喜寿祝いの適切な相場はいくら?相場別のおすすめプレゼント10選も紹介!

計算をしているイメージ

喜寿祝いにプレゼントを渡したいけど、いくらが相場か分からない方は多いです。祝いごとには気持ちが大事と分かっていても、実際にプレゼントすると相場が気になってしまいますよね。

喜寿祝いの相場は3,000円から3万円くらいと幅広いです。そこで今回は喜寿祝いの適切な相場や注意点、相場別のおすすめプレゼント10選を紹介します。

現在喜寿祝いのプレゼントに悩んでいる方は、本記事で相場やおすすめのプレゼントについて知っておきましょう。

 

1、喜寿祝いの適切な相場はいくらが普通なの?

喜寿祝いは77歳を迎えた時の長寿祝いです。還暦と古希の次に訪れる長寿祝いです。日本では還暦が代表的な長寿祝いというイメージがあるため、喜寿祝いを知っている方は少ない傾向にあります。ただ還暦や古希が中国由来の長寿祝いであるのに対して、喜寿祝いは日本が発祥とされる長寿祝いなので、忘れずに祝いたい長寿祝いです。

喜寿の「喜」という字の草書体が七十七と見えることに由来します。これまでは数え年で77歳(満76歳)に祝われていましたが、満年齢で数える現代では満77歳で祝うのが一般的です

昔に比べて還暦や古希は長寿祝いといえる年齢ではなく、現役で活動している方が多い年齢です。一方日本の平均寿命から考えると喜寿祝いが現代の長寿祝いといえるでしょう。2016年の厚生労働省発表による日本の平均寿命は女性が87.14歳、男性が80.98歳になっています。

そんな喜寿祝いの相場に悩む方は多いです。還暦や古希は一般的に祝われていますが、喜寿祝いについて知っている方は少ないので相談しにくいですよね。実は喜寿祝いも還暦や古希と同程度の相場で構いません。

・適切な相場はいくらくらい

喜寿祝いの相場は3,000円から3万円くらい

喜寿祝いの相場は還暦や古希と同程度です。基本的に3,000円から3万円くらいの予算があれば十分でしょう。相場は渡すプレゼントによっても異なりますが、1万円以上予算を用意しておけばプレゼントの幅が広がります。

また喜寿祝いを渡す人によっても相場は変わります。例えば孫から祖父母に送る場合は1,000円から3,000円程度、高くても5,000円程度で十分です。他にも親戚に渡す場合は5,000円から1万円程度で十分でしょう。誰から渡すかによっても喜寿祝いの適切な相場は変わります。

喜寿祝いのプレゼントの予算が足りない時は何人か集まってのプレゼントがおすすめです。この方法ならひとりひとりの予算が足りなくてもそれなりのプレゼントができます。喜寿祝いのプレゼントはあくまで気持ちが大事ですが、祝う前に予算を知っておくとより気持ちのこもったプレゼントが贈れます。

・喜寿と関連付けたプレゼントがおすすめ

喜寿祝いのプレゼントにおすすめしたいのは「紫」のプレゼント。そもそも喜寿祝いは古希祝いと同じく紫がテーマカラーです。紫は昔から高貴な色として知られており、一部の人しか身に付けられないこともありました。そんな紫は古希や喜寿といった長寿祝いにぴったりのカラーです。

喜寿祝いのプレゼントに悩んだら喜寿のテーマカラーである紫のものをプレゼントしましょう。例えば紫の花束やファッションアイテムなら季節を問わずプレゼントしやすいです。また紫のアクセサリーも日常的に付けられるのでおすすめですよ。

・現金をプレゼントする場合の注意点

プレゼントに悩んだ方が考えがちなのは現金のプレゼント。本記事では現金のプレゼントはおすすめしませんが、人によっては現金が適切な場合があります。

例えば仕事で実際に祝う時間がなかったり、遠方に住んでいたりする方は現金のプレゼントがおすすめです。もし現金をプレゼントするならしっかりとした様式でプレゼントしましょう。

現金は新札を用意して祝儀袋に入れてプレゼントします。表書きには喜寿祝いが分かるように「祝 喜寿」や「喜寿御祝」を書いておくといいです。また現金だけでなくメッセージを添えてください。

さらにお詫びの旨をメッセージに添えておけば、喜寿祝いに現金をプレゼントしても気持ちを伝えられます。現金をプレゼントする方は無理のない範囲で贈りましょう。

 

