料理やおつまみと一緒に飲んだり、コクや深みを出すために料理に入れたりできる赤ワイン。
中でも赤ワインは肉料理と相性が良く、「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」と言われているほど有名な話です。
肉料理にはさまざまなものがありますが、特に肉汁が溢れだす旨味たっぷりのハンバーグとの相性は抜群で、ワインも食も進みます。
ただ、赤ワインはブドウ品種や飲み口などが異なり、どれがハンバーグによく合うのか迷うこともあるでしょう。
そこで、今回は、ハンバーグに最適な赤ワインの選び方についてご紹介します。
赤ワインには肉料理が合う
赤ワインに合うお料理と言えば、誰もが思いつくのは“肉料理”。
赤ワインは苦みが特徴的ですが、肉料理の旨味と甘味と合わさることで絶妙なバランスとなり、どちらも美味しく味わうことができるのです。
ステーキやローストビーフ・合鴨やすきやきなどと赤ワインを楽しむ方も多いと思いますが、中でもおすすめなお料理が「ハンバーグ」。
ハンバーグと言えば何となく『子どもの料理(メニュー』という印象が付きまといますが、粗びきの胡椒を効かせたスパイシーなハンバーグやたっぷりとチーズを使ったハンバーグ、おからや豆腐を使ったヘルシーなものまで、大人にぴったりなハンバーグは意外と多いのです。
さて、そんな大人味なハンバーグに合う赤ワインを考えてみましょう。
ハンバーグに合う赤ワインの選び方
赤ワインと言っても、ブドウ品種(赤ワインに使用されるブドウは黒ブドウです)・原産国・販売価格から考えてもそのバリエーションは相当な数があります。
ワインの原産国=フランスと思うのが一般的かもしれませんが、最近では南アフリカやチリ等からも低価格でハイクオリティーな赤ワインが量産されています。
価格帯で言うと上は数十万円~下は数百円台と、天と地程の価格の幅があるワインの世界ですが、千円~三千円程度の赤ワインでも十分な満足が得られる物が多いです。
ワインの飲み口としては、ライトボディ・ミディアムボディ・フルボディが挙げられます。
好みやハンバーグソースにもよりますが、焼いてから甘めに仕上げたいわゆる家庭のハンバーグには肉のうまみが楽しめるようミディアムボディぐらいが丁度良いでしょう。
また、デミグラスソースを使って時間をかけて作られた煮込みハンバーグには、フルボディの赤ワインが相性抜群です。
さらに、ブドウの品種ですが、代表品種のカベルネ・ソーヴィニヨンに並び、ポピュラーな品種のメルローがおすすめです。
メルローは酸味が少なく、強く・柔らかなタンニンが特徴です。
是非合わせて味わって欲しい組み合わせです。