結婚式場で、安くても満足できる結婚式を挙げる方法とは
貯金をする余裕がないものの、それでも結婚式だけは挙げておきたいと考えているカップルにとっていかに安くできるかが最大の関心事です。
この記事では、結婚式場で安くても新郎新婦やゲストが満足できる結婚式を挙げる方法を6つご紹介します。
これから結婚式を挙げるものの何とか費用を必要最低限に抑えたいと考えている方は是非参考にしてみてくださいね。
結婚式の費用について
プロポーズを受けていざ結婚式を挙げようと考えているカップルにとって、結婚式費用を想像よりも高く感じた方は多いのではないでしょうか?
結婚式の費用は招待するゲストの人数によって異なり、招待する人数が多ければ多い程料理や引き出物の費用が高くなります。
結婚式の費用については300万円~350万円程度かかったという方が多く、ご祝儀や親族の援助を差し引いた自己負担額は150万円以上が相場となっています。
もちろん、費用の自己負担額はゲストの人数や結婚式の規模によって異なりますが、ご祝儀などに頼らなくても良いようそれなりに蓄えがあれば安心です。
ただ、結婚式が終わった後夫婦二人の新生活が始まるため、お金を残しておきたい、結婚式の費用を抑えたいと考える方は多いでしょう。
結婚式の費用は、式場の費用のほか衣装代や会場装飾代、映像関係など、内訳を見直すことで大きく変わってきます。
結婚式の費用を押さえたい場合には、どの部分は削っても大丈夫かなど、内訳を確認して削れる分は削るようにすると良いでしょう。
ただ、料理や引き出物の内容はゲストが楽しみにしている部分なので、明らかにランクを落とされたと感じる内容は避けましょう。おもてなしの気持ちを忘れずに削りすぎないようにすることが大事です。
費用を安く抑えても満足できる結婚式を挙げる方法6つ
費用が数百万円になるようなプランは、新郎新婦の希望を叶えたものである場合が多く、必ずしもそれだけの金額が必要というわけではありません。
逆に工夫次第ではいくらでも費用を削ることができるのです。
そして安っぽい結婚式と思われないようにあの手この手のやり方で作り上げていきます。
ここでは、費用を安く抑えてもみんなが満足できる結婚式を挙げる方法を6つご紹介していきます。
1.日取りを調整する
まず一つ目は、結婚式を挙げる日取りを調整すること。
結婚式場には格安プランが存在します。
結婚シーズンにはピークがあり、春先と秋口に集中しそれ以外は閑散期を迎えます。式場としてもできるだけ稼働させたいために費用を下げてでも結婚式を行なっておきたいと考え、色々なプランが作られています。
例えば大安以外の平日は割引を行うプランです。
閑散期でも土日祝日などは需要がありますが、大安以外の平日に行うカップルは少ないです。
これを利用すれば中身の部分を削らなくてもいくらか費用を削ることができます。
ただ、親族の中には大安以外の日取りを反対されることもあるかもしれませんので、日取りに関しては新郎新婦だけで決めずに親族も混ぜて決めた方が良いでしょう。
また、少人数で行う場合や直近になって結婚式を行う場合なども割引になることがあります。
2.時間を調整する
2つ目は、結婚式の時間を調整すること。
夜に挙式するナイトウエディングのサービスを行なっているところもあります。
基本的には昼間に行うのが一般的ですが、これを夜に行うことで人気の式場を押さえられるのも特徴です。
始まりが午後6時ぐらいで披露宴まで入れれば午後10時前には終わる形です。
夜は夜で演出内容が変わり、ロマンチックな状況で行えます。
昼間に行う時とはまた違う趣の中でできるため、たとえ予算を削るのが理由でも参列者はそうは思わずその雰囲気の良さを褒めてくれます。
3.付属サービスを削る
最大のネックになるのが結婚式場が委託するサービスの料金です。
女性であれば「髪やメイクをしっかり決めたい」「たくさんドレスを着たい」と思う方もいるでしょう。
