食卓に並ぶといつもの献立でも華やかにしてくれたり、一緒に飲むと料理の味を高めてくれたりする赤ワイン。
赤ワインには、ポリフェノールによる抗酸化作用を代表として、ダイエット効果や動脈硬化の予防効果などが期待できます。
ただ、思いっきり飲んで楽しいひと時を過ごしたいところですが、女性の目線で気になるのがカロリーや糖質量。
赤ワインのカロリーや糖質は他のお酒と比べてどのくらいなのでしょうか?
今回は、近年お酒を楽しむ女性が増えた背景に触れながら、赤ワインのカロリーや糖質量、飲む際の注意点についてご紹介します。
女性にも浸透してきたお酒の楽しみ
近年において、お酒とは人生を豊かにする嗜好品の一つと考えられています。
以前は、成人男性の飲み物という感覚が強く、あまり成人女性には関係のない飲み物でした。
しかし、女性の社会進出を機に、男女平等の考え方が社会一般に浸透したため、成人女性も成人男性と同様にお酒を楽しむことができるという意識が一般的になりました。
そして、今日においては、男女を問わず多くの人がお酒を楽しんでいます。
こうしたお酒ですが、海外からも簡単に手に入れることができるため、種類は非常に豊富です。
そのため、自分の好みにあったお酒を自由に選ぶことができます。
女性に人気の赤ワインのカロリーや糖質量について
女性にとって、お酒のカロリーは特に気になるものとなっています。
なぜなら、多くの女性は美容やダイエットに強い関心があるため、飲酒が及ぼす悪影響を意識しているからです。
確かに、アルコールを摂取すると食欲が増進するため、おつまみを過剰に食べ過ぎると太ってしまう可能性があります。
ただ、アルコールに含まれているカロリーは、糖質や脂質より優先的に消費されるため、アルコールが太ってしまう直接の原因ではありません。
ポリフェノールを含み、適量であれば美容や健康に良いとされ、女性に人気の赤ワインについては、ワイングラス一杯で約75kcalです。
その他の同量のお酒と比較すると、カロリーは低いものとなります。
赤ワインの糖質量については100gあたり1.5gであり、白ワインは2g、ビールは3.5g、日本酒は3.6gと他のお酒と比較すると少ないです。
ただ、100gあたり1.5gだと他の食品と比較すると高品質です。
赤ワインを飲む際の注意点
このように、赤ワインは他のお酒と比べるとカロリーや糖質量が低いお酒です。
ただ、カロリーや糖質量が低いからと言って飲み過ぎてしまうと、太る原因になったり、赤ワインに含まれるタンニンの摂取のしすぎで便秘になったりする恐れがあります。
また、赤ワインの良きおともである、お肉料理やチーズなどのカロリーにも注意が必要です。
これらはカロリーが非常に高く、ワインとともに多く食べ進めてしまうとせっかくの赤ワインの低カロリーが無駄になってしまいます。
そのため、赤ワインを飲む場合は飲み過ぎやおつまみの食べ過ぎに注意すると、楽しみながら味わうことができます。
赤ワインは1日1~2杯を目安にして、一緒に食べる物にも気を使いましょう。