オリーブ
ワインにとってもよく合うおつまみに欠かせない食材の一つにオリーブがあります。元々、ワインとオリーブは、地中海性気候の名産という特徴があります。地中海性気候の代表は、スペイン・ギリシャ・カリフォルニアなどが有名ですが、南アフリカやオーストラリアなどにも見られ、冬季温暖で夏に乾燥するのが特徴です。この気候が、美味しいワインとオリーブを育てます。

オリーブは、何も付けたり調理しなくても、そのままで十分ワインに合うおつまみになるのですが、ひと手間加えるだけで、パーティーなどにも喜ばれるエレガントで美味しい料理にアレンジできます。例えば、オリーブを細かく刻み、オリーブオイル・アンチョビ・トマトのみじん切りを加えて混ぜ、それをバゲットのスライスに載せます。

ほんの数分で出来るお手軽レシピですが、頬が落ちそうな美味しさです。しかも、このレシピは基本の材料に他の食材を加えて、バラエティ豊かな二品目、三品目が出来るのが魅力です。カッテージチーズや、ツナを入れると、グッとコクのある味わいになります。

ドイツ人は、ワインと一緒にぶどうを食べる習慣があるのですが、その時には、楊枝にオリーブ・チーズ・ブドウを刺して一緒に食べることが多く、ぶどうを原料とするワインとぶどうの組み合わせは、「親子丼」ならぬ「親子カナッペ」というところです。この基本のレシピを応用すれば、それぞれの好みや季節に合わせて、多彩なおつまみを作ることができますので、思い切ったアイディアでパーティーの人気ものとなること間違いなしです。