赤ワイン豆知識:赤ワインが好きな国は??

[最終更新日]2018/10/01

赤ワイン

世界各国で親しまれている赤ワインですが、赤ワインが好きな国、つまり赤ワインの消費量が一番多い国はどの国かご存知でしょうか?

生産量が多い国が一番消費量が多いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、お酒の取り締まりや健康志向、色に対する考え方によって消費量は異なってきます。

そのため、赤ワインの生産量が多い国=赤ワインの消費量が多い国、ではないのです。

今回は、赤ワインの消費量が多く赤ワインが好きな国や、赤ワインを飲んでいる人が多そうなフランスの赤ワイン消費量などについてご紹介します。

赤ワインの最大消費国は中国

赤ワインの消費が多そうな国というと、フランスやイタリアなどのヨーロッパ諸国を連想する方が多いでしょう。

しかし、実は赤ワインの最大消費国は、中国です。

2013年にフランスを抜いて、初めて世界の赤ワイン消費量1位となりました。

中国はワイン生産国でも6位にランクインしており、寧夏省と山東省はブドウの主な栽培地です。

中国では、赤ワインが健康増進に役立つと考えている人が多いです。

さらに、赤色は幸運の色とされるため、赤ワインに人気が集中しています。

一方で、白色は「死の色」として考えられているため、それほど好かれていません。

このような理由から、中国では赤ワインが人気であり、白ワインやロゼ、スパークリングワインはそれほど人気が出ないと考えられています。

フランスの赤ワイン消費が減少した背景


フランスは世界でたくさんのワインを生産している国で、かつては健康に良いと消費が盛んでした。

しかし、最近になってアメリカの学者がフレンチ・パラドックス、という説を主張するようになりました。

これはフランス人の喫煙率が高く、肉やバターといった動物性脂質の消費量が多い理由に、赤ワインが関係しているというものです。

健康に良いとたくさん飲む一方で、一緒に食べる物が不健康だという指摘ですが、それによって安物のワインを中心に消費が減っています

また、飲酒運転の取り締まりが厳しくなっており、公共交通機関が日本ほど便利でないフランスでは、車の免許を取り上げられないように外出先で飲酒をする人が減っています

安価で生産するより品質の良いワインを優先するようになり、赤ワインが身近でなくなった背景があります。

イギリスも赤ワイン消費量が多い国


次に、イギリスはワインの生産量は少ないですが、消費量は比較的多いです。

これは世界的に有名な生産地であるボルドー地方が、かつてはイギリス領であったことと縁があります。