ただ、ヘアメイクやドレスなどさまざまなものを利用しますがこれだけで結構の費用がかかります。
そこで、持ち込みが自由で無料のところを利用するのがおすすめです。
これなら知り合いにお願いしてヘアメイクをしてもらったり、ドレスを知り合いから借りてそれで出たりすることもできます。
事情を説明すれば一生に一度のことに協力してくれるはずです。
カメラに関しても知り合いの人にやってもらえばかなりの費用を削れます。
衣装やヘアメイク等は、自分で業者を依頼したりすると持込料が発生することもあります。費用を控えめにしたいのであれば、持ち込み自由の式場かどうか確認しましょう。
4.お色直しをしない
4つ目は、お色直しをしないのもポイントです。
ドレス1着につき20万円はかかるとされており、1回のお色直しで20万円必要です。
お色直しをやらなければその20万円が削れます。その代わりに、新婦のヘアチェンジを行なって雰囲気を変えることでお色直しと同じ意味を持たせることも可能です。
最近ではお色直しをしないカップルが増えており、お色直しをしないとしても決しておかしなことではありません。
削るものは削るというスタンスでやるならば、衣装の部分はできるだけ削っておきたい部分です。
5.ペーパーアイテムや引き出物を見直す
あとは細かな部分でも費用を削れます。
招待状や席札などのペーパーアイテムと呼ばれるものを手作りすることで予算をカットできます。
プロに依頼するとお金がかかりますが、今ではパソコンとプリンターさえあれば簡単に作れ、しかも品質がいいものを用意できます。
招待状や席札にかかるお金は、実は侮れません。式場に依頼した場合の平均的な目安は、招待状1通あたり400円~500円が一般的。人数が多ければ多くなるほど、ペーパーアイテムの料金はかさみます。準備するのは時間がかかるかもしれませんが、費用を節約した場合特に選ばれている方法です。
6.引き出物の中身を見直す
引き出物の見直しをすることも検討すべきことです。
だいたい数千円程度が相場ですが、これを数百円削れば50人の参列者がいれば数万円は削れます。
もちろん受け取る側にとって喜ばれるものを選んでおけば、たとえ少し削ったとしてもバレることはありません。
近年話題のスマ婚とは?
スマ婚とは、結婚式プロデュースサービスのことで、費用を抑えて結婚式をあげたい方の注目を集めています。
よく知られている、結婚式場での結婚式の場合は、その式場が提携する業者を利用するため割引がききにくく、また仲介手数料を含めた額が請求される仕組みです。そのため、どうしても費用がかかります。
スマ婚の場合、一般的な結婚式場を利用することには違いありませんが、衣装や演出等における持込料がかからず、自分達のこだわりを実現しながら無駄なコストをカットできる点が特徴です。全国の提携会場を利用し、スマ婚のプランナーに相談しながら必要なものを必要なだけ厳選しながら結婚式をあげることができます。
もちろん、普段結婚式や披露宴をあげている会場を使用できるため、ゲストにはスマ婚を利用しているかどうかは分かりませんが、スマ婚限定の料理メニューも設けられていて便利です。
スマ婚と提携している会場は、全都道府県にあるわけではなく、エリアが限定されるかもしれませんが、首都圏や都市部であればお気に入りの会場を見つけやすいでしょう。
まとめ
今回は、結婚式の費用をできるだけリーズナブルにする方法をご紹介しました。クオリティを下げることなく費用を削ることは難しいことではありません。
あとは大安でなければならないとか土日祝日にやるべきだという考えを捨て、固定観念にとらわれないようにすることが大事です。
また、時間に余裕があれば、手作りでできるものは手作りでやってしまうのもおすすめです。
プロフィールムービーなども自分たちで作成でき、業者に頼むのとさほど変わらないクオリティに仕上げられます。
手作りでやる分、気持ちを込められるのもいい部分です。