酸味の効いたさっぱりとした口当たりや爽やかさが特徴の白ワインですが、使われているブドウ品種は銘柄によってさまざま。
ブドウ品種によって味わいが異なってくるため、選ぶ際に悩んでしまう…ということもあるでしょう。
このような時にブドウ品種の特徴を知っておくと、ワイン選びの基準となり、お気に入りが見つけやすくなるかもしれません。
今回は、白ワインの健康効果について触れながら、有名な白ワイン用ブドウ品種の一つであるソービニヨン・ブランの主な産地や、味、香りなどの特徴についてご紹介します。
日本人は白ワイン好きが多い!白ワインの健康効果について
ワインは、世界中で愛されている飲み物です。
最近は、価格が安くなったことから、日本でも手軽にワインを楽しむことができます。
ワインの中でも、日本人は、和食と相性が良い白ワインが好きな人が多いです。
また、ワインは健康や美容に効果があると広く知れ渡ったことから、特に健康・美容志向のある女性にも人気が集まっています。
白ワインは有機酸を多く含んでいることから、腸内環境を整える効果が期待できます。
加えて、カリウムやナトリウム、カルシウムといった豊富なミネラルを含んでいることから、むくみの改善やダイエット効果、骨粗しょう症予防効果も期待できます。
日本で人気のある白ワイン「ソービニヨン・ブラン」とは
白ワインは、白ブドウが原料で、甘口から辛口まであり、世界中にさまざまな種類があります。
日本で人気がある白ワインのひとつが、ソービニヨン・ブランです。
ソービニヨン・ブランは、フランスの西部が原産地の白ワイン用ブドウ品種です。
個性的な香りと爽やかな酸味が特徴の品種で、世界中にファンがいます。
ソービニヨン・ブランの柑橘系の香りは、産地が寒いところから暖かいところになると緩やかに変化し、酸味も柔らかになります。
ソービニヨン・ブランの産地としては、フランスのロワール地方やボルドー地方、ニュージーランドが有名ですが、アメリカのカリフォルニアや南米でも栽培されています。
ソービニヨン・ブランの特徴
このソービニヨン・ブランの特徴は、草の青々しい風味です。
未熟な時だと青臭さを感じますが、熟すとトロピカルな風味に変わってきます。
ソービニヨン・ブランには、ハーブやグレープフルーツのような香りがあり、酸味とビターな味わいが調和しています。
ニュージーランドのソービニヨン・ブランは、フランスのものよりも香りが強いです。
そして、非常にシャープでクリーンな味わいです。
世界的に有名になったのが、南島のマールボロ産のものです。
マールボロは、ニュージーランドで栽培面積が第1位となっており、「ソービニヨン・ブランの聖地」と呼ばれています。