結婚式のウェルカムグッズには何がある?人気のアイテムや作り方について
結婚式に招待し、来てくれたゲストに心からの感謝を込めて、引き出物を用意したり、料理にこだわったり、楽しませる演出を考えたりする方は多いのでは?
中でも、最初にゲストを迎えるとともに結婚式の案内をしてくれるウェルカムグッズに力を入れる方もいるでしょう。
ただ、ウェルカムグッズをどのように作ればよいのか、ウェルカムグッズにはどのようなものがあるのか悩むことがありますよね。
そこで、この記事では、ウェルカムボードとウェルカムドールの作り方や、そのほかのウェルカムグッズについてもご紹介します。
来てくれた感謝の気持ちをウェルカムグッズで
結婚式を行う場合、ゲストの受付を行いますが、その時ゲストに対して「ウェルカム」という気持ちを込めて置くのが、ウェルカムグッズになります。
最近では、すぐに購入できる市販のものではなく、手作りをする新郎新婦が多くみられます。
基本的なグッズとしては「ウェルカムボード」と「ウェルカムドール」を置くことが一般的です。
それだけでは寂しいという場合には、受付のテーブルに会場の雰囲気に合わせて飾り花を飾ったり、バルーンなどを使ったりするケースもあります。
バルーンなどは式後に子どもたちに配るという使い方もできます。
ちょっとした飾りとして人気なのがナノブロックです。
ナノブロックは、超ミニサイズのブロックのおもちゃのことであり、組み立てていくとドット絵のような可愛らしいオブジェが出来上がります。
ただし、ブロックは自分で作る必要があるため、飾る場合には2~5個程度がちょうど良いと考えられます。
また、置いているだけで可愛らしいイニシャルオブジェや、ウェルカムボードとプチギフトがセットになったウェルカムオブジェなども人気です。
ウェルカムグッズの作り方
ウェルカムスペースに置かれることが多いウェルカムボードやウェルカムドールなどのアイテム。
ここでは、基本的なウェルカムグッズの作り方についてご紹介します。
ウェルカムボードの作り方
ウェルカムボードの作り方はさまざまなものがありますが、基本的には制作事例を見てイメージを決めていきます。
イメージが決まったら予算を決めます。手作りですと5000円程度が相場となっていますが、100円ショップでおおよそのものが揃う場合はもっと安く作ることも十分に可能です。
結婚式の1週間前には出来上がってることが理想ですが、デザインなどにもよりますが余裕をもって用意するように心がけます。
手作りで人気が高いデザインといえば、
・黒板を使ってカフェ風のウェルカムボード
・似顔絵を記入したウェルカムボード
・二人の思い出の写真を組み合わせたウェルカムボード
・季節の花や素材を使ったウェルカムボード
このようなアイデアがよく選ばれ、DIY初心者でも作りやすいです。似顔絵に関しては、絵が得意な友人に依頼したり、プロに頼む方法もあります。
実際に作るときには似顔絵ツールなどのインターネットで無料で手に入れられる素材を用意し、その後ホームセンターや百円ショップなどで額縁やフレームなどを用意します。
黒板などを使うときには、さまざまなサイズをインターネットで購入することが可能です。
元になる部分を購入したら、デコレーション用の飾りを用意します。
百円ショップで購入出来る造花や布、リボン、紙などは種類が豊富でアレンジをすることができるようになっています。ステンシル用の型やスプレー、ペンキも100円ショップで取り扱っている可能性があるため、印刷したかのような雰囲気の文字も比較的簡単にペイントできます。
ちょっとしたアレンジをするだけでも、オリジナルティのあるウェルカムボードを作れます。
ウェルカムボードは、作りや設置場所によって設置方法が変わります。
額縁のボードにはイーゼルが必要となってきますが、結婚式場では備品として常備していることが多いため、事前に担当者と相談します。
手作りがしたいけど、全部を作るのは自信がないという場合には手作りキットも販売されています。
キットであれば業者に頼むより安く、簡単に作れるためオススメです。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーを使ったものも人気
ドライフラワーやプリザーブドフラワーをDIYして、ウェルカムボードを装飾するのも人気です。茎の長さが活かせるドライフラワーは、束ねてスワッグにしたり、花の部分を活用してリースにしたりして、ボードに貼り付けるだけなので簡単。
ドライフラワーは、花屋さんで既にドライになっているものを購入できますし、ユーカリや千日紅、スターチスといったドライフラワーに適した花を購入して、自宅でドライに加工する方法もあります。
プリザーブドフラワーは、花屋さんよりもインターネット上のショップの方が品揃えが豊富で、好みのものが見つけやすいです。多くは茎が短く切られた状態で販売されているため、スワッグよりもリースやフラワーボックスへの加工がおすすめです。
ウェルカムドールの作り方
ウェルカムドールも、衣装や飾りとなるアイテムがあれば裁縫が苦手でも簡単に作ることができます。
作り方としては、まずウェルカムドールとして使いたいドールを選びます。
お気に入りのキャラクターや縁起の良い動物などのほか、家にあるドールやドール自体を手作りするのも人気です。
新郎新婦の2体を用意しますが、種類の違うドールを用意したり、カラーやサイズを違うものを選んだりするなど好きに選びます。
次に、ドールのサイズに合わせて洋服や小物を作っていきます。
裁縫が苦手な場合には、新郎用は蝶ネクタイになるよいうにリボンを飾り、新婦用はドレスを着せないでチュールとネックレスなどの小物だけを飾るという方法でも、ウェルカムドールらしい雰囲気になります。
小物はボンドなどで飾ります。
これも百円ショップや手芸店で材料を購入することができ、手作りすることでオリジナリティのあるウェルカムドールが作れます。
ガーランドの作り方
結婚式のフォトブースに飾ったり、高砂席を装飾したり、撮影時に使ったりとさまざまな場面で活用できるガーランドも人気のウェルカムグッズの一つ。
ガーランドは
・紙のデザインにこだわってネットからテンプレートをダウンロードして印刷する
・新郎新婦の写真や思い出の写真を紐に付ける
・星やリボンを付けて華やかにする
など新郎新婦の好みに応じて仕上げることができ、アイデア次第で会場がより華やかになるでしょう。
紐につけて好きなアイテムをつなげるだけなので、結婚式準備で時間がないカップルでも手軽に準備することができます。
その他のウェルカムグッズ
他にも、受付を終えたゲストにメッセージをいただくためのメッセージグッズを備えるのもオススメです。
メッセージボードでも良いですが、サッカーボールなど新郎新婦にゆかりのあるアイテムだとより、式を楽しむことができます。
このグッズを用意する場合には、ゲストの人数に合わせたサイズを選ぶ必要があります。
ゲストの数が多い場合は、一枚の葉っぱの形をしたメッセージカードをそれぞれ配り、記入してもらうのがおすすめです。メッセージを書いてもらったあとは、木の幹がペイントされたボードに貼っていくだけ。ゲストみんなに貼ってもらうと、青々と繁る大きな一本の樹木のように仕上がります。
また、二日酔い予防のドリンクなどを用意し、ゲストに渡すのもオススメです。
披露宴ではお酒が出るため、お酒をたくさん飲んでもらえるように受付のところに置いておきます。
さまざまなウェルカムグッズがありますが、基本となるウェルカムボードやウェルカムドールは自作することも可能です。
もちろん業者に頼むことも可能ですが、自分で手作りすることによって格安かつ個性のあるウェルカムグッズが作れます。