2、相場別!喜寿祝いのおすすめプレゼント10選を紹介

それでは相場別に喜寿祝いのプレゼントを紹介します。本記事で紹介した喜寿祝いの相場である3,000円から3万までのプレゼント10選の中から予算に合ったプレゼントを選んでください。

・マグカップ 【3,000円代】

毎日利用するマグカップは喜寿祝いのプレゼントに最適です。紅茶やお茶、コーヒーが好きな方には特におすすめしたいプレゼントのひとつ。喜寿祝いのテーマカラーである紫のマグカップをプレゼントしましょう。

マグカップを使う度に喜寿祝いの日のことを思い出してもらい、これからも使い続けたいという活力にもつながります。

またマグカップのプレゼントと一緒に紅茶やお茶、コーヒーをプレゼントすると喜ばれます。マグカップとセットにして贈っても3,000円代で済むのでおすすめです。

予算的にお孫さんからおじいちゃんやおばあちゃんへ喜寿祝いのプレゼントを贈る際におすすめしたいプレゼントです。

最近では、オリジナルのメッセージや名前が入った名入れのマグカップのプレゼントも人気ですが、こちらは予算が少し高くなりますので、予算に余裕がある場合には検討してみましょう。

・ハンカチ 【3,000円代】

普段使いのちょっとしたプレゼントに最適なハンカチ。ハンカチは長寿祝い以外にもプレゼントに重宝しますよね。エチケットの一つとして、常に持ち歩いている方は多くいらっしゃいます。ハンカチは外出の際に使いますし、普段から持ち歩く実用的なプレゼントとしておすすめです。人気ブランドのハンカチでも3000円代で購入できるものが多いのも魅力。

喜寿祝いにプレゼントするなら紫のハンカチがおすすめです。カジュアルな服装が多いなら綿のハンカチ。スーツなどフォーマルな服装が多いなら上品な雰囲気があるシルクのハンカチがいいでしょう。普段どういった服装を好んでいるかリサーチしながら、喜寿の方にピッタリなハンカチを贈ってみましょう。

喜寿祝いにハンカチを贈る際の注意点としては、ハンカチが漢字で書くと「手巾(てぎれ)」と読むことから気にされる方がいらっしゃるかもしれないこと。現在ではハンカチはプレゼントに選ばれやすくなっていますが、縁起を気にされる方もいらっしゃいます。

そのため、ハンカチを贈る際には「これからもよろしくお願いします」などこれからの関係性を大切にしたいと思っている旨をメッセージとして添えるのをおすすめします。そうすれば誤解を招かずに済みますので、相手のことを考えた配慮を心がけましょう。

・花束 【5,000円代】

長寿祝いをはじめとした祝いごとの定番といえば花束のプレゼントです。還暦祝いの際にテーマカラーである赤いバラをプレゼントした方は多いはず。喜寿祝いでも花束のプレゼントは人気です。喜寿のテーマカラーは紫なので紫のバラを中心とした花束がいいでしょう。紫のバラは通常のバラよりも珍しく、特別感を演出するのに最適です。

花屋さんで花束を注文する際には「喜寿祝いなので紫を中心とした花束を作って欲しい」と注文すればその時期にあった花で見繕ってくれます。また花屋さんの場合は予算を伝えるだけで予算内の花束を作ってくれるのでおすすめです。花屋さんで相談しながら、縁起の良い花言葉を持つ花や、喜寿の方のイメージに合った花などを組み合わせてもらうのも良いでしょう。

遠くの両親や祖父母に花束をプレゼントする場合は生花ではなくブリザードフラワーなど枯れない花をプレゼントしましょう。プリザーブドフラワーは手入れ不要で長く美しい状態を保つという特徴がありますので、遠方の方にお送りする場合には最適です。相場的には生花と同じ程度で購入できるのでこちらもおすすめします。

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・マッサージ器 【5,000円代】

喜寿を迎える77歳にもなると肉体的な疲れが蓄積されやすいです。健康維持のためには体を動かすことが重要ですが、肉体的に疲れていると外に出る気力も起きないですよね。そこでおすすめしたいプレゼントがマッサージ器です。

「マッサージ器なのに5,000円代?」と疑問に思う方も多いかもしれません。実は大きなマッサージチェアだけでなく、局所的にマッサージできるクッション型のマッサージ器があります。疲労が溜まっている場所にクッションを当てるだけでマッサージ効果が得られるのでおすすめです

