていますよね。しかし、結婚式や披露宴に参加する人であっても電報を送ることはでき、マナー違反にもあたりません。
結婚式に参加するだけでは何となく物足りない、サプライズで何かプレゼントしたい、という場合によく選ばれている方法です。
もちろん、電報はゲストの前で読まれるものでもあるため、砕けすぎた内容は良くありません。マナーを守って送りましょう。
電報でサプライズの仕方
結婚式に電報は当たり前のものになりますが、これを少し変わった方法で利用することによって場を盛り上げることができます。
①有名人のメッセージを紛れさせる
一般的に電報は結婚式に参加できなかった方が、お祝いのメッセージとして紹介するものになります。
電報を利用したサプライズの方法はいくつかありますが、代表的なものとしてあるのが有名人のメッセージを紛れさせるという手です。
突然のメッセージで新郎新婦よりも大勢の方がビックリすることになると思いますし、演出として活かすこともできます。
②電報と一緒にギフトを贈る
電報と一緒にギフトを贈るというのも結婚式では人気のサプライズとなっています。
結婚式向けの電報サービスを取り扱っている業者に依頼すれば、電報と一緒にウェディング衣装をまとったぬいぐるみやプリザーブドフラワーなど記念のギフトを贈ることができる場合が多いです。
近年では、バルーン電報が人気です。バルーン電報とは、お祝いのメッセージが書かれたカードを可愛らしいバルーンにつけてプレゼントできるもので、可愛いものだけではなくおしゃれなものなど種類も豊富です。バルーンは膨らんだ状態で式場へ届けられるため、そのまま装飾としての役割も果たします。
フォトジェニックなバルーン電報は、SNS世代に特に人気があるため、結婚式の写真をシェアしたり写真映えを気にする若い世代の方に喜ばれます。
新郎新婦が着席するテーブルの近くにおしゃれなバルーン電報があれば、会場がより一層華やかになりますね。記念撮影の時にも役立ちます。
③ジョークを含んだ電報にする
その他にも、架空のキャラクターに成りきったメッセージを送ったり、本人達が知っている懐かしいエピソードを突然披露したり、手作りでメッセージを作り笑いながら喜んで貰えるメッセージを送れます。
ジョークを含んだような電報は周囲を明るくさせてくれますし、全体的に良い雰囲気になりまして記憶に残っていきます。
電報サプライズの注意点
電報を使用したサプライズの注意点は、多くの方が参加している結婚式であるということを心掛けないといけません。
お祝いの気持ちを伝える事は大事ですけど、和やかな雰囲気や笑いを意識して文面や読み上げ方も考えないといけませんし、参加されている方のなかには年配の方や親戚の方もいますので行き過ぎた内容は避けてください。
誰もがメッセージを聞いて笑えたり、明るくなれたりする事が大事ですので、笑いを追求したり、本人しか分からなかったりしないようにして柔らかい表現にしてください。
何も予告なしに送る事がサプライズとなりますが、知らせないからといって失礼になるということはありませんので、そこは気にしなくても大丈夫です。
逆に送ることを伏せておいた方が当日驚いてくれますし、特別ではないメッセージだとしても久しく会っていない古くからの友人のものであるだけても新郎新婦は喜んでくれます。
結婚式に電報を送る場合に注意しないといけない点はもう一つあります。それは結婚式場が受け取り、式の合間で読み上げるという流れになりますので新郎新婦が気付かない、受け取ったタイミングによってはサプライズにならないということが考えられます。
式場側から新郎新婦に対して事前に誰から届いているというものを知らされる可能性もありますから、結婚式で名前だけで驚かせるのは難しい場合もあります。
その点については、事前に式場側に相談しておけば解決することもあります。電報でサプライズを行いたい旨や、その内容を事前に話し合っておくと、サプライズ前に予告されることも防げますし、司会者が注目を集めるために一役買ってくれるかもしれません。
電報サプライズとメッセージ
少しでも感動して貰いたい、喜んで貰いたいと思うのでしたらオリジナルのメッセージを書いてください。
業者に依頼して用意されたメッセージを送る場合が多いですけど、オリジナルメッセージは心のこもった内容になります。
格式を考えた内容よりも手作りのメッセージの方が気持ちが伝わりますので、突然のメッセージを考えている場合は特にオリジナルを意識してください。
どうしても内容を考えるのが難しいという場合は、メッセージと共にギフトを贈れるものがありますから、そちらを利用するのも良いでしょう。
ウェディング衣装を着たクマのぬいぐるみ、プリザーブドフラワーといった形のあるものを贈れるため、相手が喜んで貰えるものを考えましょう。
∇その他のサプライズプレゼントについては、こちらの記事をチェック
まとめ
結婚式は新郎新婦だけではなく参加している人全員のことも考えて演出する必要がありますから、注意点を踏まえた上でアイデアを出してみましょう。
事前に知られてしまいバレる、バレないといったこともありますが、楽しく盛り上げる事が一番重要なことになりますから、演出の一部として考えることも大事です。
また、驚かせるということよりもメッセージの中身でお祝いしてあげると良いでしょう。
祝福する気持ちやこれからの生活を願うような心のこもったオリジナルメッセージであれば、新郎新婦はきっと喜んでくれるはずです。