解説!シャブリの豆知識:アルゼンチンワインの特徴

[最終更新日]2018/10/01

南あめりか大陸南部に位置するアルゼンチンは、亜熱帯ジャングル地帯や樹林、荒野、大草原、乾燥地などさまざまな自然を有している国です。

ブドウ栽培が盛んにおこなわれている地域では、昼夜の気温差が大きく、良質なブドウが生み出され、瓶詰めされたワインは世界中のワイン愛飲家から親しまれています。

今回は、アルゼンチンワインのワイン造りの歴史や生産環境、使用されているブドウ品種に触れながら、アルゼンチンワインの特徴を見ていきましょう。

アルゼンチンのワイン造りの歴史や生産環境

アルゼンチンの環境

スペインの植民地だったアルゼンチンは、1580年にブドウ栽培が開始されます。

19世紀にヨーロッパから栽培技術や醸造技術が伝わり、ワイン産業が発展し、1990年代になると、外国資本が入ってくるようになり、高級ワインの生産にも取り組むようになります。

アルゼンチンの大きな特徴としては、アンデス地方の雪のおかげで、きれいな水に恵まれていること。

また、乾燥した気候でぶどうの病害の発生も少ないため、質の良いぶどうが生産され、美味しいワインができるのです。

アルゼンチンはブドウの栽培面積が約23万ha、ワインの年間生産量としては現在では世界第5位を誇っており、アルゼンチンには有名なワイナリーが数多くあります。

ワイナリーの数としては2000以上存在しており、最近では最新の設備が整った工場で大量生産に取り組む工場も増えてきています。

以前は国内での消費率が高くデイリーワインを中心に生産していましたが、近年では高品質なデイリーワインだけでなく、プレミアムワインの生産にも取り組んでいます。

アルゼンチンワインに使用されているブドウ品種

カベルネ

ぶどう品種は、赤ワイン用ではカベルネ、マルベック、ソーヴィニヨンなどがあり、白ワイン用では、シャルドネ、シュナン・ブランなどがあります。

赤ワインは、果実の味が力強く、バランスの良い酸味があり、風味が豊かなのが特徴です。

白ワインは、全体的にバランスが取れたワインが多いです。

アルゼンチンワインは、原産地呼称制度によって管理されています。

しかし、ヨーロッパのワイン法に比べると緩やかです。

アルゼンチンのワイン産地として有名なのが、メンドーサ州です。

メンドーサ州の赤のマルベックは、アルゼンチンのぶどう品種のエースです。

一方、白ワインで代表的なのが、トロンテスです。

トロンテスは、甘口のワインですが、酸味も少しあり、バランスが取れています。