クッションにはさまざまなカラーがあるので喜寿祝いに合わせて紫色のマッサージクッションをプレゼントしましょう。

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・ファッションアイテム 【7,000円代】

ファッション関係のアイテムは長寿祝いの定番プレゼント。

ちゃんちゃんこは喜寿祝いの場以外で身に付ける機会はなかなかありませんが、ファッションアイテムであれば日常生活で身に付けてもらいやすいとして選ばれる傾向にあります。お祝いごとのテーマカラーに合わせた洋服やアクセサリーが選べるのでプレゼントする側も選びやすいです。

またファッションアイテムはおでかけする気になってくれるプレゼントなので、普段から外出が好きな方もしくは家に引きこもりがちな方にプレゼントすると喜ばれます。

春や夏はポロシャツ、ストール、秋冬はセーターやカーディガンなどがおすすめです。他にも身に付けるアクセサリーや収納が多いバッグなども人気があります。季節に合わせた紫色のファッションアイテムを贈りましょう。

・デジタルフォトフレーム 【7,000円代】

喜寿祝いに思い出をプレゼントしたいならデジタルフォトフレームがおすすめです。一般的なフォトフレームと違って写真をフォトフレームに贈れます。例えば喜寿祝いの日にデジタルフォトフレームをプレゼントして、その後祝いの日に撮影した写真をネットでフォトフレームに表示させられます。

喜寿祝い以外にもお孫さんや風景の写真などを贈れるのでいつでも思い出を共有できます。写真はデジタルフォトフレームを起動していれば随時更新されて表示してくれるので煩わしい操作は必要ないのでおすすめです。木製タイプのものやガラスタイプのもの、名入れ可能なものなど種類はありますので、予算や好みに応じたものを選びましょう。

・名入れ日本酒、ワイン 【1万円代】

喜寿を迎えた方がお酒好きなら日本酒やワインがおすすめです。しかもただの日本酒やワインではなく名入れされた商品をプレゼントしましょう。名入れ日本酒やワインはラベルに「祝 喜寿」「喜寿 おめでとう」といった文字が書ける商品です。

ラベルにはこの他にも文字が入れられるので世界にひとつだけのプレゼントができます。食事会の時にプレゼントすれば一緒に日本酒やワインを味わえるので人気が高いプレゼントです。もし日本酒やワインのプレゼントを考えているなら少し予算をプラスして名入れ日本酒やワインをプレゼントしましょう。

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・似顔絵 【1万円代】

さまざまな記念日の定番プレゼントといえば似顔絵。喜寿を迎えたその時の表情をイラストとして切り取ってプレゼントできます。写真とは違ってイラストだから表現できる温かみや感謝を伝えられます。

似顔絵のプレゼントは事前に喜寿を迎えた方の写真を贈るだけでイラスト作成してくれます。まずはどんなイラストがいいのか数多くの似顔絵販売店を見て選びましょう。各店によってイラストの雰囲気が異なります。

また本人の似顔絵だけでなく家族や愛犬のイラストも加えられるので、長寿祝いという記念日だからこそ他にはない似顔絵のプレゼントをしてみてはいかがでしょうか?

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・腕時計 【2万円代】

毎日身に付けるプレゼントでおすすめなのが腕時計です。喜寿祝いに腕時計をプレゼントすることで、「これからも長い時間を刻んでほしい」と長寿を願う気持ちを伝えることができます。

喜寿祝いにプレゼントする際にはただの腕時計ではなく防水や防塵など機能的に優れた腕時計がおすすめ。特にアクティブな趣味を持っている方は壊れやすい腕時計は危険なので機能的な腕時計をプレゼントしましょう。

最近では機能的な腕時計でも1万円から2万円ほどで購入できるので予算を圧迫しません。また家族とお揃いなどペアウォッチをプレゼントしても喜ばれます。

・寝具 【2万円代】

健康は良質な睡眠から始まります。喜寿を迎えた年齢にもなると寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりすることは多いです。そこでプレゼントしたいのが寝具です。枕や布団など高品質のものをプレゼントすれば良質な睡眠が取れます

ただ2万円代という予算を考えると寝具一式はプレゼントできないので、オーダーメイドの枕のプレゼントがおすすめです。一緒に作りに行って、高さや素材を選べば体に負担のない枕を作れます。最近寝つきが悪いと相談された方は喜寿祝いを機会に寝具をプレゼントしましょう。

 

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まとめ

喜寿祝いの適切な相場を紹介しました。相場はあくまで参考程度にして喜寿祝いのプレゼントを渡しましょう。趣味のものや生活に役立つプレゼントは喜ばれやすいです。今回は一般的な予算内のプレゼント10選を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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